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会計の目的について

それぞれの会計の大本の目的・意図・企図は 税務会計=国等が企業等から税を出来るだけ多く取ろうとするもの。 管理会計=費用を出来るだけ抑えよう、収益を出来るだけ伸ばせるよう、とするもの。(伝統的な管理会計でない、最近の意思決定会計等もこの延長線上の様な気がします) この考えは間違ってますか?間違っていたならご指摘ください。 そして、私が一番疑問に思うのは、税務会計、管理会計は、時代が違っても、違う企業であっても、上記のように目的が固定されている気がするのですが、財務会計の場合は定まってないように感じます。時代が経てば変わり、企業ごとに目的として最大となっているものが違うように感じます。どうでしょうか?実際そうなのでしょうか?よろしくお願い致します。

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  • riya116
  • ベストアンサー率66% (12/18)
回答No.2

再度の質問を受けたのでお答えします。 質問者様はよく勉強されているようですね。 管理会計はおそらく目的に変更はないでしょうね。 次に、税務会計の目的についてですがそのひとつに 課税の公平性、という目的があります。 これは私の想像ですが 産業により課税がことなると、不利な産業は衰退してしまいます。 結局、それは国益に反することになります。 またあえて特定の産業を優遇することで産業を育成する、 という考え方もあるでしょう。 租税特別措置法などがそうではないでしょうか。 最終的には会計原則の目的である 「国民のため」 「国民経済の健全な発展」 に合致するものと思われます。 また、会計目的の変遷についてです。 なおこれはさまざまな本から集めたものですので。 必ずしも正しいとは言い切れません。自己責任で活用してください。 ・財務諸表未作成時代 ローマ・イタリア時代 奴隷に主人が資金を運用させ、報告させる 資金を集めて、リスクの高い貿易をおこなう。 貿易が終われば解散、収支を報告。 目的→受託会計責任の遂行 参考図書:黒沢清 著 「近代会計学」      片野一郎著 「新簿記精説」      岡本清 著 「原価計算論」 ルイ14世時代 破産者の財産の持ち逃げへの対応(静態論の始まり) 目的→債権者保護     :飯野利夫著 「財務会計論」     :ジュマーレンバッハ(動態論者ですが目的は債権者保護) 世界大恐慌後のアメリカ 会計の正確性への注目があつまる 監査論の発展 目的→利害関係者への情報提供     :リトルトン「会計発達史」(監査論等)     :ペイトン     ;ギルマン(会計公準論) 日本の戦後 日本も会計の近代化へ 目的→国民経済の健全な発展     :企業会計原則     :黒沢清 著「近代会計学」 アメリカの会計原則の問題点を踏まえて日本の会計原則が できたのに日本の会計原則が古臭くなってしまったのは、皮肉かな? 参考著書は各筆者の代表作でもありますが、岡本先生の著書以外は すべて年代物ですでに会計制度なども変更になっております。 読まれる際にはご注意願います。 それはそうと、質問者のかたは何の資格試験を受けるつもりですか? さしさえなければお聞かせください。 ちなみに私は日商1級とったくらいです。 まだまだ書きたいことはいっぱいあるのですが、 長々と記載してしまったのでこれにて。 わからないことはまた聞いてくださいね。よろしく      

okada55oka
質問者

お礼

再度の詳細なご回答どうもありがとうございます。 なるほど、確かに業種間で課税の公平性が失われていたら不利な産業は衰退してしまう危険性がありそうですね。やはり最終的には、国民経済の健全な発展が根本にあるのですね。 多くの興味深い参考図書を教えていただきありがとうございます。時間がないため現在は全部は読めそうにないのですが、会計の勉強を始めて、会計という分野・学問に興味が持てたので、試験が終わったらそのような歴史・教養の本を読んでみたいと思います。 あーやはり歴史によって目的が変遷してきたのですね。あのB/Sの左側に資産があって右側に負債・純資産があるという基本的な形も変わってないのでしょうか。会計の目的は変遷しているのに、B/Sの表示方法が固定的だからうまくしっくりこないのかもしれません。 はい、ぜんぜん大丈夫でございます。私は、現在会計士の勉強をし始めたところでございまして(初歩の初歩)、財務会計論・管理会計論、監査論、会社法の入門講座をやっとの思いで1回一通り学習した後に、管理会計論、監査論、会社法は、こういう分野なんだ・学問なんだ、としっくりきました(合格レベルには程遠い)が、財務会計論だけについてはいまいちよく捉えきれなかった、とういうか何がしっくりきてないかさえよく分からなかったので、分かるとこから質問させて頂いていたのです。教えてgooを使うのは久しぶりですが、解答者様はじめ回答して頂いている皆さまのおかげで、とてもいい勉強の場所にし得る気がしてきました。ほんとにどうもありがとうございました。 今晩また新しい質問を2つ立てさせていただいたなので、お時間がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。

その他の回答 (1)

回答No.1

※会計とは・・・・(先ず「会」は総勘定「計」は,かぞえる意)  (1)金銭・物品の出納の記録・計算・管理又はその管理者。  (2)企業の財政状況と経営成績を取引記録に基づいて明らかにしその結果を報告する一連の手続きです。   >上記をねじ曲げて考えたらキリがない。全てが法に従って行っていることだから仕方がない。これが正解です。 しかし,年金問題にしてもその他にしても決して正しいとはいえない。役人とは言え,お粗末な言葉をTV・ラジオOR新聞等で見ますが,本当にほじくり出せばかなりあると思います。 あなたではないが,時代が代わりコンピューター時代になったのだから,企業も含めてシビアな仕事をしてもらいたいものです。

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