• ベストアンサー

株価の下落と会社の利益について

株価の下落の影響について、聞きたいことがあります。 株価の下落によって、会社は金銭的に損をするのでしょうか??? ある会社の株価が下落したとします。 この時、この会社の信用は落ちて損することになりますよね。 それと同時に、この会社の株式を保有している人は配当が減少して金銭的に損をします。 しかし、その会社は社会的信頼は失いますが、会社側は金銭的には損をしていないように思ってしまいます。 そう思う理由は、 会社は株式を発行してお金をもらいます。 株式は返済しなくて良いものであり、さらにその株式はもはや株主のものであり、会社には関係ないと思うのです。 この考えは、間違えているのでしょうか??? もし、間違えているようでしたら、 どのように間違えているのか教えてください。

  • 経済
  • 回答数6
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Cain
  • ベストアンサー率66% (14/21)
回答No.6

出来る限り貴方の質問を引用して回答します. なるべく一般用語でかくつもりですので,参考にしてください. まず, >株式を保有している人は配当が減少して金銭的に損をします. ですが,株価下落=配当減ではないでしょうけど,株価下落の裏には,そもそも利益があまり出ていない場合がありますから,その分配当は減るでしょうし,株価下落で利益が「その後」(←これが聞きたいことでしょうけど,この時点ではそうだとしてください)減少するなら,配当は少なくなっていくでしょう. また, >この時、この会社の信用は落ちて損することになりますよね。 補足すれば,信用が無くなるということは,株価下落の要因にもよるでしょうけど,製品の欠陥をかくしていたとか言う原因であれば,その会社の製品が売れなくなるという形で損をしますね.これは,「株価下落の」というより「その原因」に反応した場合の損です. いよいよ本題へ >会社は株式を発行してお金をもらいます。 >株式は返済しなくて良いものであり、さらにその株式はもはや株主のものであり、会社には関係ないと思うのです。 まず会社は株主のものだと言う前提に立てば,何らかの原因での株価下落は,株主=会社にとっての資産目減り(含み損)という形での損です. これ以外の損だと >会社は株式を発行してお金をもらいます。 この会社が再びお金,そうですね,3千万円としましょうか,を集めたくて株式を新規に発行したとします.(工場の拡張とか,) このとき, A)自社の株価が下がっていない時とB)自社の株価が下がってしまっていた時では,何が違うでしょうか? A)よりもB)の方がたくさんの(人に)株を発行しないと3千万円の資金が集まりません.なんせ,1株辺りの販売価格が下がってしまっているのですからね.で,配当は,1株辺りに支払うわけですから,株を多く発行しないといけないB)の方が,「おおざっぱに言えば」,多い株の分だけ今後の負担=配当支払いが多くなり,そのぶん損だと考えてもいいでしょう. ただし,A)とB)では,状況が違いますから,これが比較できるのはA)であっても,B)であってもその後の配当額は同じあるいは,A)の方が少ない場合です.でも,ふつうは,A)=経営安定,株の取引安定(長期投資の目的で保有されているとか)の方が,B)=経営不安定,株取引不安定(売りが多いとか)よりも配当が多い気もしますがね(笑)ただ,この影響も,配当は「利益」の最後の残りと言う事を考えると,利益を出したければ配当を出さないでもよい(株主は怒るでしょうけど)ので,株価下落が直接利益を下げる要因とは言いかねます. 会計的にいえることは,株の価値をどうやって決算で評価するかです.時価評価と言う言葉を最近よく見聞きしますよね.しかも,これまでと違って自分で自社の株を持ってもいいことになってきます(した?)(金庫株解禁=持ち合い株解消で売りに出された株の受け皿として買い戻してよいという事です)ので,保有する自社株の価格が下がれば,時価評価の制度の下では損です. あとは・・.株価が下がると,大量買い占めが出来てしまうので,乗っ取りの危険性が増える.これも広い意味でこの会社(本来は株主のものだからと考えるとあまり意味はないですが)の損害と考えていいのではないでしょうか? いろいろまぜこぜに書きましたが,会社=株主のモノという考え方だけだと結構簡単な気もしますが,配当されない(しない)利益もあるわけで・・・.だから,会社の利益が損なわれるかという疑問よりも,どういった影響がどの部分に出るかという疑問の方が議論がすっきりすると思います.

