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根粒細菌の根粒形成と窒素固定って共通している性質なのでしょうか?

根粒細菌の根粒形成と窒素固定って共通している性質なのでしょうか? 根粒細菌についての分類論文で 「Symbiotic nodulating/nitrogen-fixing capacity」 というパラメータが設定されており、+と-で分類されていました。 植物との共生的な根粒生成と窒素固定というのは、全く別の現象だと思うのですが、分類上は同じでもよいのでしょうか? 実際に詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてください。

  • CTAB
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  • suiran2
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回答No.1

根粒菌については全くの素人ですが、少し気になりましたので…分類は歴史的に変化するものです。 まず、根粒菌の定義は、100年以上前から「窒素固定をすることでマメ科植物と共生し根粒を作る共生的窒素固定菌」です。ですから当然窒素固定しないものは根粒菌と呼ばなかったわけです。 また、分類は共生に宿主特異性が有りますから、形態や性質と宿主の関係から分類されていました。しかし、その後マメ科植物以外でも根粒菌が発見されたり、またDNA等の研究手法の進歩で現在ではDNAの類縁性による分類に変わってきているのではないかと思います。

CTAB
質問者

お礼

ありがとうございます。 おっしゃるとおり、論文出版時の定義なども重要だと思います。 分類もSuiran2さんのおっしゃるように、二つのパラメータを一緒にまとめて、根粒形成として定義しているのかもしれませんね。 回答ありがとうございました。

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