解決済みの質問
59歳になる母が、昨年8月に炎症性乳癌(ステージIV)と診断され、8月末より抗がん剤(ドセタキセル)治療を8クール行ってきました。
今年2月、検査の結果、リンパ節などに転移していた腫瘍は、画像では確認できないくらいに小さくなったようなんですが、脳に転移(多数)していることが分かりました。
お医者様に、放射線治療(全脳照射)を進められ、2Gyを20回=40Gy照射中です。
放射線治療に入る前に、わたしたち家族は、放射線を照射することに対してとても不安があり、放射線を受ける以外に手立ては無いのかと確認したところ、放射線治療を受けなければ、予後は2~3ヶ月だろうと言われました。
実際のところ、放射線治療を受けた後の余命はどのくらいになるのでしょうか。
また、放射線治療が終わってからの治療は、どのようなものになるのでしょうか?
まったく知識が無いので、わかりやすく教えてください。
よろしくお願いします。
投稿日時 - 2010-03-11 22:05:37
お母様の実際の予後については、原発巣のコントロール状況、、脳転移巣の大きさ、数、部位、その他栄養状態など全身の状態を実際に診察せずに判断することは困難です。数年間頑張れることもあるし、3カ月もたないこともあります。
したがって一般的な転移性脳腫瘍のお話として回答します。
まず、癌が脳に転移してから患者さんが亡くなるまでの期間については、Nussbaumによる1996年の報告では、乳癌の場合平均4カ月と記載されています。また、1985年のSunderesanの報告では手術摘出と放射線治療の組み合わせでの生存期間平均値は12カ月前後、だそうです。
いずれの報告も1980年代、1990年代と少し古いものであり、現在ではもう少し成績は良好なのかも知れません。しかし何れにしても転移性脳腫瘍を我々脳神経外科医が診た場合、当面の目標は1年間の局所制御です。即ち手術にせよ放射線治療にせよ、治療を開始してから1年間、患者さんが軽い症状のまま社会生活・家庭生活を送れれば治療は成功と考えます。したがって、繰り返しになりますが、実際にお母様の予後がどの程度かについては判断できませんが、上記のことを踏まえると予後は数カ月から最大頑張れて2,3年と考えるのが妥当なところかと思います。
尚、乳癌は癌性髄膜炎を起こしやすいと言われている癌ですが、もしも癌性髄膜炎となった場合には、予後は1-3カ月程度となることも考えられます。
参考書籍:太田富雄 脳神経外科学 改訂10版 金芳堂
投稿日時 - 2010-03-13 09:12:32
お礼
とても分かりやすく教えていただき、ありがとうございました。
今すぐにでも、どうかなってしまうのかと不安でしたが・・・治療の成果にもよりますが、まだまだがんばって人生を楽しんでもらえるよう、私たち家族も支えになっていきたいと思います。
ありがとうございました。
投稿日時 - 2010-03-13 10:56:04
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ベストアンサー以外の回答(4件中 1~4件目)
NO,1です。
お礼、拝見させて頂きました。
病状の進行、そしてシビアな内容を含む状況であれば、やはりお母様を交えての診察では、核心的な説明を受ける事が難しいでしょう。
既に通院されており、これまでの病状や検査データも揃っていることから、今後の治療方針や余命に関して、ご家族だけでの診察の場を設ける事が賢明かと思います。
もちろんご本人であるお母様の意思が何より尊重されるべきですが、状況的にも、まずはご家族が具体的な病状を知る必要があろうかと思います。
この時期の患者様は、自身の病状や治療効果、予後についての様々な不安・恐怖にかられます。
お母様の精神的安定を図るためにも、場合によっては、何もかも「告知」することが良いとは、私は思いません。
まずは真実を知ることから・・・。
受け止めるには辛すぎる内容もあるかもしれません。
しかし今後の治療・予後の在り方を選択する際、避けては通れないことではないかと思います。
あくまでも私自身の過去の経験ではありますが、参考頂ければ幸いです。
投稿日時 - 2010-03-13 11:24:11
お礼
再度のアドバイスありがとうございました。
今後の治療や、予後の在り方を考えるためにも、具体的な状況を知らなければいけませんね。
とても参考になりました。
どうもありがとうございました。
投稿日時 - 2010-03-13 20:58:15
本来なら放射線治療医の話を良く聞いていただくのが先決ですが・・放射線科の診察には立ち会われなかったのでしょうか?
