• 締切済み

代数系に関する問題

非負整数全体の集合Nのべき集合をP(N)と表し、集合の共通部分を求める演算を∩と表す。次の2つの性質が成立するので、代数系( P(N), ∩ )はモノイドである。 性質1: 演算∩が結合律を満たす。つまり、      ∀A,B,C ∈ P(N) ( (1) )。 性質2: 演算∩に関する(2)が存在する。つまり、      ∃A ∈ P(N) ∀B ∈ P(N) ( A∩B=B ∧ B∩A=B )。 問1 上の文章の空欄(1)に入る式と空欄(2)に入る語句を答えよ。 問2 性質2を証明せよ。 問3 空欄(2)の元が唯一であることを、上記のモノイドの定義に基づいて証明せよ。 問4 P(N)上の演算∩に関する逆元の定義を述べよ。 問5 P(N)の要素のうち、演算∩に関する逆元が存在するものを全て求めよ。求めた要素に逆元が存在する理由と、それ以外の要素に逆元が存在しない理由も述べること。 という問題があります。 問1は(1):(A∩B)∩C = A∩(B∩C)     (2):単位元 となるのは分かるのですが、問2以降が全然分かりません。 どなたかこの問題が解ける方いらっしゃらないでしょうか?

みんなの回答

  • arrysthmia
  • ベストアンサー率38% (442/1154)
回答No.2

問4,5は、「逆元」という語を知っているかどうか…かな。 A∩X=X∩A=単位元 となる X を A の逆元という訳だけれど、 ∩は可換だし、先の小問で単位元は N だから、 A∩X=N だけでよい。 A, X が何であれ、A∩X⊆A, A∩X⊆X が成り立つから、 N⊆A, N⊆X でなくてはならない。 そのような A, X は、P(N) の中に A=X=N しかない。 A=X=N であれば、A∩X=N∩N=N が成り立つ。 つまり、逆元が存在する元は N だけで、 その逆元は N。

回答No.1

N∩B=B ∧ B∩N=B だから単位元は存在する。 N'∩B=B ∧ B∩N'=B となるN'が存在したとすればN∩B=B のBにN' を代入して  N∩N'=N' また B∩N'=B のBにN を代入して  N∩N'=N よって   N = N∩N' = N' 以下略

関連するQ&A

  • 代数

    次の行列の集合は行列の乗法に関して群となることを示せ。 N:={A∈GL(n,C)| Aの各行各列に0でないCの元が唯一つ} (Cは複素数全体の集合とする) A,B∈Nに対してdet(A,B)=detAdetB≠0なのでA,B∈NつまりNは乗法で閉じている。 行列の積について結合法則は成り立つ。 En(n次の単位行列)についてdetEn=1≠0つまりEn∈Nまたfor ∀A∈N,En・A=A・En=A Enは単位元 A∈Nに対しdetA≠0であるので逆行列A^(-1)が存在しdet(A^(-1))=(detA)^(-1)≠0 よってA^(-1)∈N逆元が存在する。 ∴Nは群である。 これで示したことになるのでしょうか?

  • 代数の問題おしえてください

    テストでこのような問題が出そうでわからないのでおしえてください。 (1)Znの元a+nZを[a]と表すことにする。 [a][b]=[ab]によりZnに積が定義されていることを示せ。 (2)[a][b]=[1]とab+nx=1となるx∈Zが存在することは同値なことを示せ。これより[a]がZnの中で乗法に関して逆元を持つための条件は、aとnが互いに素であることを示せ (3)(2)の条件を満たす剰余類[a]をnと素な剰余類という。Zn*をZnのnと素な剰余類の全体とする。Zn*は乗法に関して群になることを示せ。

  • 数学の問題です

    全体集合をU=N∩[1、2、3…100]とし,A={n∈U|16∤nまたは24∤n}とするとき,以下の問いに答えなさい。ただし,p∤nはp|nの否定を表すものとする (1)A^cの元を全て挙げなさい (2)2^A^cの元を全て挙げなさい (3)A^c×A^cの元を全て挙げなさい この答えは (1){16,24,32,48,64,72,80,96} (2){φ,{16},{24},{32},{48},{64},{72},{80},{96},{16,24,32,48,64,72,80,96}} (3){(16,16),(16,24),(16,32),(16,48),(16,64),(16,72),(16,80),(16,96)…(96,80),(96,96)} であってますか?

  • 群の問題です

    「xの係数が0でない1次関数全体の集合Gは合成関数を演算として群であることを示せ」 という問題なのですが、この場合(1)結合法則 a・(b・c)=(a・b)・c (2)単位元の存在 a・e=e・a=a (3)逆元の存在 a・xa=xa・a=eが示せればいいのでしょうか?

  • 演算子の一つ(例えば∩)をもしどの元、部分集合同士に適用しても空集合になるような集合のことを、その演算子(∩)を含めた演算子(∩と∪など)を束演算として束をなしているといってしまっていいのでしょうか、 また もしそれでもよいのなら、その束は A∩(B∪C)=(A∩B)∪(A∩C)=Φ A∪(B∩C)=(A∪B)∩(A∪C)=A となるので分配束であるといってよいのでしょうか。 これはどうでもいいことなのですがそもそも∩のことを、上記のような集合で定義されている演算子といっていいのでしょうか。

