• 締切済み

量的金融緩和

すみません。すごく、恥ずかしい質問なのですが、どなたか教えてください。 下記の経済用語のサイトで、不況時、預金準備率引き下げて、貸出資金量の増加をするとあります。 http://www.nomura.co.jp/terms/japan/ki/kinyuseisaku.html 量的金融緩和政策では、預金準備率を増やしたということですよね? 日銀当座預金残高を増加させていったのですから。 「日銀の当座預金残高が増えれば、市中の銀行は、日銀に置いてある当座預金残高に比例して融資を行うことができる為、この当座預金の残高を増やせば、融資額が増えていく」と言うことを前提にすれば、「預金準備率引き下げて、貸出資金量の増加」という説明が良くわかりません。 どなたかご教示ください。

  • 経済
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  • umaruko
  • ベストアンサー率73% (137/186)
回答No.4

No.2です. なんか勘違いしてしまうような文面になっていましたね….わかりにくい説明で申し訳ありません. もう一度確認します.まず量的金融緩和政策とは一言で簡単に言えば買いオペ政策のことです.銀行の保有する国債や手形を日銀が買い取り,当座預金を増やす政策です.ようするに銀行が使える当座資金の量を増やす政策です. 次に預金準備率とは日銀に預ける当座預金の最低額を決める指標のことです.たとえば,1兆円を民間に貸している銀行は最低500億円は当座預金として日銀におさめなければならないって感じですね. そして,預金準備率を引き下げるということは先ほどの例を使うと,最低500億円の当座預金を納めなければならなかったのが,100億円に減るといったイメージとなります.差額の400億円ぶんを銀行が自由に使うことができるようになるわけですね.ようするにこれも銀行が使える当座資金の量を増やす政策です. 逆に預金準備率を引き上げるとどうなるか?まあ,くどくなるのでもうやめますが,銀行が日銀に納める当座預金の引き上げが発生しますので自由に使える資金がへります.だから景気過熱時に使う政策なのです. さて本題. >量的金融緩和政策では、預金準備率を増やしたということですよね? つまりこの文面だと買いオペ政策に預金準備率を上昇させたっつーことになります.つまりこんな感じになります. 日銀「おめえの持っている国債いい条件で買ってやんよ」 銀行「わーーい,ありがとう.これでもっともうかるところに投資できるよ」 日銀「は?なにいってんだ.おれのところからの当座預金の引き落としはゆるさねぇぞ.もうかるところに投資なんてふざけんな!おれのものはおれのもの.おまえのものはおれのもの」 銀行「うえ~~ん,ドラ○も~~~ん」 どこのジャイアン政策なんですか.あの中国でもやりませんよこんな政策(笑 というわけで補足にありましたご質問の回答です. >(1)量的金融緩和政策では、預金準備率を上げていない そりゃ当然です.不景気時には銀行の使える資金量を増やすのが金融政策となります.預金準備率を上げることは資金量を減らすことになるのでありえません.(そして客観的な証拠である91/10/16以降準備率を増やしていないことはNo.2で示したとおり) >(2)当座預金残高は日銀の買いオペで投入したお金で増やしたので、市中銀行は自分達の銀行のお金は入れていない。 買いオペ政策って簡単にいえば銀行のもつ国債とお金を交換する政策ですからねぇ.市中銀行は自分達の銀行の国債を当座預金に入れてお金に換えてもらったというイメージのほうがいいかも. 簡単にいえば日銀当座預金残高の原資は各民間銀行が持つ国債・手形ってことですね. >(3)その上で、日銀の当座預金のお金をそれぞれの銀行で、顧客に融資できる そのとおりです.

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.3

●1億円融資しても、準備金はたったの6万5千円  >預金準備率を下げたら、市中銀行は自分たちが持っている日銀の当座預金口座にお金を入れなくても良いわけですよね?  日銀も経済学者も「だから銀行は融資額を増やすだろう」と考えました。日銀は1991年に預金準備率を2.5%から1.3%に引き下げています。 http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/junbi.htm 経済学の教科書ではほとんど「準備率10%」として説明しています。銀行が1億円融資して(融資額が預金されたとして)日銀当預に預けなければならないのは、翌月の15日までに、たったの6万5千円程度です。銀行は日銀当預を気にしながら融資総額を決めることはないでしょう。つまり、準備率を下げることにより、銀行融資総額が増えるということは期待できません。 ほとんどの経済学の教科書はこうした具体的な数字をあげずに、「準備率を下げれば、銀行は融資額を増やす」と説明しています。  「日銀が準備率を下げたり、市場公開操作でベースマネーを増やしても企業・個人は借り入れを増やさない」は、「馬を水飲み場に連れていく(日銀が量的緩和政策を進める)が、馬にその気がなければ(借り入れする気がない)水を飲まない」と表現するとわかりやすいと思います。「銀行貸し出し」と表現せずに、「企業借り入れ」と表現すると、「日銀当預を増やしても、貨幣流通量は増えない」が理解できるでしょう。  日銀は銀行への貸し出しではなく、公開市場操作により当座預金残高を増やしました。  >リンクをクリックしたところブラウザが「応答なし」になってしまって、まだ拝見していません(汗)。  このホームページは大変分量が多いので、「応答なし」が表示され、暫くしてからページが表示されます。パソコンのメモリー量にも影響されるのかも知れません。ただし、このHPはとても分量が多いので読むのには苦労すると思います。

