• ベストアンサー

銀行の投資が低迷しているのは、貸し渋りが原因じゃないの?

先日、国債と銀行についての質問をした時に、気になるお話を聞きました。 銀行の預金残高が増えて、投資が低迷しているのは、貸し渋りが原因じゃないらしい・・・と。 自分は、勝手なイメージで「銀行は民間企業を信頼せず、貸し出さないから企業投資が増えないのだ」と思ってました。確かケインズ経済とかの話をラジオで聞いた時に、「企業は利益を上げるために常に投資しようとする」ように聞いた覚えがあったのです。 調べてみたのですが、94年の段階では、貸し渋りと断言できるデータは無かったようです。 http://www.esri.go.jp/jp/archive/sei/sei010/sei001.html さて、銀行の投資が低迷している理由が、貸し渋りでないと過程すると、本当の理由は何なのでしょうか? 残る理由は「企業がお金を借りない」という事しか思いつかないのですが、残念ながら、それを裏付けるデータがまだ見つかりません。 どなたか、本当の理由と、それを裏付けるデータを教えて頂けないでしょうか。

  • 経済
  • 回答数3
  • ありがとう数0

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DDRSDRAM
  • ベストアンサー率36% (115/314)
回答No.3

 参考URLの一番最後のグラフに「日銀短観 金融機関の貸し出し態度DI (製造業)」があります。「+」なら銀行の貸し出し態度が積極的、「-」なら消極的という意味です。  それを見ると '91年 '98年 '02年に「-」になっていますが、それぞれ、ばバブル崩壊、橋本不況、ITバブル崩壊のときです。それ以外は基本的に「+」です。現在はサブプライム崩壊で一時的に貸し出し態度が厳しくなっている可能性があります。 >企業は利益を上げるために常に投資しようとする 貸し出し態度が「+」でも、貸し出しが伸びないということは、企業が投資しても儲かる話が少ない・・すなわち不況だということです。 No.1の回答への補足の >不況で融資を断られた  それは運転資金でしょう。事業展開の可能性が低く倒産の可能性があると銀行に判断されたのでしょうね。仮に融資されたしても、たとえば残業代が出ただけであとはおなじとか、融資で一息ついても半年後には状態だったのでは?。  「不況で融資を断られた」は単なるきっかけで銀行融資があってもなくても状況は同じだったのでしょう。

参考URL:
http://www.tokaitokyo.co.jp/otome/finance/business/check/tankan.html
inomatajin
質問者

補足

おお!これは完璧な根拠ですね! なるほど、「投資しても儲からないから不況」と。まったく思いつきませんでした。言われてみれば当たり前ですね。 うーん、これなら納得です。思わず声を上げて唸ってしまいました。 あと、私の個人的な愚痴をこぼしてしまい、申し訳ありませんでした。 見苦しい所をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした。

その他の回答 (2)

回答No.2

http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/koo.cfm?i=20080311d8000d8http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yoshitomi/04.html が参考になるのではないでしょうか。 基本的には担保価値下落と借金増大と繋がる資産下落が続いた事からの、負の循環が諸悪の根源であるという事ではないでしょうか。そしてそれは資産バブル崩壊が起こってしまった場合には、避けることは出来ない流れが出来上がると。 上記リンクのリチャード・クー氏の連載解説の中では、銀行の貸出と企業の借金返済や貯蓄率などとの相関についてもグラフ付きで解説があったと思います。

inomatajin
質問者

補足

すごい!これは面白い! 世界恐慌の頃にも、今と同じような現象が確認されてたんですね。 このクーという人、もっと有名になってもいいような気がしますね。 あまりメディアに出ないのかな? ありがとうございました。

  • tadagenji
  • ベストアンサー率23% (508/2193)
回答No.1

企業が投資をしたがらないので銀行の貸し出しが増えないのです。 この傍証は、派遣などの非正規社員切、正規社員のリストラが増えていることから企業は、自社の業務を縮小していることが読めます。 縮小していれば投資はしないでしょう。 もっと民間、公共とも需要が増えないと企業は生産量を増やす行動には出ないでしょう。

inomatajin
質問者

補足

例えば、不況によって業績が悪化した企業が、口減らしのために派遣社員を減らして、リストラを行ったとは考えられないでしょうか? 以前に小さな企業(社員6人)で働いていた時に、「不況で融資を断られた」と社長に言われました。 会社維持のためという理由で、残業代ゼロ、休日出勤手当て無し、ボーナスゼロ、代休・有給ゼロになりました。もちろん、翌年の新入社員はいません。 そのイメージがあるためか、私にはどうしても信じられないのです。 もう少し具体的なデータはどこかに無いでしょうか? ちなみにその会社、今も生き残ってるんですよね・・・。つぶれればいいのに。

関連するQ&A

  • 銀行って貸し渋りしてましたっけ?

