オペアンプのデータシートの読み方とは?
- オペアンプのデータシートの読み方について、差動入力電圧と同相入力電圧の定格について質問があります。
- 差動入力電圧について、入門書には最大入力電圧の規定があるが、その解釈について知りたい。
- 同相入力電圧について、同時に同じ電圧が印加される場合の許容限界について知りたい。
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オペアンプのデータシート
アナログ初心者です。 オペアンプのデータシートの読み方で、よく分からない箇所が あるのでご教示ください。(オペアンプはNJM4558です。) 1.差動入力電圧 Vid 定格:±30 単位:V 入門書の説明を読むと「反転入力端子と非反転入力端子間に印加 できる最大入力電圧を規定します。(中略)この電圧を超える 入力電圧が印加されると、初段のトランジスタが破損したり、特性 が劣化することがあります。」とありましたが、これは A.片方の端子に30V、もう片方に-30Vを同時に印加して 使用できる。 B.片方の印加電圧ともう片方の印加電圧との差が30Vなら使用 できる。 どちらの解釈が正しいのでしょうか? 2.同相入力電圧 Vic 定格:±15 単位:V 入門書では「反転入力端子と非反転入力端子に同時に同じ電圧が 印加される場合の許容限界を規定します。」と書かれてありました。 これは A.+15V(または-15V)を両端子に同時に印加できる。 B.負電源電圧V~を基準としてV~+15V(またはV~-15V) を両端子に同時に印加できる。 どちらの解釈が正しいのでしょうか? 以上よろしくお願いいたします。
- kettachin
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結論から書きますと、「どの解釈も間違っています」 絶対最大定格に書かれていることは 「(たとえほんの一瞬であっても)&(どれか一つだけでも)越えてはならない」 です。 つまり、「~できる。」と言う様な解釈自体が誤解のもとです。 >1.差動入力電圧 Vid 定格:±30 単位:V >2.同相入力電圧 Vic 定格:±15 単位:V は、 片方の印加電圧ともう片方の印加電圧との差が30V以下でなければならないと同時に GNDを電位基準としてGND+15V(またはGND-15V)以内でもなければならない、と同時に 質問には書かれていない、他の絶対最大定格も満たさなければなりません。 例えば、「(同相入力電圧の絶対最大定格は)電源電圧が±15V以下の場合は、電源電圧と等しくなります」から 電源電圧が±15V以下の場合は、正負それぞれの電源電圧以内でもなければなりません。
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お礼
ご回答ありがとうございます。とてもよく分かりました。 >「(たとえほんの一瞬であっても)&(どれか一つだけでも)越えてはならない」 全てが定格内に納まるよう電源や入力の電圧を決めつつ、 精度も考慮してマージンを持たせる必要もあるということですね。 正電源、負電源の他にGNDの値も計算に入るのですね。 GNDは0Vとは限らない(?)のですよね。なかなか計算が面倒そうです^^; >例えば、「(同相入力電圧の絶対最大定格は)電源電圧が±15V以下の場合は、電源電圧と等しくなります」から >電源電圧が±15V以下の場合は、正負それぞれの電源電圧以内でもなければなりません。 入力電圧は定格を超えないと同時に電源電圧を超えてもいけないのですね。ここは気付きませんでした。