cosmopolitan
質問者

お礼

私が当初から疑問に思っていたことは、理解できました。すごい分かり易かったです。ありがとうございました。しかし、また新たな疑問も出てきてしまいました。それはまた新たに書き込もうと思います。

その他の回答 (5)

  • anouta
  • ベストアンサー率50% (6/12)
回答No.5

何かの理由で現金が必要なときに株式を売却しない限り損失は表面化しません。ですからそれまでは金銭的に損をしたとはいえないでしょう。しかし、株価の下落はバランスシートにおいて総資産が減少していますので会社として損をしているといえないこともありません、と私は考えます。

回答No.4

核心をついた難しい問題です。ファイナンスを勉強するとはじめにつまづく大きな問題です。 まず、会社とおっしゃっていますが、会社って何でしょうか?これが問題になのです。現在のファイナンス理論では会社は「株主」のもので役員さんや、社長さん、また従業員のものでもないというのが理屈上の答えです。そうだとすると、株価のダウンは株主すなわち会社にとっての損失ですね。保有し続けているだけで換金していなくても、換金すれば損が顕在化するのですから。 でも会社が株主のものだと言うところがしっくりこないのではないでしょうか?あるAという会社を考えましょう。 会社は株主から資本金を集め事業をします。資本金で足りなければ銀行から借金をして、土地を買って(or借りて)工場を建て、従業員を雇います。原料を購入して製品を作り販売して利益を得ます。 さて、利益はどうやって分けますか?まず、原料費を取引先に支払う必要があります。また従業員及び役員さんにお給料を払う必要があります。また、利益が出ていれば国に税金を納めないといけません。そして借金した銀行に利息を払い、あるいは元本を返済します。これらすべてを払って残りがあれば、そもそもの出資をした株主さんに残った利益が渡されます。それが配当金です。配当せずに会社の将来のために、会社の内部に貯めておくこともできます。これが剰余金です。重要なのは、たくさん利益が残っていれば株主はhappyですが、利益が残っていないときは株主は何も貰えないと言うことです。さらに損が出ればそれを負担するのは株主しかいないということです。つまり会社の投資活動のリスクを最終的に負担するのは株主である、よって株主が会社の持ち主なのです。取引先、銀行、従業員、これらは皆、会社との契約で取り引きしており、予め貰える額が決まっています。これに反して株主は利益をみんなに分けた後に残りがあれば貰える、非常に不安定な状態におかれているのです。 難しい問題なのでうまく説明できなかったかも知れませんが ...

cosmopolitan
質問者

補足

会社が株主のものであるということは知っていましたし、理解できます。 私の質問とはほとんど関係ないように思えるのですが・・・・。

  • shoyosi
  • ベストアンサー率46% (1678/3631)
回答No.3

会社が設備資金が要るときには、  1.銀行からお金を借りる。  2.社債(一般投資家むけ)を発行する。  3.株式を発行する。 です。1.2.は利息を払う必要があります。手形は業者に対して支払い手段のために使うもので、期間は長くても半年から1年ですので設備資金には向きません。。社債は5年、10年と長く、株式はお金を返す必要がはありません。下のURLを見てください。

参考URL:
http://www.ifinance.ne.jp/learn/stock/stb_1.htm
  • orimoto
  • ベストアンサー率32% (130/406)
回答No.2

あなたのロジックに添って回答します。 1)株価と「信用」の関係ですが、まずいのは、株価下落の原因が、経営のまずさに依るときです。増益予想を発表していたのに減益予想に変えるなどで信用が落ちます。 2)株価と配当は直接は関係ありませんが 、利益減少→株価下落、利益減少→配当減少 ですから、間接的には有とは言えます。 3)確かにあなたの言うように、買えば株式は株主のものしなりますが、株価が下がっても売らない限り、株主は損をしません。ただ株価下落の原因が利益減少で、配当が下げられれば損となります。 4)株価が下がった場合、会社が損をするのは、資本市場(株式市場)から資金を調達する場合です。前よりも多くの株式を発行しなければなりませんので、支払い配当が増えるからです。また配当は自己資本(資本金や利益の内部留保)から拠出されますので、時価総額/自己資本は会社にとって大事な指標です。つまり「自己資本の何倍の時価総額(株価X発行株式数)をつけているか」で、この指標こそ、株価と会社業績の関係を物語る核心です。         

