• ベストアンサー

電荷移動錯体について

 アントラセンは、弱い電子供与体として、 また、キノンは、電子受容体としての働きを持っているそうです「光と物質、伊藤道也」。  錯体が形成した際の、電荷の位置を教えてください。どことどこが、結合するのでしょうか?

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hajimex
  • ベストアンサー率37% (3/8)
回答No.1

こんばんは。磁性関係の研究をしている者です。 アントラセンーキノンの場合ですと、アントラセンは正電荷、キノンは負電荷がそれぞれの共役した骨格上に非局在化しています。 ですから「電荷の位置」を決めることはできません。 電荷の偏りはあるでしょうけど。 電荷移動錯体の受容体ー供与体にはこの非局在化した電荷の間に静電的な引力がはたらいています。 これが電荷移動錯体の結合力となる力です。 受容体ー供与体間に共有結合のような強い結合はありません。

ronyasu
質問者

お礼

早速、お返事有難うございました。 少し、わかったような気持ちになりました。

ronyasu
質問者

補足

>ですから「電荷の位置」を決めることはできません。 電荷の偏りはあるでしょうけど。 --- あえて電荷の偏りを表すと、どのようになるでしょうか?

関連するQ&A

  • 電荷移動錯体の吸光度と濃度の関係について

    クロラニルなどの電子受容体(以下A)とヘキサメチルベンゼンなどの電子供与体(以下D)を混ぜ合わせて電荷移動錯体を得る。このときDの濃度をAの濃度よりはるかに高くしておくと以下の様な式が成り立つ {(d*Ca)/α}={(1/ε*K*Cd)+(1/ε)}・・・(1) dは光路長、CaはAの濃度、CdはDの濃度、Kは錯体生成の平衡定数、εは形成された錯体のモル吸光係数、αは吸光度 なぜ(1)のような式になるのかがわかりません あるひとつの物質についての吸光度が α=ε*C*d・・・(2) dは光路長、Cは濃度、εはモル吸光係数、αは吸光度 で表されることはわかっています なので(1)を(2)のように変形すると α=ε*{K*Ca*Cd/(1+K*Cd)}*d・・・(3) と変形できるので(2)と(3)を比べるとわかるんじゃないかと思うんですが皆目見当もつきません なぜ(1)のような関係式が成り立つのかを教えていただけないでしょうか? また、(1)を(3)のように変形したのは妥当な考えなのでしょうか?

  • 錯体の用語について

     錯体で、配位子でないほうの、金属にあたるものは学術用語としてなんというのでしょうか?  辞典などで探してみると、電子を受けるものとして「受容体」、とか「中心原子」という用語があるようですが、何か違うような気がします。  その他の言い方をご存知の方いらっしゃいましたらお教えください。

  • 水分子は水素結合をしますが水素供与体ですか?受容体ですか?

    水素結合のことで質問があります。 いろいろ調べていると-OHや-NHは水素供与体とあります。だから水も水素供与体となっています。しかし、酸素も窒素も、孤立電子対があるので水素受容体にもなりえると思うのですが、水が水素供与体とだけ言われている理由を教えて下さい。 水はなんらかの理由で水素受容体にならないのですか?よろしくお願いします。

  • 硝酸の構造式

    硝酸の構造式は下記のどっちになりますか? 矢印の向きを忘れてしまいまして。 (1)HO-N=O  (2)HO-N=O     ↓        ↑      O         O (1)の方だと思っているのですが ちょっと不安でして。 負電荷から正電荷へ矢印を伸ばすのか、 それとも、電子供与体から電子受容体に伸ばすのか? 少し混乱しています。 よろしくお願いします。

  • 錯体・有機金属について

    錯体・有機金属の問題の答えを教えてください。1つだけでもいいです。ヒントだけでもいいので・・・。 1.次に示す錯体の置換反応に関する経路(中間体または遷移状態)および生成物を示せ[錯体の反応]。 [PtCl4]^2- + 2NH3 → Cr(CO)6 + PPh3 → Ni(en)(Cl)2 + Br^- → 2.次の術語について具体例を挙げながら説明せよ[多様な配位結合]。 逆供与 μ^2結合 η^6配意 π-アリル配位子 3.パラジウムを触媒とするクロスカップリングについて触媒サイクルを示しながら説明せよ[触媒反応]。 4.次の問に答えよ[基礎的な事項およびd軌道の分裂]。 次の錯体および錯イオンの構造を示せ。 Mn2(CO)10 Fe(Cp)2 Ni(CO)4 [Cr(en)2(py)(NH3)]^3+ 次の錯体について回転軸および鏡映面を示せ(配位子を球と考えてよい)。 HCo(CO)4 Pd(PPh3)4 [Cu(OH2)6]^2+ 点群(対称性群)がOhおよびD5dに属する錯体を示し、その立体的な構造を描け 結晶場安定化エネルギーについて説明せよ。

  • ビウレット法とローリー法に

     ビウレット法は塩基性条件下で二価の銅イオンがペプチド結合をもつ物質と錯体を形成するとのことですが、錯体を形成するのはペプチド結合しているNの非共有電子対と配位結合をするということでいいのでしょうか?  ローリー法はフェノール試薬(モリブデン酸、タングステン酸、リン酸の化合物)がチロシン、トリプトファン、システインのフェノール基によって還元され、リンモリブデンブルーやリンタングステンブルーの青色を呈するとのことですが、どの様な反応なのでしょうか?  そもそもリンモリブデンブルーやリンタングステンブルーとはどの様な化学式なのでしょう?

  • 原子価結合法について

    Pt2+の四配位錯体はdsp2の混成軌道を形成し、反磁性です。原子価結合法で錯体の電子配列をどうやって示せばよいのですか。また、なぜ反磁性になるのか教えて下さい。よろしくお願いします。

  • 原子の結合について

    ほとんどの分子・物質は、原子同士が、電子によって結合されているのだと思いますが、電場や磁場をかけることによって、その結合力の強弱は変化するものなのでしょうか? たとえば、絶縁体の誘電分極などです。 電子雲が曲がる(?)というか、原子の正電荷と負電荷の中心がズレるようですが、この現象が起こっている状態では、通常と比べて、結合力に変化があったりするのでしょうか? 質問No.477751を見て、「不安定になる」ということはわかったのですが・・・。 どうかよろしくお願いします。

  • 石炭の非共有結合

    石炭の非共有結合として 1. ベンゼン環のパイ電子-パイ電子相互作用 2. 電子供与基と電子受容基の電荷移動による力 3. ファンデルワールス力   が知られているようです。 このうち、1,2について、具体的に教えてください。 1.では、ベンゼン環のパイ電子とベンゼン環のパイ電 子の間では反発が起こるように感じられますが...。 2.では、プラスイオンとマイナスイオンのような引力  のイメージでしょうか。具体的な官能基は何になる のでしょうか。

  • 色素増感電池の色素はどうやって電子を運ぶのか

    色素増感電池は多孔質のチタニアに色素(金属錯体)を吸着させて いろいろな波長の光を吸収可能なようにしたものですが この吸着というのは化学吸着なのでしょうか?物理吸着なのでしょうか? 色素が生成した電子をチタニアを伝搬するということは何らかの化学結合が出来ているのではないかと思うのですが、 一体どういう結合をしているのでしょうか? それと、色素は絶縁体であると思うのですが、色素がパーティクルではなく単分子層を形成して吸着していないといけないということなのでしょうか? もし、こういったことに関して詳しく書かれている書籍、サイトがありましたら、合わせて教えて下さい。