なぜどの国も北朝鮮を空爆しないのか?(4/4)

解決済みの質問

なぜどの国も北朝鮮を空爆しないのか?

核開発を進めるなど、北朝鮮は危険なことばかりしていますがなぜどの国も北朝鮮をほっとくのでしょうか?アメリカはイランのことばかりだし。バックに中国がいたとしてもアメリカの戦力なら北朝鮮くらい占領できるんじゃないですか?
正直将来日本が滅ぼされないか不安です。

投稿日時 - 2009-11-03 19:21:52

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QNo.5419408

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 将来、日本が北朝鮮に滅ぼされることはありません。

 日本が北朝鮮から受ける可能性のある最大の被害は、北朝鮮崩壊による難民が日本に押し寄せた場合と、北朝鮮の原子炉がメルトダウンして、(北朝鮮の原子炉は、チェルノブイリと同じ黒鉛炉)原子炉内の核物質がばら撒かれ、ジェット気流に乗って日本海や日本にばら撒かれることです。

 <核開発を進めるなど、北朝鮮は危険なことばかりしていますがなぜどの国も北朝鮮をほっとくのでしょうか?>
 現状では、金正日が死んで状況が変わることのほうが、空爆などで手を出すより、ことが上手く解決する可能性が高いからです。

<解説>
 中国が自給自足経済の毛沢東路線を取って、アメリカ・ソ連と対立していた頃、北朝鮮はアメリカ軍の駐留する韓国と中国の間にあって、中国の友好国で、中国と国益を同じくしていました。

 ところが、1979年の中越戦争(中国とベトナムとの間の戦争)で、アメリカとの間の長い戦争を経験したばかりのベトナム軍に、中国は事実上の敗北を喫したのです。(人海戦術で、ベトナム軍の何倍もの兵員を投入し圧勝のつもりが、侵攻はしたもののベトナム軍の何倍もの損害を出して、予定していた目的地のはるか手前で軍需物資が底をつき、結局撤退せざるをえませんでした。)
中越戦争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E6%88%A6%E4%BA%89
 この戦争で、中国の人民解放軍は「毛沢東路線=自給自足経済」では近代戦は戦えないという結論を出し、毛沢東路線から鄧小平路線へ、完全に支持を変えました。

 この後、ベルリンの壁崩壊・ソ連崩壊・東西冷戦終結となり、中国も鄧小平の改革開放経済のもとで経済を資本主義化し、急激な経済発展とを遂げ、貿易で大儲けするに至りました。(人民解放軍も軍事予算が急増し、急速に近代化しました。)
 
 この過程で、北朝鮮は「中国の唯一の友好国」から「中国のお荷物」へと変わってしまいました。

 豊かになっていった中国は、貧しいままの北朝鮮へ援助増やし続けるよりも(豊かな国と貧しい国が国境を接していれば、貧しい国が不法入国や犯罪の温床となります。お互いの貧富の差が大きいほど、この傾向は大きくなるので、援助をして貧富の差を少なくする必要が出てきます。)アメリカと日本のように、中国と歩調を合わせて国力を増して通常兵器を大量に買ってくれる国になってもらいたいのです。
 また、現在のように食糧不作の年に、食糧援助がなくなれば国民の2割、500万人が餓死するような状態では、いつ独裁政権が崩壊して政治的混乱が起き、数百万という大量の難民が中国に流れ込むか分かりません。これを確実に回避するには、北朝鮮を豊かにするしかありません。

 ところが、過去の歴史を見れば、「国民が豊かになると、民主化要求が強くなり、独裁者は政権を追われる」という法則があります。
 つまり中国の希望は、「北朝鮮を集団指導体制で豊かにしてもらいたい。(=中国の現在の政治体制)世襲は認めないが、金正日が生きている間の独裁は認める。」ということなのです。

 更に、中国の経済発展・対外貿易拡大は、アメリカと中国の関係緊密化をもたらしました。
 今や、アメリカの貿易相手国第一位は中国で、中国の貿易相手国第一位もアメリカとなりました。
 中国は2007年にはアメリカとの貿易で、15兆円以上を儲けており、そのお金で軍備拡張をしていると言ってもいいくらいです。更に中国はアメリカの国債を70兆円以上も持っており、買い増ししています。
 ですから、北朝鮮とアメリカが戦争する事態になれば、中国は北朝鮮を見捨てます。アメリカと戦争すれば、中国は借金を踏み倒され毎年の大儲けも吹っ飛んで、経済が崩壊しますから。