cosmopolitan
質問者

補足

1)から3)までは非常に分かりやすくて、理解できました。 しかし、4)おっしゃっていることが難しくて全くが理解できません。

  • shoyosi
  • ベストアンサー率46% (1678/3631)
回答No.1

 株主も、配当は株価とは関係ありませんので、売る予定でない人は別に損ではありません。  しかし、会社は工場とかの設備を拡張するとき、株式を時価発行して資金を獲得することがあります。そのときは、増資する株数が、以前に比べて同じ金額ならば、多く発行することになります。そうすると、将来にわたり、配当しなければならない株数が予定より増えます。つまり、経営が窮屈になります。また、会社は投資とか提携のため、他会社の株を保有しています。これらの会社の株価が下がると、資産の減少になります。

cosmopolitan
質問者

補足

難しすぎて全く理解できません。 それと、会社が設備を拡張するときに資金を獲得するために発行するのは、株式ではなくて手形じゃないんですか???

関連するQ&A

  • 株価下落の今後について 会社の存続。

    株価下落 今後予測される事 現在、会社員です。株価について教えてください。みなさんの質問をみたのですが、わからずダイレクトに教えていただきたいです。 1.東京株式市場が今、下落しています。しかし、大証の会社も下落しています。会社として、そして半年前まで800円だった会社が300円となり、最終的に110円まで下落するとします。そうなってくると何が予測されますか?倒産・買収。。。etc... 2.株価下落とは、だれが何をしてそうなるのですか?大株主が40%保有しているとして、あとは銀行が3%や、他の企業が8%ほどもっているとします。その方達は何かされているのですか?例えば、株を手放した、や、何らかの動きをしている。いわゆるどうやったら株は落ちるのですか? 3.株価が下落したら倒産なんですか? 4.買収の場合、社員は残れるのですか?40代の社員と30台の社員、20代の社員が残れる確立と説明を教えてください。 よろしくお願いします。

  • 株の追加発行について

    株式会社が株式を追加で発行する場合、時価以上で発行すると思います。 仮に時価で発行したとします。 既存株主は、株価が変わらなければ、株価という点では損はしていなと思います。 ただ将来の配当に関しては、会社の利益が変わらなければ、下がるという点で不利になるのかと思います。 他にどういった点で、既存株主は株の追加発行について、嫌がるのでしょうか。

  • 日本ハムの株価が 下落してますが、再度上がるのでしょうか

    私は株主では有りませんが、日本ハムの株価が下がってるので、 業績が持ち直せば、株価が上がる気がします。 投資対象に 考えている人 居ますか?? 今まで、 ほとんど、株をやったことがないので 勉強不足です。 御免なさい。 いままで まともな株投資は、株価の上昇と下落が 前もって予測出来た株しか、 やったことがないのです。 損するのがイヤなので。 のめり込んだら どんどん 投資しそうで。

  • 株価変動は会社にとってどう影響するか

    株式の初歩的な質問です。 ある会社が額面10の株式を1000株発行して創業したとして、資本金10,000を得ることができます。 この株が上場されて、株価が20に上昇したり、5に下落したとしても、投資家間のの売買には影響があるとしても、この会社の資本金は勿論変わりません。 とすると会社にとっての、株価の変動というのはどういう影響を及ぼすのでしょうか。

  • 第一生命の株式化に伴う株主優待について

    第一生命が株式会社化することで、株価予測がいろいろな方面で騒がれていますが、先日私にも株の配当通知がきました。当面の間は株を保有して楽しめたらと考えています。(下落したら楽しめませんね) そこでほとんどの株式会社には株主優待制度がありますが、第一生命株式会社の場合、株主優待制度が設定されるのでしょうか?またその内容はどのような内容でしょうか? ご存知の方がいましたら、教えてください。

  • 株価が下がって利益を出せるのは?(初心者)

