• ベストアンサー

アースの接続について

3穴のコンセントの 「アースとグランド(コールド)」の違いが気になり、 いろいろな質問サイトの過去ログやウェブページを見まして何となくは分かったのですが。 特に下のページの図が参考になりまして、イメージできたのですが http://as76.net/asn/earth.htm アースの必要性の原理は 以下の認識でよろしいのでしょうか? アースは、万が一機器内の絶縁がなくなったり水がかかったり等、電気が流れるべきところではない部分に流れて、漏電した際、 機器の電位が、対地電圧100Vとなり(可能性があり)人が触ると危険 (地面と人と機器が電気的に接続され電流が流れて危険) そこでアースを接続し、機器の電位を地面と同じにしておく。 もし、漏電が発生した場合、電位差があるので漏電元からアース、外のアース棒等に電流が流れる。 家庭に入ってくる電流と出て行く電流が違ったら回路を遮断する 漏電遮断によって、ブレーカーを落とすため 安全。  まず、上の認識で合っていますでしょうか? そこである聞いた話では、 「アース」と「グランド」は機器内で回路的につながっていると聞いたのですが。 ・そうすると、通常時でも アースに電流が流れてしまい、漏電検知ができなくなってしまうのではないかと思うのですが? ・つながっているのなら、アースの意味を成さないと思うのですが。 自分としては、つながってないとは思うのですが・・?? 気になると、他に手がつかない性格なので、中途半端な知識ではありますがどなたかご教授お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.4

先ず電気の特性として「スキあれば流れようとするもの」の認識が現象等の理解に必要です。 モータ等の取説に静電容量による誘電作用(巻線、鉄心、外装ケース)を明記できているメーカーもあります。 アースは保護導体であり異常時以外も機器フレーム等の対地電圧を0Vにし感電防止するもので、漏電遮断機普及以前からもこのことは不変です。 アンプ等は誘導ハムノイズ対策上、信号ライングランドとアースは接続されています。(導通を確認してみてください) 最後に漏電検出は電源ライン二本の行き帰りの電流差の許容値を定めて (目的、負荷特性により感度適用)行うものでアースとは無関係です。 アースが接続されていなくても感電防止が特徴でもあり、移動機器等で特性発揮されます。

yukikouhei
質問者

お礼

いろいろ忙しくて お礼が出せませんでした。 なるほど、アースは漏電目的ではなく、感電防止なのですね。 改めて勉強したいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • maaiika
  • ベストアンサー率30% (9/30)
回答No.6

ULを見てください。 頭が痛くなるほどこればっかり話を聞かされます。

yukikouhei
質問者

お礼

いろいろ忙しくて お礼が出せませんでした。 改めて勉強したいと思います。 ありがとうございました。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.5

No.3です。 また余談を思い出しました。 自動車の電気系統は線が1本しかなくマイナス線はシャーシーを利用していますね。 ところが(今は知りませんが)外車の一部にプラスアースの車があって日本の電装品を追加するのがとても大変だったのです。 普通につけると見事にショートです。 実は電話の交換機が48Vのプラスアースです(でした?)。 これは電信の時代に線1本でもう1本は大地を利用していたのですが 電蝕の関係でプラスアースのほうが都合が良かったというところから 来ています。 技術は急には変えられないと言うことからおそらく今でもプラスアースではないかと?。 失礼しました。

yukikouhei
質問者

お礼

いろいろ忙しくて お礼が出せませんでした。 余談も とても勉強になりました。 ありがとうございました。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.3

> アースの必要性の原理は以下の認識でよろしいのでしょうか? >  ・・・・・・・・ > まず、上の認識で合っていますでしょうか? それで結構です。 漏電遮断器が働かなくてもまず安全です。 > 「アース」と「グランド」は機器内で回路的につながっていると聞いたのですが。 つなぐ必要も有りませんしつなぎようがありません。 通常、コンセントは穴の長い方がコールドですが工事屋さんが間違えていることもあります。 もし機器内で信用してつないでしまうと完全なショートになりますね。 グランドはあくまでも函だけを接地するものです。 余談ですが昔の真空管式のラジオなどは内部のマイナス線がシャーシーにつながっていてシャーシーをアースに落としていました。 でもラジオは内部にトランスを持っていたので全く別の話です。 ひょっとするとこの辺の話が混線しているのかも知れません。 あと、アース、グランド、コールドも色んな分野で色んな使い分けをしていますので混乱しやすいですね。

