解決済みの質問
>>世界的に、第一義的にはどちらの機関が対処するものなのか、日本の場合はどうなのか<<
海賊は、いずこの国においても司法警察権が対処することになる国際的な犯罪行為であり、従って、沿岸警備隊などの組織、日本の場合には海上保安庁が対応します。
ただ、ソマリア沖の海賊への対応については、海賊の処罰と言うよりその海域を航行する輸送船舶を海賊から守るという意味でスタートしており、各国はこれら輸送船舶をエスコート(護衛)するために軍を派遣しています。日本は、政府の公式な憲法解釈により集団的自衛権を否定しており、このため自衛隊は自国以外の商船を護衛することができません。また海上保安庁の巡視船では、米軍やその他各国軍隊との連絡や連携の実績がなく、孤立して行動することになってしまいます。ですから最終的に日本も護衛艦を派遣することになりました。ただ、先に述べた集団的自衛権の関係で、日本はあくまで海賊行為を処罰するためにソマリア沖に展開することになっているため、護衛艦に海上保安官が乗り込んで日本の海賊処罰法に違反する者はその海上保安官がその権限に基づき逮捕する、それ以外の者は他国に引き渡す、という仕組みにして行動しています。
投稿日時 - 2010-03-20 00:46:00
お礼
解りやすいご説明ありがとうございます。
海賊行為への対処は基本的に沿岸警備隊が行うのですか。
投稿日時 - 2010-03-20 18:53:46
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ベストアンサー以外の回答(2件中 1~2件目)
どちらの機関が受け持つのが公的に妥当なのかの判断の前に、そもそも機能的に日本の海上保安庁ではソマリア沖への海賊対処の出張はほぼ無理。 (国防戦略面で考えれば、海上保安庁どころか、海上自衛隊でも本当は無理なんですけどね。)
日本の海上保安庁は、その所持艦艇の多くが老朽化しており、それら旧式艦は遠方外洋への出張に充分な安全を保てない。それらの艦艇は頻繁に日本の母港に停泊可能なためにメンテナンスがたやすい為、何とか現役任務に就けるが、遥か遠いソマリア沖まではとてもじゃないが出動させられない。
新造艦をソマリア出張させれば、虎の子艦艇を日本沿岸警備の任務から取られてしまうので、そもそもの任務である沿岸警備業務に隙が出ますわね。
更によく言われることだが、ロケット砲まで装備した海賊に対する警察行動は、ロケット砲を完全無効化可能な防護兵装かロケット砲を上回る攻撃能力を持つ部隊で対応しなければ、警察行動を取る側が危ない。
それを承知で部隊を派遣するのであれば、その派遣命令を出す者には刑事責任を問われるのが妥当。(事故・被害が発生した時点で、命令者の責任が問われる)
なので、海上自衛隊か海上保安庁のどちらでソマリア海賊の取り締まり・船舶護衛に当たるのが公的に法的に妥当か… それを論ずる以前の問題で、日本の海上自衛隊には無理。もっと予算を付けて、もっと人員を増やして、もっと新造艦を配備してあげなさいよ… と。
なので日本の海上自衛隊を派遣するのが現実的には妥当であるという事になりますが、海上自衛隊だって無限に艦艇を所持している訳でもなければ無限に人員が居るわけでもない。
日本みたいに自国防衛に無関心な人間が多い社会で、更に馬鹿で無謀で利己的な文民が自衛隊を指揮しているから、現場の自衛官は鬱憤溜まりまくり。
国防予算を段々減らし、人員の補充もせず、旧式装備は老朽化させていく一方で満足に新規装備の調達努力もしない…
ところが一方、自衛隊には次々と任務を押し付ける。そしてその任務とは本来の国防任務ではなく、国際協調とかのための本来の自衛隊任務とは異なる任務が多い。
ですので… テンテコマイで忙しすぎる自衛隊に、これ以上の国防任務以外の任務を押し付けるのは、国防上の問題がある。もっと予算増額し兵装を整え人員を増やす必要があるのに、現在は全く逆の方向に行ってる。
投稿日時 - 2010-03-20 03:13:38
お礼
回答ありがとうございます。
ロケット砲で武装した海賊の写真を日テレで見た覚えがあります。
ソマリア沖へ海上保安庁の船を派遣することは機能的に厳しく、ソマリア沖向けの船を新造する事は時間的制約から妥当ではないと判断されたって事ですかね。
確かに日本の防衛が主任務の海上自衛隊に海上保安庁の仕事を押し付けている現状は改善されるべきなのでしょうね。
投稿日時 - 2010-03-20 19:04:46