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日本の犯罪について

日本の犯罪について 日本の殺人事件の発生件数は、2009年の去年では戦後から最も少ない年だったようです。 少年犯罪等も、未だに高い水準にありますが4、5年前からは発生件数は減少しているのだそうです。 しかし、多くの人は、「毎年毎年このような事件は増加している。世の中は昔に比べて物騒になっている」 と思っている人も多いのではないでしょうか? 実際の事件数は減少しつつあるのに、「発生件数は増加している」と錯覚してしまう理由は どこにあるのでしょうか?

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回答No.5

一番は、報じ方にあると思います。 例えば、No.4さんが、「殺人事件の半分は家庭内で起こっている」と述べているわけですが、事実として、それはあります。 ただ、それは「殺人事件」という分母そのものが減少したことにあります。 人が誰かを殺そうとする。この場合、圧倒的に、身近な人に対しての殺意となるわけです。それは、家族、親戚、恋人、友人、同僚、ご近所……というように。全く、見ず知らずの人をいきなり殺したくなる、というようなケースは今も昔もごくごく少数です。 その中で、家族というのは、最も「身近な」存在になります。同僚が嫌で嫌で溜まらなければ会社を辞める、という方法があります。ご近所が気に入らなければ引っ越すという方法があります。でも、家族をやめることは不可能です。 ですので、殺人が減る中でも、最も減少幅が少なくなってしまうのです。その結果、家庭内殺人が増えた、というのが現状と言えるでしょう。 家庭内殺人自体も、昔と比べて激減しているのですが、他がそれよりも減っているため、割合だけが増えてしまったわけです。 ところが、そういう事情を鑑みないで、「殺人件数は激減したけど、家庭内殺人は半数近くもある」なんて書くと、悪い方がインパクトとして残ります。こういう書き方が非常に多いのです。 また、報じ方として、過去と比較できないもの、過去と比較しようにも基準が別のものを使って「過去最悪」のように報じるケースも多くあります。 昨今、「児童虐待」で子供が死んだ、という事件に関連して、「児童虐待の通報件数が過去最多」みたいなものを報じています。 しかし、「通報件数増加」というのは、「虐待が増えた」のではなく、「虐待の発見が増えた」ことに他なりません。それは、「虐待はいけないこと」という意識が高まったことで、周囲の人などが積極的に通報などをし、児童相談所、警察などが動いた、という結果に他なりません。事実として、その結果、「親による子殺し」は減っています。 しかし、そのことを伝えず、凄惨な事件の様子と、増えた部分のみを強調して報じるため、見ている人は「今の親は酷い状態にある」と勘違いしてしまうのです。 メディアというのは、所詮、利益を追求する私企業に過ぎません。 そして、そのためにはなるべく「センセーショナル」に煽ることの方が良いのです。そして、そのために、「嘘ではない程度に」相手をごまかすテクニックで悪化イメージを作り上げているのです。 景気が悪化し、広告業界、出版業界などが苦境に喘ぐ中で、とにかく注目を集めるために、センセーショナルにセンセーショナルに、という傾向が、体感治安の悪化を招いているのだと思います。

その他の回答 (5)

  • honde
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回答No.6

>、「毎年毎年このような事件は増加している。世の中は昔に比べて物騒になっている」 と思っている人も多いのではないでしょうか? 思ってる人は多くないでしょう。

回答No.4

昔(昭和40年、50年位まで)は少年犯罪も含めて、如何にも悪い奴(愚連隊、チンピラとかヤクザとか)らが犯罪を起こす傾向が多く、周りの人も、「彼奴ならやりそう」という例が大半でしたが、最近は「普段は大人しいのに」、「そんなことをする人には見えなかった」などの普通の人の犯罪(凶悪事件)が目立ちます。(アキバの大量殺傷などは典型的) 以前は危険なところ、危ないところに近づかない、などの対策が有りましたが、今は真っ昼間のホコテンでも危ない。 また、殺人事件の約半数は身内が犯人で、家庭も安心できない・・。 これらの理由で「世の中は昔に比べて物騒になっている」と感じているのでしょう。

footbalned
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 彼等ならやりそう→あの人がやるとは思わなかった という様に犯罪を犯す人も変化しているのですね。 マスコミが「おとなしい人が殺人事件を犯した」という意見を強調している、 という部分もあるのかも知れませんが、秋葉原の事件は典型的でしたね。

回答No.3

 マスコミがそのように報道するからです。マスコミというのは如何にして記事を売るか、視聴率を稼ぐかが最優先。結果注目を集めるために自然とセンセーショナルな題材を扱うように、またセンセーショナルに伝えるようになります。「大変だ、大変だ」と大騒ぎして客を集めるのです。  あとはノスタルジーでしょうかね?、「昔は良かった」という奴。昭和30年代、映画の題材などでも取り上げられ、やたらと「貧しかったけれど暖かみのあった時代」として扱われる傾向になりますが、実際には現在より遙かに凶悪犯罪、少年犯罪が多く経済的格差も大きかったのです。子供達に道徳観念がない、と言う事で小学校に道徳と言う授業が始まったのもこの頃。

footbalned
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私もマスコミの影響は大きいと感じます。 というか、過剰な報道も多くなってきたと思います。 覚せい剤で逮捕された某有名人の事件の時は、 どこのテレビ番組も似たような事を放送していましたね。 客を集めている、という必死さが丸見えですよね。 もっと放送すべきことが他にもあるような気がするんですけど・・・。 話がそれましたが・・・ノスタルジーですか。 私はまだ二十歳ちょっと過ぎたばかりなので、昔の意見とても参考になります。 私たちはマスコミの放送に過敏になり過ぎているのでしょうか・・・。

  • 1582
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回答No.2

知ることのできる件数は増えています

footbalned
質問者

お礼

なるほど。 回答ありがとうございます。

noname#106806
noname#106806
回答No.1

「昔は地方で起こる殺人事件などを新聞報道していなかったから」とテレビで聞いたことがあります。

footbalned
質問者

お礼

ありがとうございます。 現在は、地方で起こる事件も報道しているから多くなったように感じるのですね。 マスメディアの在り方も変化しているのですね。

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