yukikouhei
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >通常、コンセントは穴の長い方がコールドですが工事屋さんが間違えていることもあります。 >もし機器内で信用してつないでしまうと完全なショートになりますね。 >グランドはあくまでも函だけを接地するものです。 そうですよね、間違えてたらショートしてしまいますよね。 (どれくらいの頻度で間違えてるのかも知りたいところですが・・知っても意味ないですが。) >余談ですが昔の真空管式のラジオなどは内部のマイナス線がシャーシーにつながっていてシャーシーをアースに落としていました。 >でもラジオは内部にトランスを持っていたので全く別の話です。 >ひょっとするとこの辺の話が混線しているのかも知れません。 >あと、アース、グランド、コールドも色んな分野で色んな使い分けをしていますので混乱しやすいですね。 余談も含めありがとうございます。 特に電気系の用語の使い分けは難しいですよね・・。 聞いた元の方が勘違いしているのか、このラジオの話で混線しているのかもしれませんね。 ありがとうございます。

  • rnakamra
  • ベストアンサー率59% (761/1282)
回答No.2

コールドのラインは、高圧→低圧に変化するトランスで混触による事故防止をするため接地されています。 途中で、家庭への引込線、分電盤、ブレーカーを経由されていますの完全に同一電位と言うわけではありません。 アースは、万が一機器内の絶縁がなくなったり水がかかったり等、電気が流れるべきところではない部分に流れて、漏電した際、 機器の電位が、対地電圧100Vとなり(可能性があり)人が触ると危険 (地面と人と機器が電気的に接続され電流が流れて危険) そこでアースを接続し、機器の電位を地面と同じにしておく。 もし、漏電が発生した場合、電位差があるので漏電元からアース、外のアース棒等に電流が流れる。 家庭に入ってくる電流と出て行く電流が違ったら回路を遮断する 漏電遮断によって、ブレーカーを落とすため 安全。 上記の認識でOKです。 漏電遮断機が無い場合でも、筐体がアースにつながっていることでアースの電位と等しくなり人体に電流が流れにくくなる効果もあります。(すずめが電線に止まっても感電しないのと同じ原理) >「アース」と「グランド」は機器内で回路的につながっていると聞いたのですが。 基本的につながっていません。

yukikouhei
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >漏電遮断機が無い場合でも、筐体がアースにつながっていることでアースの電位と等しくなり人体に電流が流れにくくなる効果もあります。(すずめが電線に止まっても感電しないのと同じ原理) なるほど、漏電遮断器だけではない効果もあるのですね。 これは、筐体と人と地面 の接続と 筐体とアース の並列接続になりますが、筐体とアースのほうがインピーダンスがものすごく低いからですよね。 ホットのラインのすずめと、コールドのラインのすずめが触れて感電することもあるのか気になりますw >基本的につながっていません。 わかりました。 聞いた元の人が誤解しているのかもしれませんね。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

現在の測定機器、コンピュータ、精密機器では、アースとコールドの間のインピーダンスは無限大になっています。 さらにコールドは家のブレーカの外でグラウンドされています。

yukikouhei
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >さらにコールドは家のブレーカの外でグラウンドされています。 これは、発電所などの地面の電位と家の地面が電位が違う可能性があるからですよね。