    銀行って貸し渋りしてましたっけ? マイナス金利になったから銀行は貸すようになるって言ってる人がいるけど、マイナス金利になる前から銀行は企業に金を貸そうと営業してましたよね。 貸し渋りどころか貸そうと努力していた。 けど借り手がなかなかいなかった。 マイナス金利になる前から借り手がいなくて困っていた銀行がマイナス金利になったって借り手が増えるわけじゃない。 銀行は借り手がいない上にマイナス金利になったものだから自らが投資をしないといけなくなった。 自らの金でマネーゲームに参加しないといけない。 銀行が預金者の金で株を買う。 物凄く危険。

  • バブル期の銀行の投資先

    バブル経済の理由のひとつとして、銀行が土地を担保に企業や地主に 融資しまくっていたことが挙げられていますが、土地や株が値上がりする ことが分かっていたなら、銀行が直接、土地や株に投資すればよいような 気もするのですが、それはしない、またはできなかったのでしょうか? それならばそれはなぜでしょうか? また、 増えた預金の運用先として、国債をさらにたくさん買う、でもよいような 気もするのですが、それはしない、またはできなかったのでしょうか? それならばそれはなぜでしょうか?

  • 銀行の投資の営業の内容

    銀行から投資の営業の電話があったので、お話だけ伺いに行くアポを取りました。 こういうのは初めてなのですが、事前に知識を仕入れて起きたので質問させていただきました。 知りたいのは ・主に何を勧められるのか ・どれくらいの強引さなのか ・ぶっちゃけ買った方がいいのか です。 銀行は、システムダウンで有名な青い都市銀行です。 電話の内容から察するには、国債を主力に話の内容によってはアメリカの債券なども紹介できるというだけの情報です。 自分の資産は、銀行に初めて営業の電話が来る程度の現金の貯金。 株に300万程度(マネックスで自分でやり取りしています 企業型DCで100万行かない程度 という状態です。 自分としては、国債は暴落しずらいので現金で持っておくのは半年~1年分にしておいて、他は安定した債券であれば切り替えてもいい。ただ銀行の言うままの物を買うよりも良い商品があるならそちらを自分で取引したいくらいの考えです。 以前、銀行の商品を買った方など、感想も交えて教えて頂ければありがたいです。

  • 日本の銀行の姿勢

    昨日、テレビの解説で言われていたのが、リーマン倒産を受けてアメリカより日本の方が深刻だ。理由は日本の銀行は企業に貸し渋りを超えてお金を貸さない状況であり、日本国内が心配というコメントでした。つまり、日本の企業の倒産が多くなるということですよね。 なぜ、日本の銀行はバブル後、そういう形になったんでしょうね。政治的に解消できるものでしょうか?

  • 金融投資を進められましたが不安です。

    普通預金を定期預金に切り替えようと銀行に行った際に、 定期預金をするのではなく、金融投資を積極的に進められました。 国債などの安定性の高い投資であれば、損をする可能性が低いと 言っていました。本当でしょうか? 銀行が定期預金ではなく金融商品を進めるメリットは何でしょうか? 投資の経験はありません。どうしても元本保障でない金融商品には 手をです勇気はなく、このような投資はある程度貯金のある方はやられているのでしょうか?最近流行みたいですが・・・

  • モンゴル銀行に投資?素人です。教えて下さい。

    投資についての知識はほとんどゼロに等しい20代半ばの男です。「何言ってんだ?」って思うような質問かもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。 モンゴルのハーン銀行が年利15%というのを聞きました。100万預けたら翌年には115万になってるという事ですよね。これは本当かよ!と思い、さきほどネットで調べたら、銀行がつぶれた場合の保証がないからリスクもある。みたいな事も書いていました。 偶然にも今年の夏にモンゴルに行きます。投資なんて全く関係なく一人旅でです。もともと旅好きなもので、世界各国を仕事の合間を縫っては回っています。 ここで質問なのですが、このモンゴルの銀行の話しはおいしい話なのでしょうか?!銀行が潰れる事ってのがリスクだとしたらモンゴルの銀行はそんなにまで信用できないものなのでしょうか? また、他にもリスクはあるのでしょうか?(モンゴルに行かなければ入金・出金ができないというのは僕にとっては全然リスクではありません) すっごく素人の質問ですみません。ただ、気になってしまい質問しました。素人考えで言うと、300万預けて2年後にモンゴルに行くと400万近くになってるって事になるじゃないですか。そんな事ってあるの?と思えてしまいます。 モンゴル投資について、詳しく教えていただければと思っています。よろしくお願いします。