    素朴な疑問なのですが、 中長期の株式の保有や投資信託など 一般人のする一般的な株式投資は、株価が下がっている時期は、 利益を出すことはできないのでしょうか。 景気が良くなるのを待つしかないのでしょうか。 株価が下がって利益が出るような取引というのは、 空売りだけですか? だとすると、市場の株価が下がっている時期に、利益を出せるのは、 信用取引をこなすようなプロ並みの人だけなのですか? それとも、株価が下がるときに儲かるような 投資信託などは存在しますか? 初心者ですみません。 何か考えのある方がいたら、教えてください。

  • 株式会社と株価の関係がわかりません。

    ABC株式会社の株価が下落すると ABC株式会社にとってどんな不利益がでるのでしょうか? 会社とその会社の株価の関係がいまいちわかりません。 どうかよろしくお願いします。

  • 第三者の目で添削などして頂きたいです。

    「株主」の権利(3つ)、株主になるメリット(利点、長所)、デメリット(欠点、短所)について、要約してください。 といわれしてみたのですが、第三者の目で意見がほしいです。文が変じゃないか?、この言葉がたりない。など添削して頂きたいです.....。 ・「株主」の権利(3つ) 発行会社に対して出資額に応じた権利、「株主権」を3つ持つ。 1つは、株主総会に参加して議決に加わる権利(議決権)。2つ目は、配当金などの利益分配を受け取る権利(利益配当請求権)。3つ目は会社の解散などで、残った会社の資産を分配して受け取る権利(残余財産分配請求権)。 ・株主になるメリット(利点、長所) 主に株式を保有することで得られる配当金などのインカムゲイン、株式の売買によって得られるキャピタルゲイン、自社製品などが受け取れる株主優待、そして会社経営に参加できる共益権などです。 ・株主になるデメリット(欠点、短所) 出資した株式会社の業績が悪化した場合などで様々なことが起こる。購入時よりも株価が下落すると資産が減りキャピタルロスをしたり、配当金が減少する場合、株主優待が変更され縮小や中止される。他にも、利益の悪い会社の株式を現金に換える時に買いたい人が少なく、考えていた値段よりも割安な価格でしか換金できない場合や倒産すると株式の資産価値が無くなり、会社に残っている資産は持株数に応じて株主に返金される場合もある。さらに、会社の不祥事などで上場廃止になると、株式の価値が激減することがある。ただし、出資した会社が負債を抱えていても、株主に返済が義務付けられるリスクはない。

  • 非公開会社による株価算定時期について

    非公開会社における株価の算定時期について質問があります。 【前提条件】 弊社は、 ・非公開会社 ・決算月は6月 ・取締役非設置会社 ・発行株式数は60株 とします。 今回の質問は、 ・既存株主から株式譲渡承認請求が行われた ・株式譲渡は既存株主から既存株主へと行われる とします。 株価は、 2007/06/末日(決算時)時点では、\300,000/1株 2007/08/末日時点では、\200,000/1株 2007/09/末日時点では、\150,000/1株 2007/10/末日時点では、\50,000/1株 とします。 売買価格は、 \50,000/1株 とします。 【質問】 2007/09/上旬に既存株主から保有している全株式の10株を譲渡したいと申請(株式譲渡承認請求)され、2007/09/30に臨時総会で他の既存株主にて承認されたとします。そして、株式譲渡契約を臨時総会後(2007/10/01)にした場合、どの時期の株価で取引するのが一般的なのでしょうか? 1.決算月の株価(6月末日) 2.株式譲渡承認請求が行われた前月の株価(8月末日) 3.臨時総会の承認が行われた月末の株価(9月末日) 4.株式譲渡契約が行われた月末の株価(10月末日) 5.その他 また、その理由も合わせてご教授いただけると幸いです。 情報が不足していましたら、必要な情報を教えてください。 よろしくお願い致します。

  • 資本金について

    簿記の勉強をしています。 商業簿記「株の発行」の項で額面株式と無額面株式があるのですが、この違いは何でしょうか。両方同時に発行する利点はあるのでしょうか? 「株価が下落すると、株主に迷惑がかかる」と教科書に書いてあるのですが、実際企業にとって自社の株価の下落はどんな悪影響をおよぼすのでしょうか? 初歩的な質問ですが、よろしくお願いします。