関連するQ&A

  • アースの話

    アース話をとりあえず作ってみました。相手は電気の専門家ばかりではありません。 少々長くなりますが添削お願い致します。 アースの話 人に電流が流れることを感電といいます。感電による被害の直接の原因は、身体を通過する電流により神経系統が麻痺することです。そしてそれは人体の中の通電経路、電流の種類(交流か直流)、通電の時間と電流の大きさ、体質やそのときの健康状態などによって違ってきます。 人体の通過電流と症状及び生理作用は 1~2mA:ビリっと感じる程度 2~8mA:我慢できるが苦痛を感じる 8~15mA:安全に自力で接触した電源から離れられる最大限度の電流 15~50mA:筋肉が収縮し自由を失う。電線は離せず、心臓の鼓動が不規則、相当危険な状態になり死亡することがある。安全限界。 50~100mA:心臓の機能が失われ、例え電源から離れても数分以内で死亡する。 100~3000mA:失神、血圧上昇、心室細動の発生、心拍停止が現れ極めて危険 とこのような関係になっていて,そこで電流から人体を保護する目的で現場などの仮設分電盤には漏電遮断器30mA定格感度電流で0.1秒でトリップする漏電遮断器が取り付けられていますが、これが人体保護ぎりぎりの電流値です。 そこで重要になってくるのがアース(接地工事)の役目です。アースは、漏電によっておきる感電や火災事故をを防ぐためのもので、非常に大切な役目があります。例えば電気洗濯機の内部は複雑な電気回路を作っていますがその電気回路は、電気が漏れないようにすべて絶縁物で保護されていて、通常はケースのどこに触っても感電することは全くありません。しかし電気回路の絶縁性能が悪くなって金属製のケースへ電気が漏れ、その時にぬれた手で触ると大変な事になります。漏れた電気は、金属製のケースから人体を通って床から大地へ流れます。これが危険な感電です。この時危険から人命を守るのが、アースです。アースが取り付けてあると、漏れた電流の殆どがアースを通して大地に流れ、人体を通る電気は少なくなるので、重大な危険を避ける事ができます。  配線に漏電遮断器が取り付けてあると、アースを通って大地に流れる電流を感知して、瞬間に自動的に配線の電気を切ってしまいます。アースは、漏電遮断器をすばやく動作させるためにも必要なのです。 ここで接地工事を省略出来る場合をご説明致します。 (1)交流対地電圧150V以下の電気機械機器を乾燥した場所に施設する場合。。 (2)低圧用の電気機械機器を乾燥した木製の床、その他これに類する絶縁性の物の上で取り扱うように施設する場合。 (3)電気機械機器を人が触るおそれのないように、木製の架台などの上に施設する場合。 (4)鉄台または外箱の周囲に適当な絶縁台を設ける場合。 (5)外箱のない計器用変成器がゴム、合成樹脂その他の絶縁物で被覆する場合。 (6)電気用品保安法の適用を受ける二重絶縁構造の機械機器を施設する場合。 (7)低圧用の電気機械機器に電気を供給する電路の電源側に絶縁変圧器を施設し、かつ、当該絶縁変圧器の負荷側の電路を接地しない場合。 (8)乾燥した場所に施設する低圧用の電気機械機器の電路に電気用品安全法の適用を受ける漏電遮断器を施設する場合。 これらの様な場合は人体が感電する危険性も低いと考えられていることからアースを省 略する事ができます。 アースは電気設備の中でも地味な存在ですがもっとも重量な設備の一つですので面倒 がらずに必ずアースを接続するようにお願い致します。 又、漏電遮断器とアースによって感電や火災から守られているわけですが、忘れてなら ないのがこれら電気機械器具等の使用前点検で、電動工具・電動溶接機等の持ち込み時 の点検。溶接棒等のホルダーは絶縁防護部分びホルダー用ケーブルの接続部の損傷の有 無。交流アーク溶接機自動電撃防止装置の作動状態。感電防止用漏電遮断器の作動状態。 移動電線及びこれに付属する接続機器の被覆又は外装の損傷の有無。検電器具の検電性 能。短絡接地器具の取り付金具及び接地銅線の損傷の有無。絶縁用保護具のひび割れ、 破れその他損傷の有無及び乾燥状態。電気機械器具の囲い等の点検などがあります。 この様に漏電遮断器の取付・アース・機器の使用前点検を行うことによって電気による 感電と火災から私たちの職場も家庭も守って行きましょう。

  • どうしてアースに流れるのか

    恥ずかしながら質問させてください。 電気は回路になっている所を流れますよね? 洗濯機とかのアースは、漏電した電気が地面に落ちた後、 送電線に戻るから回路として成り立っている。というのは合ってますでしょうか? それと、例えば洗濯機などのアースが地面ではなく、例えば鉢植えなどにつながっていて、地面とはフローティングしてる場合、アースとして機能するのでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • アースの話 その2

