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強いドル政策について

最近のニュースで米国が強いドル政策からの方向転換を容認している内容を拝見しました。 そこで疑問なのですが、あれだけ貿易赤字を出していても今までは強いドル政策をしてきていたわけですが、なぜ米国は強いドル政策をとってきたのでしょうか。そもそも通貨が強いことの利点は何でしょうか?

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回答No.1

 よく言われるのが  円安→輸出有利 円高→輸入有利 です。このまま円をドルと置き換えても意味が通ります。  ではなぜ、アメリカが強いドルを維持したいのは、アメリカの経済構造が内需中心であり、自国民にとって購買力の強いドルを持たせることで、海外から品を買いやすくさせるということです。ただこれだけでは貿易赤字になるだけです。  しかしもうひとつアメリカ経済にとって重要な面は「金融」です。アメリカ人の資産は貯蓄よりも株式がほとんどです。為替で強いドルを維持することで海外からの投資を呼び込み、高い株価維持によって資産の目減りはなく、貿易で失ったドルを取り戻すということでできるということです。アメリカ経済は貿易赤字をカバーできるくらいの金融黒字とも言うべき資産があるのです。  ではここで極端なドル安によってアメリカ経済はどうなるでしょうか?  単純にこの逆を述べてみると、  輸出増大→貿易赤字解消  投資減少→資産価値減少   ということですが、さらに国力の強弱が為替に影響を及ぼします。  

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