  • ある代数系で 0^0=1 とすることについて

    体と言われる代数系においては、0に逆元0^-1はありません。 従って、0^0=0^-1*0^1=1 とはされていません。 逆に言えば、体でなければ、0に逆元が存在し、0^0=1 とすることができるだろうと予想されます。 次のような代数系を定義します。 -- ここから -- 集合X = {0, 1} とする。 加法を以下のように定義する。 0+0=0, 0+1=1 1+0=1, 1+1=0 乗法を以下のように定義する。 0*0=1, 0*1=0 1*0=0, 1*1=1 この代数系では、体での基本法則は以下のようになる。 ・交換法則と結合法則は、加法と乗法で成立する。 ・加法単位元は0で、-0=0, -1=1 となる。 ・乗法単位元は1で、1/0=0, 1/1=1 となる。 ・0≠1。 ・分配法則は成立しない。 -- ここまで -- この代数系で、べき乗を定義します。 べき乗:a^1=a, a^(n+1)=a^n*a より 0^1=0, 0^2=1, 0^3=0, … 1^1=1, 1^2=1, 1^3=1, … さらに a^-1=1/a, a^-n=(a^-1)^n より 0^-1=0, 0^-2=1, 0^-3=0, … 1^-1=1, 1^-2=1, 1^-3=1, … そして a^0=a^-1*a より 0^0=1 1^0=1 となります。 以上の結果から、次のことが分かります。 加法の単位元を0で表し、乗法の単位元を1で表すとき、0^0=1となる。 …という例が存在する。 つまり、0^0が未定義なのは、体に固有の問題であり、 分配法則が成立しない代数系では、0^0=1となることがある。 ここまでの計算とこの結論は妥当ですか?

  • 集合の問題で、

    U={a,b,c,d}の2つの部分集合A,Bをもとにして、 補集合、和集合、共通集合、これら6集合が互いに、 異なるようなA,Bの条件を説明し、例をしめせ。上記 6集合を要素とする集合Pを考え、例に対して、集合P をUの要素a,b,c,dで表現せよ、 という問題がでたのですが、 6集合というのは、 ¬A  ¬B (A∧B) (A∨B) ¬(A∧B) ¬(A∨B) の要素があって、そして、問題 はそれぞれの要素がちがえばいいのしょうか? ¬A ={c,d} ¬B ={a,d} (A∧B)={b} (A∨B)={a,b,c} ¬(A∧B)={a,c,d} ¬(A∨B)={d} のように。 そして、ベン図をもちいて、でっかい四角Pの 中に、〇を2つ書いて上の集合にあてはまるように 要素を描けばいいのでしょうか? どうでしょうか?

  • 数学の問題です。解答解説お願いします!

    正の整数 𝑛 に対して, 𝑛 の約数の集合を 𝐷𝑛 と定義する. 例:𝐷6 ={1,2,3,6} また, 𝐷𝑛 の要素に対して, 二項演算 ⊕, ⊗, および単項演算 ′ を以下の様に定義する. • 𝑎 ⊕ 𝑏 = LCM 𝑎, 𝑏 最小公倍数 • 𝑎 ⊗ 𝑏 = GCD 𝑎, 𝑏 最大公約数 • 𝑎′=𝑛/𝑎 このとき, 右の選択肢からブール代数と呼べるものを全て選べ. 選択肢 (a) 𝐷2,⊕,⊗ ,′, 1, 2 (b) 𝐷4,⊕,⊗ ,′, 1, 4 (c) 𝐷6,⊕,⊗ ,′, 1, 6 (d) 𝐷8,⊕,⊗ ,′, 1, 8 (e) 上の(a)~(d)の中に適切な選択肢がない

  • 有限集合のσ代数の要素数は2^n-nか?

    Ωを要素数nの有限集合とするとき、 Ωのσ代数の要素数は2^n-nであるという仮説を立てました。 これが正しいなら証明したいです。 たとえばn=3とし、Ω={0, 1, 2}のσ代数を考えると、その要素は 1){φ, Ω} 2){φ, {0}, {1,2}, Ω}, {φ, {1}, {0,2}, Ω}, {φ, {2}, {0,1}, Ω}, 3)Ωの部分集合全体 の5つです。これを要素1の集合の個数で考えると 1)3C0=1 2)3C1=3 3)3C3=1 となります。この総和は 3C0 + 3C1 + 3C3 = (3C0 + 3C1 + 3C2 + 3C3) - 3C2 = (1+1)^3 - 3C1 = 2^3 - 3 となるので、上記の推測を得ました。 n=4でも確認できました。帰納法による証明を試みましたが、 どう示していいかわかりませんでした。 アイデアを頂ければ幸いです。 (もし推測が間違っていたらその旨ご指摘ください) なお、σ代数の定義は以下の通りです。 「集合Ωの部分集合の族Bがσ代数であるとは、次の3つを満たすことである。 (1)φ∈B (2)A∈Bならば、A^C∈B (3)A1, A2, ...∈Bならば、U_{i=1}^∞ Ai ∈ B」 (※この質問は他サイトにも投稿しましたが、解答がなかったので転載しています)

  • 郡の問題

    何問かあるのですが、全然分からないので、分かる方がいたらぜひ協力してください。 <1>正多面体って5個しかないみたいなんですが、本当でしょうか?証明が分かる方はぜひ教えてください。 <2>1の続きみたいなものですが、正六面体郡を示し方を教えてください。 <3>Rにa*b=ab-a-b+2で演算を定義しても、Rは郡にはならないみたいなんですが、Rから一元を除けば郡になるらしんですが、どう証明したらいいんでしょうか? <4>4つの元からなる集合G={e,a,b,c}が演算*で郡になり単位元をeとします。このとき、a*a=b*b=c*c=eになる場合とa*a=bになる場合についてそれぞれ他の演算の結果はどうなるんでしょうか?