    色々とご意見を頂き訂正してみました。ご意見お聞かせください。 場面は工事現場の安全大会での講話です。聴いてる相手は工事現場の職方さん達です。 今日は皆さんにアース(接地工事)のお話をさせて頂きたいと思います。なぜアースの話かといいますとアースが感電災害や漏電火災の防止に大変重要だからです。 人の身体に電流が流れ衝撃を受ける事を感電と言いますが、感電による直接の被害は、感電による不快感・痛みや、身体を通過する電流により神経系統が麻痺することによる筋肉の振動や心臓麻痺や呼吸停止等です。 高圧の場合は、この他に接触によるアーク熱やジュール熱による火傷が加わります。そしてそれらは人体の中の通電経路、電流の種類(交流か直流)、通電の時間と電流の大きさ、体質やその時の健康状態等によって違ってきます。 人体の通過電流と症状及び生理作用は ・1~2mA:ビリっと感じる程度 ・2~8mA:我慢できるが苦痛を感じる ・8~15mA:安全に自力で接触した電源から離れられる最大限度の電流 ・15~50mA:筋肉が収縮し自由を失う。電線は離せず、心臓の鼓動が不規則、相当危険な状態になり死亡することがある。 ・50~100mA:心臓の機能が失われ、例え電源から離れても数分以内で死亡する。 ・100~3000mA:失神、血圧上昇、心室細動の発生、心拍停止が現れ死亡する。 とこのような関係になっていて,そこで電流から人体を保護する目的で現場などの仮設分電盤には漏電遮断器30mA定格感度電流で0.1秒でトリップする漏電遮断器が取り付けられていますが、これが人体保護ぎりぎりの電流値です。 そこで重要になってくるのがアース(接地工事)の役目です。アースは、漏電によっておきる感電や火災事故をを防ぐためのもので、非常に大切な役目があります。例えば電気洗濯機を例にとると、電気が漏れないようにすべて絶縁物で保護されていて、通常はケースのどこに触っても感電することは全くありません。しかし電気回路の絶縁性能が悪くなって金属製のケースへ電気が漏れ、その時に濡れた手で触ると大変な事になります。漏れた電気は、金属製のケースから人体を通って床から大地へ流れます。これが危険な感電です。この時危険から人命を守るのが、アースです。アースが取り付けて在ると、漏れた電流の殆どがアースを通して大地に流れ、人体を通る電気は少なくなるので、重大な危険を避ける事が出来ます。  配線に漏電遮断器が取り付けてあると、アースを通って大地に流れる電流を感知して、瞬間に自動的に配線の電気を切ってしまいます。アースは、漏電遮断器をすばやく動作させ感電や火災を予防するためにも大変重要なのです。 アースは電気設備の中では地味な存在ですがもっとも重要な設備の一つですので面倒 がらずに必ずアースを接続取るようにお願い致します。 ところでアースを省略出来る場合もあり ・交流対地電圧150V以下の電気機械機器を乾燥した場所に施設する場合・・・・ などありますが、ここでは法律のような話しをしたら皆さん眠くなっちゃうとおもいますのでやめておきます。 又、漏電遮断器とアースによって感電や火災から守られているわけですが、忘れてなら ないのが使用する電気機械器具等の使用前点検で、 ・電動工具・電動溶接機等の持ち込み時の点検。 ・感電防止用漏電遮断器の作動状態。 ・移動電線及びこれに付属する接続機器の被覆又は外装の損傷の有無。 ・検電器具の検電性能。 ・短絡接地器具の取り付金具及び接地銅線の損傷の有無。 ・縁用保護具のひび割れ、 ・破れその他損傷の有無及び乾燥状態。 ・電気機械器具の囲い等の点検などがあります。 この様に漏電遮断器の取付・アースの取付・機器の使用前点検を行う事によって電気 による感電と火災の殆どが防げるわけで、日頃から気をつける事によって私達の 職場から感電災害を防止しましょう。

  • アースについて

    よく洗濯機などにアースを繋げると漏電してもアース側に電気が流れるので感電しないと聞きましたが 実際には漏電したら洗濯機からアース線を通りアース(地面)と洗濯機から人体を通ってアース(地面)の2通りで並列に電気が流れるのではないかと思ったのですが(実際には抵抗の少ないアース線側に電流がほとんで流れて人体側には少量の電流しか流れないとしても感電だと思うのですがただ人体に影響が無いくらいの電流しか流れないという事なのでしょうか?) どなた知っていらっしゃる方がいましたらよろしくお願い致します。