  • 投資銀行への就職

    こんにちは。 ただいま、アメリカの大学院通信マネージメント修士2年に属する者です。就職は人生における一つの岐路です。12分に満足のいく就職活動を終えるためにも今回みなさんのアドバイスをいただきたく思っています。 インフラ整備によって地域開発に貢献したいと思い通信を志しました。就職活動を目の前にし、地域開発はITの分野で無くでも人材、教育、金融など他の分野でも実現可能であることに気がつきはじめました。その中で特に注目しているのが金融です。M&AやIPOなどの投資銀行業務まさに私の思いを実現するにもってこいの分野だと思っています。将来的には投資家として地域の開発に貢献したいと思っているので私のキャリアの第一ステップはITよりもむしろ金融からはじめるのが良いのではないかと思っています。 さて、ここで質問が3点あります。 第一に金融において投資銀行の分野以外で私の思いを実現しうる職種はあるのでしょうか?? 第二に、投資銀行は激務と聞いています。その真意はいかがなものでしょうか?本当に毎日明け方3時帰りのような生活をなさっているのでしょうか??プロジェクト内にもある程度波があると思いますし、会社によってもその傾向は異なるように思いますが。 最後に投資銀行でキャリアをスタートさせる場合、向こう5年で成長を望めるは一般的に言って外資系と日系企業のどちらなのでしょうか?もし金融の道で進んだ場合、私は7年以内にMBAもしくは金融工学でもう一つの修士をとろうと思っています。動機はキャリアアップもさることながら一般の新卒に比べて社会に出るのが多少遅いので自分自身を奮い立たせるための期限設定です。 よろしくお願いします。

  • 投資銀行の業務内容及び必要なスキルについて

    私は現在学生で、コーポレートファイナンスと証券アナリストの資格を取得するための勉強をしております。 今年就職活動をするのですが、投資銀行業務をしている企業に入りたいと考えております。外資、国内大手志望です。 そこで (1)投資銀行の具体的な業務内容 (2)持っていれば役立つ知識・スキル・資格など をご教授していただきたく質問させていただきました。 ですから投資銀行で働いておられる方、過去に働いた経験のある方や人事の方のお話を聞ければ光栄です。残り少ない学生生活を極力有用なものにしたいと考えておりますのでご教授ください。よろしくお願いします。

  • 企業はどんな状況で国債を買うのでしょうか

    会社が国債を買うというのをテキストで見ました。 企業はどんな状況で国債を買うのでしょうか?? また、企業というのは、国債より低い利率(税引き後)で、銀行からお金を借りられるものなのでしょうか。 ちょっと先に投資案件があって、すぐには現金を使わないのであれば、(銀行金利が高ければ)一旦返してしまうと思いますし。・・ あと、大企業であれば、そんなお金があるのなら、自己株式買い取れ(株主に還元せよ)、配当しろ、ということになるのではないかと思いますが。

  • 投資信託につて、具体的に教えてください。

    こんにちは。よろしくご教授ください。 子供の教育資金として、現在定期預金で一千万円強あります。 以前こちらでその運用について相談したところ、国債や投資信託をすすめていただきました。 現在そのうち百万円を、地方銀行で個人向け国債にしています。 その銀行で投資信託も扱っていて、担当の方にお話をうかがいましたが、色々な商品があって、素人の私にはなかなか決断できません。 そこで質問です。  1 投資信託はどこの銀行で頼んでも同じでしょうか?    また、銀行担当者さんの「おすすめ商品」は信じてもいいのでしょうか?  2 現在投資信託をしてみえる方、おすすめの商品を教えていただけませんか?  3 今後投資信託をしていて大損する可能性はあるでしょうか? ぶしつけな質問で申し訳ありません。 参考として、家族構成は夫(30歳)、妻(29歳)、子供(1歳)、夫婦フルタイム共働きで一人っ子です。当面大きな出費はなく、貯蓄は並行して行う予定です。貯えに手をつけないよう、子供が18歳くらいになるまでの長期運用を考えています。 (夫は自分でも株をやってみたい、といって本などで勉強しているようですが、自分は株に対して不安があり、プロにおまかせしたいと思っています。)