 ただし、アメリカと北朝鮮の戦争で北朝鮮から数百万の難民が流れ込むのは、経済崩壊よりましではあるものの大迷惑です。
 そこで、北朝鮮にアメリカを刺激することはやめろと言っているのですが、金正日がなかなかうんといわないのです。

 金正日は、父親の金日成から政権を引き継ぐために、北朝鮮の謀略部隊の指揮官として実績作りをし、政権強化・財政確保のため国際的な違法行為に手を染めました。
 具体的には、大韓航空機爆破テロ(=アメリカ人も死亡)・アメリカドル偽造・覚せい剤密造などです。
 アメリカ政府は、金正日を拘束しさえすれば、いつでもアメリカ国内法で裁いて、刑事罰を執行することができるのです。
 アメリカ政府は、過去に外国の独裁者に対して、軍事作戦を何度となく計画したことがあり、(キューバのカストロ将軍、リビアのカダフィ大佐など…)実際に成功例もあります。

パナマ侵攻=ノリエガ将軍逮捕→フロリダ刑務所に収監
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%9E%E4%BE%B5%E6%94%BB

 アメリカが北朝鮮に電撃侵攻し、金正日を拉致した後に、北朝鮮に親中国の集団指導体制政権が成立するというシナリオがありうるのです。

 これに対して、中国に頼れなくなった金正日は、国民の餓死を無視し、空軍・海軍の在来兵器の更新を中止して防衛力を崩壊させてまでも、核兵器開発・在日米軍を攻撃できるノドンの実戦配備・長距離ミサイルの開発に力を集中しています。

 アメリカも、余命が知れている金正日を拉致をした結果、沖縄の米軍基地にノドンの集中攻撃を受け、在日米軍将兵に多数の死傷者が出るのは得策でないと判断していると思われます。

 また、金正日と少数のその取り巻きの生存のための核兵器開発であり、北朝鮮からの先制攻撃は自分たちの破滅を意味しますから、(アメリカは、攻められれば徹底的に反撃するのが国是)現在のところ、ほとんどありえないとアメリカは見ています。

投稿日時 - 2009-11-04 15:19:52

お礼

ご回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2009-11-08 11:03:30

ANo.14

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ベストアンサー以外の回答(18件中 16~18件目)

ANo.3

現在、北朝鮮軍と、米韓他の国連軍は、
先日締結された
(1953年7月27日、金日成朝鮮人民軍最高司令官・彭徳懐中国人民志願軍司令官と国連軍クラーク総司令官が板門店で協定書に署名し、休戦協定が成立した。)
休戦協定により、戦時休戦状態ですので
空爆も停止されています(^^♪

投稿日時 - 2009-11-03 19:44:06

お礼

ご回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2009-11-08 11:08:39

ANo.2

戦争をするにはそれなりの根回しと資金が必要です。
それに見合う、自国(若しくは自分)にとっての成果が得られないと思えば動きません。

投稿日時 - 2009-11-03 19:42:28

お礼

ご回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2009-11-08 11:08:22

ANo.1

>>なぜどの国も北朝鮮を空爆しないのか?

空襲を行っても、核兵器をすべて破壊できないからです。
核爆弾やミサイルは、地下格納庫に収容され、地下トンネルで結ばれています。なのでどこを爆撃すればいいかわかりません。また、それが判っても、通常爆弾では、なかなか破壊できないと思います。

仮にいくつかの場所が判ったとしても、地下格納庫の数は、数百箇所以上もあるらしいですので、どうしても打ち漏らしがでてしまいます。北朝鮮は反撃の理由ができて、堂々と核ミサイルを仮想敵国(韓国・日本)に発射するでしょう。日本の場合は、まず皇居がターゲットになると思えます。

アメリカも質問者さんと同様に、爆撃による北の核の破壊を検討したようですが、その地下設備の多さに諦めたようです。

>>正直将来日本が滅ぼされないか不安です。

その不安は正当です。民主党は、日本を中国の属国にすることで、その不安を無くそうとしているのでしょうね。北朝鮮は、中国の命令には従いますからね。

それがいやな場合は、しっかりと日本の軍備を増強して、防衛体制を固める必要があります。

投稿日時 - 2009-11-03 19:41:08

お礼

ご回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2009-11-08 11:08:00

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