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核磁気共鳴スペクトル（NMR）の解析について
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有機合成と一口に言っても、様々な分野があります。簡単な化合物の帰属同定についてならば、 『有機化合物のスペクトルによる同定法―MS、IR、NMRの併用第６版』東京化学同人、ISBN 4807905066 『有機化学のためのスペクトル解析法 ＵＶ，ＩＲ，ＮＭＲ，ＭＳの解説と演習』化学同人、ISBN 4759808485 の二冊が初心者にはお勧めです。これらの本はNMRだけでなく他の分光法についても記述があるので、最低でもどちらか一冊は持っていて良いと思いますよ。 NMRの原理を大まかに把握した上で測定方法について知りたいのならば、以下の参考文献が良いと思います。 『化学者のための最新NMR概説―よりよいスペクトルを得るための実験法と考え方』化学同人、ISBN 4759802266 この本の正直な感想ですけど、直訳的な表現が多いため、わかりにくい箇所があります。あなたは修士一年とのことなので、この原著を読むほうがわかりやすいかもしれませんね。洋書では非常に良い本がいくつかあります。日本語の書籍で基本的知識を得たら、大学の図書館においてあるNMR関連の洋書を読んでみると面白いと思います。
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- mizmo
- ベストアンサー率50% (2/4)
私もＮＭＲの理解には随分苦しみましたが、原理などについての入門編としてはこれがよいかと思います。かなり平易な説明がしてあります。 「これならわかるＮＭＲ」安藤喬志・宗宮創 著 化学同人 また、私も前に回答しておられる方々の本はよく参照します。とてもよい本です。 ＷＥＢ上のデータベースとしては産総研のＳＤＢＳと言うのがあります。
- futunohito
- ベストアンサー率43% (21/48)
実際の解析の時に参考にしているのが， 「有機化合物スペクトルデータ集」講談社サイエンティフィク です．新版がでているのかどうかわ分かりませんが，有機化合物の各種データが載っていて役に立つと思いますが． また，若手NMR研究会でも7月に基礎の徹底ということで合宿形式のセミナーを開催するようですので，そちらのHPも御覧になって興味があれば参加されてはいかがでしょうか．
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