  • アースの話

    アース(接地工事)の話をそんなに電気の事を詳しくない(例えば工事現場の職方さん)などに説明したいのですが、色々見ながら纏めてみています。ご一読の上ご意見お聞かせください。                         アースの話 人に電流が流れ衝撃を受けることを感電といいます。感電による直接の被害は、感電による不快感・痛みや、身体を通過する電流により神経系統が麻痺することによる筋肉の振動や心臓麻痺や呼吸停止などです。 高圧の場合は、この他に接触によるアーク熱やジュール熱による火傷が加わります。そしてそれらは人体の中の通電経路、電流の種類(交流か直流)、通電の時間と電流の大きさ、体質やそのときの健康状態などによって違ってきます。 人体の通過電流と症状及び生理作用は (1)1~2mA:ビリっと感じる程度 (2)2~8mA:我慢できるが苦痛を感じる (3)8~15mA:安全に自力で接触した電源から離れられる最大限度の電流 (4)15~50mA:筋肉が収縮し自由を失う。電線は離せず、心臓の鼓動が不規則、相当危険な状態になり死亡することがある。安全限界。 (5)50~100mA:心臓の機能が失われ、例え電源から離れても数分以内で死亡する。 (6)100~3000mA:失神、血圧上昇、心室細動の発生、心拍停止が現れ死亡する。 とこのような関係になっていて,そこで電流から人体を保護する目的で現場などの仮設分電盤には漏電遮断器30mA定格感度電流で0.1秒でトリップする漏電遮断器が取り付けられていますが、これが人体保護ぎりぎりの電流値です。 そこで重要になってくるのがアース(接地工事)の役目です。アースは、漏電によっておきる感電や火災事故をを防ぐためのもので、非常に大切な役目があります。例えば電気洗濯機を例にとると、電気が漏れないようにすべて絶縁物で保護されていて、通常はケースのどこに触っても感電することは全くありません。しかし電気回路の絶縁性能が悪くなって金属製のケースへ電気が漏れ、その時にぬれた手で触ると大変な事になります。漏れた電気は、金属製のケースから人体を通って床から大地へ流れます。これが危険な感電です。この時危険から人命を守るのが、アースです。アースが取り付けてあると、漏れた電流の殆どがアースを通して大地に流れ、人体を通る電気は少なくなるので、重大な危険を避ける事ができます。  配線に漏電遮断器が取り付けてあると、アースを通って大地に流れる電流を感知して、瞬間に自動的に配線の電気を切ってしまいます。アースは、漏電遮断器をすばやく動作させるためにも必要なのです。 ここで接地工事を省略出来る場合をご説明致します。 (1)交流対地電圧150V以下の電気機械機器を乾燥した場所に施設する場合。。 (2)低圧用の電気機械機器を乾燥した木製の床、その他これに類する絶縁性の物の上で取り扱うように施設する場合。 (3)電気機械機器を人が触るおそれのないように、木製の架台などの上に施設する場合。 (4)鉄台または外箱の周囲に適当な絶縁台を設ける場合。 (5)外箱のない計器用変成器がゴム、合成樹脂その他の絶縁物で被覆する場合。 (6)電気用品保安法の適用を受ける二重絶縁構造の機械機器を施設する場合。 (7)低圧用の電気機械機器に電気を供給する電路の電源側に絶縁変圧器を施設し、かつ、当該絶縁変圧器の負荷側の電路を接地しない場合。 (8)乾燥した場所に施設する低圧用の電気機械機器の電路に電気用品安全法の適用を受ける漏電遮断器を施設する場合。 これらの様な場合は人体が感電する危険性も低いと考えられていることからアースを省 略する事ができます。 アースは電気設備の中でも地味な存在ですがもっとも重量な設備の一つですので面倒 がらずに必ずアースを接続するようにお願い致します。 又、漏電遮断器とアースによって感電や火災から守られているわけですが、忘れてなら ないのがこれら電気機械器具等の使用前点検で、 (1)電動工具・電動溶接機等の持ち込み時の点検。 (2)溶接棒等のホルダーは絶縁防護部分びホルダー用ケーブルの接続部の損傷の有無。 (3)交流アーク溶接機自動電撃防止装置の作動状態。 (4)感電防止用漏電遮断器の作動状態。 (5)移動電線及びこれに付属する接続機器の被覆又は外装の損傷の有無。 (6)検電器具の検電性能。 (7)短絡接地器具の取り付金具及び接地銅線の損傷の有無。 (8)絶縁用保護具のひび割れ、 (9)破れその他損傷の有無及び乾燥状態。 (10)電気機械器具の囲い等の点検などがあります。 この様に漏電遮断器の取付・アースの取付・機器の使用前点検を行うことによって電気 による感電と火災から私たちの職場も家庭も守って行きましょう。

