理系出身で法を学ぶ方へ:法学界の文章は読みづらいですか?

このQ&Aのポイント
  • 理系出身で法学を独学で学ぶ方々へ、法学界の文章が読みづらいかについて質問します。
  • 法学の習得を志した理由やイライラした点、楽しかったことについても教えてください。
  • 法学の習得が日常生活に与えた変化について、プラスかマイナスかも教えていただけますか?
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理系出身で法を学ぶ方へ:法学界の文章は読みづらいですか?

もともとは理系の出身でありながら、 独学を主として法を学ぶ方へお聞きします。 【質問1】 ズバリお聞きします。法学界の文章は読みづらいですか? 【質問2】 あなたが法学の習得を志した理由を教えてください。 【質問3】 法学の習得中に最もイライラした点を教えてください。 【質問4】 法学の習得中に最も楽しかったことを教えてください。 【質問5】 法を学んだことがきっかけで、説明文の書き方など、 自身の日常生活における論理展開のクセに、 何らかの無意識的変化が現れたと感じますか? また、それは自分にとってプラスだと感じますか? それともマイナスだと感じますか?            **** 当方は理系の高校出身で、法学部出身ではありません。 法学は主に独学での研究ですが、 裁判の判決文などを読んでいると、結論が後出しであり、 慣れるまでは少々イライラしました。 【補足質問A】 私はイライラを回避すべく、とりわけ公法を学ぶ際には、 判例や通説の概念をグラフやチャートなどに図式化します。 その上でじっくりと比較検討をします。 法学などの社会科学は、人為的価値判断を多く含むため、 その概念を数的思考で図式化するのは容易ではありません。 論点をあぶり出す技術や、情報整理力、創意工夫を要します。 皆さんはどんな工夫をしていますか? 【補足質問B】 法律論文は、「結論先出し」を好む理系の論文とは異なり、 通常は「時系列的説明」で論述します。 反対説に対しても、理系学問における論述とは違い、 「全否定」ではなく「部分肯定」で対応することが多いです。 (ギョーカイ用語みたいな感じで)大まかな通用型があり、 その型に沿って論述する必要があります。 これらは理系的思考の持ち主にはあまり馴染まず、 慣れるまで違和感を覚える人も多いと思います。 皆さんはどうですか? 【参考】 典型的な法律論文の構成一例 ※当方がよく用いる論述の型です(判例の見解を肯定する場合)。  これでも平均的論文よりは“理系風”にしているつもりです。 1.(1)~~とは,~~であり,~~と定義される。   (2)○○法が,明文でこれを規定している(○条○項)。   (3)そもそも,かかる規定は,~~を趣旨とする。 2.では,~~の場合はどうか,明文規定を欠くため問題となる。   (1)この点,~~と考える説がある。     [→反対説紹介]     確かに,~~である以上,~~である。 [→反対説論拠]   (2)しかし,~~という現代の社会背景に鑑みると,     上述の説は,~~であり,妥当ではない。[→反対説への批判]     そこで,~~と解するのが妥当である。 [→自説主張]   (3)判例・通説も,これに同旨である。    [→判例・学説紹介]     裁判所は,~~と判示した(○○事件判決,最高裁)。 3.そこで,次に,~~の具体的基準が問題となる。             ……………………                 (中略)             ……………………                                 以上

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ziziwa1130
  • ベストアンサー率21% (329/1547)
回答No.1

【質問1】 読みづらいとは思いません。ただ、民法の条文は片仮名書きだから読みづらいと思います。 【質問2】 日本国民として必要だからです。 【質問3】 法の条文中に「政令によって」と書かれていると、当該政令が必要になり、政令の条文に「○○省令によって」と書かれていると当該省令が必要になる点です。 【質問4】 条文に書かれていることの趣旨を追求することです。 【質問5】 変化はありません。 【補足質問A】 Windows系OSですから、法、政令、省令を同時に開き、常に必要な部分を閲覧可能にしています。 【補足質問B】 臨機応変にできていますから、すぐに馴染めました。

fuss_min
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >民法の条文は片仮名書きだから読みづらいと思います。 今の六法には民法も現代文で書かれていますよ。 たしか平成16年辺りに条文そのものが修正されています。

fuss_min
質問者

補足

過去の民法のカタカナ書きも見づらいものでしたが、 行政法の用語も、難しい漢字が多く使われていますよね。 行政法学については、フランスからドイツを経由して、 翻訳されながら日本に入ってきた部分が大きいようです。 だから用語(訳語)がややいびつになったんでしょうね。

その他の回答 (1)

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (810/3028)
回答No.2

特別法学は学んでいませんが、よろしければ。 古文はともかくカタカナ表記は見難い。 目が悪くなりそう。 ただ条文はともかく法律論文は、他の文型分野に比べ文章に論理性がはっきりしてるから、そういった意味では他の文型分野と比べてヨッポドましですよ。 むしろコテコテの文型がいやふがるんじゃないですか?

fuss_min
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 文系の人は論理性を嫌うのですかね? 論理性と一言で言っても、文系学問の論理性と、 理系学問の論理性とでは、 だいぶ違うように私は思います。 ただ、行政法学については言葉が難しいですね。 フランスからドイツを経由して日本に入ってきたため、 用語(訳語)がややいびつになったんでしょうね。

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