脳転移への放射線治療の効果は人それぞれですが、ある程度制御できる事が多いです。
全脳照射と定位照射(ガンマナイフなど)の組み合わせで、数年以上、脳転移をコントロールできる事もあります。
余命については、乳癌への抗がん剤治療の効果次第でしょう。炎症性乳癌は、一筋縄ではいかないと思います。
むしろ脳の転移が原因で亡くなる患者さんの方が少数派だと思います。
投稿日時 - 2010-03-12 12:10:00
お礼
回答ありがとうございました。
放射線治療医の話は、本人しか聞いていなくて。。。
次回の診察には立ち会って、よく話を聞いてみたいと思います。
投稿日時 - 2010-03-13 10:58:14
ご参考に……
http://www.gsic.jp/cancer/cc_25/sp03/index.html
余命など詳細については、上記のリンク先を参照してください。
タキソール(ドセタキセル)は効いているようです。
上記のサイトにも書いてあるように、脳転移と薬効とは別にして考える
必要があります。
今回の放射線治療で、転移した腫瘍を叩くことができれば、良い方向に
考えることができますが、そうではないとなると、かなり厳しいことを
考えなければならないと思います。
いずれにしても、放射線治療の結果によります。
(Q)放射線治療が終わってからの治療は、どのようなものになる
のでしょうか?
(A)放射線治療の欠点の一つは、限度があることです。
効果がなかったからといって、被曝の限度量を超えてしまうので、
再度、放射線治療をすることはできません。
脳には、血液脳関門があるので、薬剤が腫瘍に達することも
期待薄です。
となれば、方法はかなり限られてきます。
研究段階の方法ですが、免疫療法があります。
ネットで調べると、まるで、魔法か夢のような治療方法だとPRしている
サイトもありますが、実際には、そのような治療方法ではありません。
現在の方法で、5年生存率が10%ならば、20%になる……という
程度です。
それでも、根拠のない民間療法ではなく、「科学的な治療方法」です。
ただし、科学的に有効であるという実証はなく、現在、研究中……
ということです。
もちろん、かなり、有望な治療方法であることには違いありません。
問題は、自由診療なので、大金がかかるということです。
また、研究中の治療方法ということもあって、現在の主治医の協力が
得られない場合、実施するのは、難しい場合もあります。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy.html
http://www.gsic.jp/immunity/index.html
ご参考になれば、幸いです。
投稿日時 - 2010-03-12 02:05:44
お礼
回答ありがとうございました。
免疫療法というものがあるのですね。
早速調べてみます。
投稿日時 - 2010-03-13 11:00:19
>放射線治療を受けなければ、予後は2~3ヶ月だろうと言われました。
担当医の言う「予後」とは、転移した脳腫瘍だけの事を言っているわけではないでしょう。
既にリンパ節転移・遠隔転移をしており、化学療法もされてきたとの事。
癌細胞が、全身に散っている可能性を踏まえての治療であり、それを踏まえての予後の説明だったのでは?と思いますが。
この状況下において、仮に目に見える癌細胞だけを攻撃しても、それはもはや根本的な治療とはいえない状況です。
癌のステージに限らず、どんな疾患でも、治療をしていく上で、医師からしっかりとした説明がなされる必要があります。
そして患者側も、納得された上で同意をし、はじめて治療が行われる事がベストです。
そういう意味でも、現時点では、まだご家族に対して核心的な説明が十分になされていないのではないでしょうか?
放射線治療に伴う副作用や、別の治療法について・・・もっと具体的な話し合いの場を持たれてみる必要があろうかと思います。
まだまだお若いお母様のご年齢を考えると、限られた時間の中で、今後も多くの決断を迫られる事と思います。
一般の人向けの癌治療に関する書籍や、乳がんの治療法について、もっと知る必要があろうかと思います。
ネットでも十分な情報が得られる時代です。
ある程度の知識を得た上で、担当医と具体的な治療法なりをディスカッションされる事が賢明では・・・と思います。
お母様、どうかお大事になさって下さい。
投稿日時 - 2010-03-11 23:04:29
お礼
回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、核心的な説明は、受けておりません。
というのも、母が隣にいる状態では、突っ込んだお話が聞きたくても聞けない状態で・・・。
でも、お医者様と、じっくりお話できる場を持てるよう、行動したいと思います。
投稿日時 - 2010-03-13 11:03:54