  • 感電について教えてください。

    電気の初心者で申し訳ございませんが、教えて頂けると助かります。 漏電の原理に付いて教えて頂たいことがございます。非接地回路においては、基本的に戻るサーキットがないので、感電しようが無いと習ったのですが、実際非接地の100V電路において、R相、S相をそれぞれ対地間で電圧測定したところ、30V程度の電位差がありました。 この場合、電位差があるので、基本的に人が触ったりすると電流が流れると思うのですが、非接地回路でも感電はおきるのでしょうか? そうすると、漏電遮断機は非接地回路でも使用できる原理となりそうな気がします。 もし非接地回路でも、漏電遮断機が使用できるのであれば、電路に接地を取る必要が無い気がするのですが・・・。 むしろ非接地の方が対地間電圧が下がり安全な気がします。 分かりません・・・。 教えていただけると助かります。

  • 高架線を触ってアースしたら電流はどう流れる。

    漏電に関する質問を色々拝見さしていただきました。 電気を始めて、電気に興味を持った人は、みな同じ壁にぶつかるんだなと嬉しかったです。 例えば柱上トランスより発電所側にある高架線(6600V)にぶら下がり、足の先を導体(紐とう)で地面に接触させると感電するという、たとえ話を何回かみかけました。 自分の想像では、高架線→人→紐→地面→トランス中性点アース→高架線 という閉回路で電気が流れると思ってたんですが、よくよく考えると、柱上トランスの鉄心にとってあるアース線と一次側コイルは電気的に絶縁されており、高架線を握った手と柱上トランスのアース線は電気的に絶縁されており感電しないのではという疑問が生まれました。 感覚的には、電位6600Vの高架線と電位0Vの地面を継ぐと、人の抵抗を1kΩとして、オームの法則より6600/1000=6.6Aが人体を流れ感電死するのかな?というイメージはわくのですが、電気は、閉回路をなさないと流れないという定義に悩んでます。 質問の意味がわかりづらいかも知れませんが、よろしくお願いします。

  • 【電気】対地電圧が150V以下で乾燥した場所なら漏

    【電気】対地電圧が150V以下で乾燥した場所なら漏電遮断器は不要ということは、一般住宅の一戸建て、一軒家だと100V15Aなのでそもそも玄関の乾燥した場所に分電盤を置けば、漏電遮断器は不要ってことですか? 対地電圧150Vを超える電気機器は住宅ではそもそも使えないですよね。 エアコンとかIHクッキングヒーターだけ分電盤に個別に小型漏電遮断器はを付けても法律上はOKってことですよね? 分電盤に1個漏電遮断器と個別の配線用遮断器にするのと、 分電盤に個別の配線用遮断器+エアコンとか150V超えの機器に個別に小型漏電遮断器を付けるのとではどのくらいの値段の差が出ますか? 対地電圧というのがよく分かってないのですがエアコンの対地電圧って200V用なら対地電圧も200V? 対地電圧150Vを超える機器って何がありますか? どれかの場合、漏電遮断器は省略出来るということは風呂場以外の機器は対地電圧150Vを超えてても漏電遮断器は省略出来るってことは一般住宅は漏電遮断器は付けなくても合法ってことになるのでは?

  • 【電気】なぜ漏電遮断器は機器が漏電していることが分

    【電気】なぜ漏電遮断器は機器が漏電していることが分かるのですか? 機器によって使われる電流値は違うわけで、電流値が減ったか増えたか漏電遮断器は機器の正常電流値は分からないですよね?

  • アースについてです

    アースについて分からないことがあるんですが、 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1032673 を読んで何となく分かったつもりでしたがまだまだ分からない部分があるので質問させて下さい。 例えば直流100Vの電源に50Ωの負荷をかけた回路で、負荷とマイナス極側を繋ぐ線(これをGND線って言うんですかね?)にアース線を繋ぐとします。それで回路を流れる電流は+極と負荷の間も負荷と-極側も2Aですよね。 確認ですがアース線は電源とループになってないので電流が流れない。 +極と負荷の間の線を人が触ると電位差があるので 人→地中→アース線を通過して電流が電源に帰る。 そして接地されてる側の線を触った場合、電位差が無い為電流が流れないみたいなのですが、人→地中→ アース→電源の経路が出来て、GND線に加えてもう一つのループが作られますよね?人間の電気抵抗は導線に比べ大きいので2Aの電流から僅かな量が触った人間側にも分流しそうな気がするのですが。。。。 GND線に電流が流れて人とアースを介したルートに何故電流が流れないかが分からないです。 申し訳ないですが教えてもらえると助かります。 よろしく御願い致します。