  • umaruko
  • ベストアンサー率73% (137/186)
回答No.2

>量的金融緩和政策では、預金準備率を増やしたということですよね? 私も意外でしたが最後に預金準備率を調整したのが91/10/16であります。つまり、量的金融緩和政策時には何もいじくっていませんね。 wikipediaの該当記事 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%96%E5%82%99%E9%A0%90%E9%87%91%E5%88%B6%E5%BA%A6 ソース(日銀) http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/junbi.htm たぶん、いじくらなかったというより、いじくれなかったんでしょうね。預金準備率を下げすぎると破綻時の預金保護に不安が残りますしね。 >「日銀の当座預金残高が増えれば、市中の銀行は、日銀に置いてある当座預金残高に比例して融資を行うことができる為、この当座預金の残高を増やせば、融資額が増えていく」と言うことを前提にすれば、「預金準備率引き下げて、貸出資金量の増加」という説明が良くわかりません。 矛盾してますかね…? ・日銀の買いオペにより当座預金を増やす→当座預金は金利を生み出さない死に金であるため、銀行が無駄に増えた当座預金を運用しようと考える→融資額増加 ・日銀による準備率の低下→自由に使える当座預金の額が増える→その分を運用にまわそうと考える→融資額増加 う~~ん、私にはどこが矛盾なのかわかりません…。以下の参考URLでも駄目でしょうか? http://manabow.com/qa/nichigintouzayokin.html http://www.findai.com/yogo/0051.htm

Ymishima
質問者

補足

当座預金残高をどうやって増やしたのかが不明でした。 wikipediaでは「日銀当座預金残高の目標は5兆円程度とされていたが、2001年8月から8回にわたり、段階的に引き上げられ、2004年1月以降は30兆から35兆円程度となっている。」 となっておりますが、このお金は・・・どこから・・・。日銀の買いオペからのみということでしょうか。 つまり、 (1)量的金融緩和政策では、預金準備率を上げていない (2)当座預金残高は日銀の買いオペで投入したお金で増やしたので、市中銀行は自分達の銀行のお金は入れていない。 (3)その上で、日銀の当座預金のお金をそれぞれの銀行で、顧客に融資できる ということでしょうか。 ・・・・すみません。。。

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.1

●量的緩和政策の失敗  当時、日銀及び経済学者は次のように考えました。「この不況を脱するためにはマネーサプライを増やすべだ。銀行が貸し出しを増やしマネーサプライを増加させるためには、ベースマネーを増やすか、預金準備率を下げて貸し出しを増やし易くすべきだ」と。このため日銀は準備率を下げ、公開市場操作により当座預金残高を増やしました。けれどもそれによってはマネーサプライは増えませんでした。  その理由は2つ。(1)「ベースマネーの増減によってマネーサプライが増減する」は間違えで、実際は「ベースマネーの増減によってマネーサプライが増減する」だったのです。(2)「銀行が貸し出しを増やそうとしても、企業・個人が先行き不安で資金を借りようとしなければマネーサプライは増えない」だったのです。  http://www.nomura.co.jp/terms/japan/yo/yokinjyunbi.html 「預金準備率操作」 に書かれている「預金準備率を下げると 市中に貸し出される資金量が増えることになる」も実際は、「企業・個人が借り入れをしようと思わなければ、マネーサプライは増えない。問題は銀行側の貸し出し能力にあるのではなく、企業・個人(需要側)の借り入れ意欲にある」だったのです。  >量的金融緩和政策では、預金準備率を増やしたということですよね?  そうではなくて、預金準備率は下げて、当座預金残高を増やしたのでした。  根本的な問題は、日銀も経済学者も「ベースマネーの増減によってマネーサプライが増減する」と考えていたのですが、実際は「ベースマネーの増減によってマネーサプライが増減する」だったのです。

Ymishima
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 >そうではなくて、預金準備率は下げて、当座預金残高を増やしたのでした。 これは・・・。預金準備率を下げたら、市中銀行は自分たちが持っている日銀の当座預金口座にお金を入れなくても良いわけですよね? ここがいま一つわかりません。 お手数ですが、もしよろしかったらご教示頂けますでしょうか。 ※リンクをクリックしたところブラウザが「応答なし」になってしまって、まだ拝見していません(汗)。

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