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含水率が計測法によって異なる
含水率が計測法によって異なる 同じ粉末の、異なる含水率結果が、2箇所から届きました。同じ検体なのですが1つの結果は1%で、もう1つは6%です。聞けば計測時の温度が、60度と100度の差とか。 どっちがいわゆる正しい含水率なのでしょうか?
- tokyotokyotokyo
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回答No.3です。 60℃と100℃とでは方法自体が違うのですから、 1%と6%という値の違いは、いわゆる誤差 の話ではありません。 多くの場合は100℃で測ることが多いのですが、粉末の種類によっては、 100℃では分解し始めるような性質のものもありますので、 もっと低い温度で測定することに決められているサンプルもあるのです。 また、より厳密に、温度を全く上げないで減圧乾燥するなど、 加熱乾燥とは違う方法で測定する事になっている場合もあります。 いずれにしても、どちらが正しい(より適切)かは、 サンプルの種類や、それぞれの分野の取り決めによることですので、 それらについての情報を集めた上で判断する必要があります。 そのような情報が無いのであれば、 方法・条件を付記して、それぞれの測定値を示すしかないと存じます。
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- TEOS
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一番の問題は、検体の粉末の高温での熱分解です。たとえば活性炭みたいに多孔質の物だと、測定温度で、 大きく含水率が変るので、水の沸点より高い温度で測定する方が正確と考えます。 今回の検体は、100℃での熱分解・化学変化しないかが、争点になります。 文献で調べて、考察下さい。 専門機関なら、熟知していると考えますが、どのような所に、測定依頼しましたか??? 私は、すべて、自分で測定しますのでね。
- indoken2
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方法が違うのですから、答えが違うのは当たり前です。 どちらが正しいか(適切か)は、測定の目的によることです。 何にお使いになるのか分かりませんが、 多くの業界、分野では、それぞれのサンプルの種類、データの使用目的に応じて、 どのような条件で測定した含水率を使うか について取り決めをしています。 もし、そのような取り決めが無いのでしたら、 方法を注記して含水率データを示せばよいでしょう。
- gohtraw
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#1です。若干補足を。 どちらが正しいかといえば、より多くの水分が固体から除去される条件で得られる値の方が正しいとはいえるでしょう。ただし100℃で粉末の分解が加速する場合などはこの限りではありません(粉末の分解が水の除去としてカウントされてデータの正確さに影響を与えるため)。また、先の回答に書いたようにどんな目的で測定しているのかによってもどちらが正しいか(データとして適切か)は変わってくると考えられます。
補足
業界の水準みたいなものはないのでしょうか? この粉末は食品の添加物として使うような方面のものです。 1%と6%だと、含水率テストなんてなくてもいいような気がします。計る側がどんな方法によるかによって、6倍ものひらきがあるなんてちょっと含水率という言葉の信憑性まで疑ってしまいます・・・
- gohtraw
- ベストアンサー率54% (1630/2966)
測定法の詳細が判らないのですが、60℃、あるいは100℃に加熱した時の重量減少を見たりしているのでしょうか。あるいは加熱によって放出される水分量を測っているとか。 例えば水を吸着(単なる付着ではなく)するような固体の場合、どれだけの水を吸着するかは水を吸着した固体と、それが接している気体の間の平衡で決まります。一般にこの平衡は温度が高い方が吸着量が少なくなるはずです。 また、単なる付着の場合でも有限時間での測定である限り温度による差が生じて当然です。気温の違いによって洗濯物が乾く速さが異なるのと似ていますね。 で、どちらが正しいかなのですが、これは一概にはいえないですね。例えば何かの粉末に吸着させた水を加熱により脱着させる場合、脱着の時の温度が100℃なのであれば含水率のデータとしては100℃のデータを使うべきです。どういう目的で含水率を測定するかによるということです。
補足
普通に粉末を渡して、この含水率を知りたい と渡しただけです。 粉末はそのまま使うので、水に混ぜたりとか色々なことはしません。 ただ単に、その粉末の含水率が知りたい だけなのです。 で、出た結果が1%と6%で、戸惑っているわけです
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