• 締切済み

所謂(いわゆる)

所謂(いわゆる)・・・・この漢字は何故こんな読み方をするのでしょうか?語源を知ってる方おしえてください!

みんなの回答

  • yanhua
  • ベストアンサー率72% (508/701)
回答No.3

「所謂」は中国語(漢語)そのものです。   「所謂」の意味は、・(世間で)そのように言うところの                     what is called               ・(承認するか否かは別として)誰かが言っているところの                     so-called       漢文とともに日本語に入ったときに「いわゆる」と読んだ(訓じた)わけです。       そこから先は、回答ANo.1、2の通りです。   参考:中国語    "所"=~ところの、こと(落着、結果)    "謂"=言う、説く、呼ぶ、報せる(古語) これを見ると、所も謂も中国語の意味用法がそのまま日本語で採用されています。

回答No.2

漢文の読み下しは、ANo.1さんのおっしゃるとおり。 私は、上代(万葉集や古事記の時代)以前の和語研究家なのでそちらを。 「いはゆる」は、「言ふ」の未然形「いは」に上代の受身の助動詞 「ゆ」の連体形「ゆる」が膠着したものです。 江戸時代の前期に語中の「は」は、「わ」になって、「いわゆる」。 (世に)言われる[連体形だから]ところの→世間で言われている、と いう意味になります。 かならずしも学問的または専門的には正確ではないが、という言外 の意味も持っています。 例えば、法律用語で「悪意」といえは、「知っていて」という意味 になりますから、法廷で「いわゆる悪意で」と言えば、普通の意味 での「邪(よこしま)な心を持って」という意味になります。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

漢文の「所謂」は「謂フ所ノ」と読み下せます。 それを和語で言い換えれば「いはゆる」。 漢文の文字をそのまま残して、読み方だけを和語にして用いられることがよくあります。

関連するQ&A