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回答(16件中 1~5件目)
愛国心という言い方をするとなにか拒否感が出てしまう昨今ですが…。
わたしは共有の価値観とも言える「正義」は必要だと思います。戦前は無理にその「正義」と愛国心を結びつけたのが失敗のもとでしょう。
愛国心なんていうおおげさな言い方じゃなくて、身近なものを愛すること、そして自分とそれを育ててきてくれたものに対する感謝と愛情が必要なんですよ。家族、そして地域を誇りに思える教育です。もちろん過度なものは排他的なものを作り出してしまいますが。
それから愛国心というとやっぱり戦前の政府による強制的な服従という意味を感じ取ってしまうと思いますが、実際、国民に本気で国を愛する心があるなならだめな政治家はぶっ潰されるだけです。今はあまりにも愛国心がなく、日本を愛せないから、無関心になってしまうから、売国奴とも思えるような政治家や官僚をのさばらせてしまうことになるんです。愛国心という場合の国は本来は政体の意味の国家ではないんですよ。変にナショナリズムにかたよらなくったって国は愛せるし愛すべきです。そうじゃなければかたよった個人主義になるだけでしょう。どんなに個人主義に偏ったところで結局は親や社会がなければ個人すら成り立たないことはわかっているはずです。日本では個人主義が意味なく礼賛されることが多いですが…ほんとに必要なのはバランスですよ。今はあまりにもつまらない個人主義が先行しているおかげで(それまでの全体主義の反動なのでしょうが)さすがに全体主義のいいところが恋しくなっている人も多いことでしょう。
程度問題ですが、愛国心云々よりは親と社会そのものへの感謝と誇りを感じれるような教育が必要でしょう。今は勝手に生んだんだから責任とって育てろよとガキがほざくようなレベルですからね、そこから脱出すべき教育は必要かと思います。
投稿日時 - 2003-08-03 04:01:51
国民国家がここまで崩壊すると教育することも必要なのでしょう。もっとも愛国心そのものは教育できないのですけどね。
思うに愛国心、すなわち国民精神は、我々の国という意識と共にできたものです。したがって絶対王朝時代にはなかったものです。世界最初の国民国家はフランス革命と共にできました。王朝の国家から国民自身の国家ができたのです。ここで国民といいましたが、実は国民もこのときできたのであって、自らが国家に帰属意識を持って国民が誕生したのでした。
その後、ナポレオン戦争を経て周辺諸国も、フランスに触発され国民意識が発揚されました。しだいに各地に伝播し、王朝の領地となっていた地域で革命が起こり国民国家が世界中に広まったのです。
ここまで述べたとおり、決して教育によって国民精神が生まれたわけではありません。みずから国を意識する環境があったと言ったほうが実態にあっています。
そういう環境がない以上は、やはり教育するしかありませんが、まあ愛国心を持てと言ったところで教育にならないことは言うまでもないでしょう。国家がなぜ必要かから教える必要があります。
投稿日時 - 2003-08-01 21:12:52
そうですね。難しい問題です。
すでに回答されているみなさんの言葉に啓発されてこのように考えました。
公と私、国家と家族・郷土、つながっているようで対峙するようで、どこにバランスポイントがあるのかによって違ったものになりそうです。
でも、愛国心をこのように定義したらどうでしょう。
『より高次の価値が求められ、ひとつが達成されてもさらに高次の達成をめざす。それが実現されている国であればこそ、自らもその一員である誇りを持って愛着し、参加し、支えてゆく気概をもつ。』
ここでの“高次の価値”の内容はあえて限定しません。孔子・釈迦・マホメット・キリスト・その他庶民の智恵・古今東西の智恵ある言葉をすべて含むもの、とでもしておいてください。
そうすると特別なカリキュラムをもってするよりも、生活全般にわたって智恵を駆使し自らを律しているオトナの姿をコドモたち(大人同士も)が見て手本とする方が効果的ではないでしょうか?
つまり、愛国心教育の必要性を説く人々は「自分の信じる最高の価値を体現して生きる。それが手本として魅力的に見える。」という生き方をしなくてはならないのですが…。
いささか長くなりますが、私は一時期あるヴォランティアグループの主要メンバーでした。そうすると“非”主要メンバーが参加し、支える気概をどのくらいもっているのか、もっともっと考えて、もっともっと議論してもっともっと団結できるのではないか…。そんな気分になるのですね。リーダーとしての自信のなさが支えを必要とするのです。
愛国心教育を説くリーダーたちはどうなのでしょう。
投稿日時 - 2003-07-31 22:12:30
愛国心よりも、
人類愛を学ばせるべきではないでしょうか。
命の尊さを学ばせるべきではないでしょうか。
自国を誇りに思う心は、他国を蔑視する思考につながりかねません。
また、過度な愛国心は、戦争に巻き込まれた時に、壊滅状態になるまで戦い抜くなどという思いを持たせる危険性があります。
分が悪いと思えたら、あっさり白旗を掲げて、占領下におかれる道を冷静に判断できる思考を持たせることが大切だと思います。
言葉をかえるなら、自分と祖国は運命共同体などではなく、祖国を見捨てることも選択肢になりえることを、教えた方がいいような気がします。
祖国を愛しすぎて、玉砕覚悟で最後の最後のまで戦い抜くことほど愚かなことはありません。
祖国を守ることよりも、自分や家族の命を守ることの方が大切だということを、教えるべきだと思います。
投稿日時 - 2003-07-31 01:24:47