宗教について

質問

神の元に人は皆平等である　という言葉を聞いたような事があります。

神（宗教）の元において、信者は平等である　という教義はどれほどあるのでしょうか？宗教別に教えて下さい。

回答No.4

nontro_08

創価学会の者です。

創価学会が実践する日蓮大聖人の教えで、平等について記されている御文があります。

「末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり」（諸法実相抄）
「此の世の中の男女僧尼は嫌うべからず法華経を持たせ給う人は一切衆生のしう（主）とこそ仏は御らん候らめ」（四条金吾殿女房御返事）
「僧も俗も尼も女も一句をも人にかたらん人は如来の使と見えたり」（椎地四郎殿御書）

仏がこの世に出現したのは、「如我等無異（にょがとうむい、我が如く等しくして異なること無からしめん）」といって、一切衆生を自身と同じ仏の境涯にするためです。そのために説かれたのが「法華経」です。法華経は、誰人にも仏の生命があると説く「人間尊敬」「生命尊厳」「万人平等」「民衆根本」の教えです。法華経よって、男も女も僧（出家）も俗（在家）も全く平等であり、共に救われるという思想です。

法華経の真髄である「南無妙法蓮華経」の日蓮仏法も、当然この平等観に立っています。ですから上記したように、大聖人もその御文で、「すべての民衆は、南無妙法蓮華経と唱えれば、平等に救われる」と仰せなのです。

創価学会が、さまざまな平和運動を行っているのも、この「万人尊厳、平等思想」の具現化なのです。

回答No.3

michael-m

平等と言う言葉の定義によって異なるでしょう。しかし、教義に平等を唱えているのはほとんどであり、平等を実践しているものは殆どありません。

文字通り「平等」を旨とするグループは宗教でなくても存在し、全ての取り決めは全体の合議制できまりますが、存在が可能なのは小グループでしかなく、現在では殆どが解散しています。

指導者を持つものは存続できますが、他者はほぼ隷属するしかありません。宗教と言う形をとらなければ共産党の一党独裁国家を観れば一目瞭然です。
この世に平等などと言うものは存在しません。平等を実践している国は（謳っていても）ないのです。
アメリカを見れば良く判るでしょう。あれほど差別に満ち、その被差別者を平等という言葉で味方につけようとしている国はありません。一つが解決できれば次を見つけるだけです。
中国も米国も自らを平等といい、中国は資本主義を差別社会だと言うし、米国は一党独裁を差別主義だと言っています。
つまり、平等と言う言葉は「釣り」以外の何者でもありません。

たしかに、神の元に全ては平等です。
でも、それは人間が考えている平等とは程遠いものです。
地球が滅びる時、人間は容赦なく滅びます。
生も死も、区別なくやってきます。
悪い事をするものが生き延び、善い人は早死にする…そんな事は平等を論ずる基準とはなりません。

回答No.2

opechorse

日蓮系　特に創価学会の教義は
すべての人、動物、物体の中に仏がいるとしているので
すべてのものがブッタと同列の仏になる可能性があります

当然、そうなるためにはその宗教に信仰している人はという
条件がつきますがね

仏教においては、神は仏を守る働きという教えなので
序列としては仏が上、神は下です
ただ、神でも仏になれるとしています

回答No.1

yot15

＞神の元に人は皆平等である　という言葉を聞いたような事があります

　信者で無い限り、信者以外を含めて皆平等と考える宗教は殆どありません。即ち異教徒は人間と認識されていません。それでも浄土真宗は、皆平等と考えています。しかし仏教は神を崇めてはいません。仏と神は異なります。

　私は、天国と極楽はひょっとすると全く異なるのではないかと考えています。神の信者は、天国へ行けても、異教徒は行けないのです。日本の神道は勉強不足で、あの世がどうなっているのか聞いた事はありませんが、恐らく異教徒をあの世では受け入れないのではないでしょうか。キリスト教や、イスラム教にとって異教徒の仏教徒は極楽浄土へ行きます。

　従って質問者様が聞いたと思っている言葉は、教義の一部分を全体と誤解されているのではないでしょうか。