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ステンレスに含まれるクロム

myeyesonlyの回答

  • myeyesonly
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回答No.3

クロムが溶け出す場合は3つ考えられます。一つは、コロイドとして溶け出す場合です。これはクロムに限らずあらゆる金属はほんのわずかですが、水に溶けます。これによる溶出では、3価でも6価でもないです。金属クロムとしてです。ただしこれは金属の固まりよりは反応しやすいので、環境中にある酸化性の物質と接触すると3価のクロムになる場合はあります。 もう一つは、錆び(ステンレスももらい錆ってのがありますよね)などから溶出する場合で、これは通常3価です。 もう一つは、ステンレスに不純物が入ってたり、別な金属と接触したり、力がかかったりして局部的な電池が形成される場合で、この場合は電流が流れて3価のクロムイオンとして溶出します。 通常の環境では6価になることはまずないと思いますけど、強い酸化剤がある場合はなる可能性もあります。 銅と塩酸は常温でどちらも純粋ならば反応しません。しかし酸素が存在すると徐々に溶けます。特に温度が上がると反応しやすくなるので、空気を液中に吹き込んだりすれば、エッチング位なら十分できると思います。 また、空気でなくても、酸化剤が入っていると簡単に溶けます。

nsr50
質問者

お礼

ステンレスの溶け方にもいろいろあるのですね。勉強になります。6価クロムの可能性はかなり低いと効き一応安心ですが、強い酸化剤の存在と言うのがちょっと気になります。これは自分で調べてみます。現在のところ量的にごく微量と思われるので特別問題になっていないようですが、川へ放流する、処理後の水に実際クロムが検出されたこともあるようです。設備の各所にステンレスパーツが多用されており、溶けてしまったボルトやシャフトなどを平然と見過ごしていたので、ちょっと怖い気もします。 いろいろと詳しく教えていただきありがとうございます。よい勉強になりました。

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