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単調と長調

単調とか長調とかとは、どういう意味なのでしょうか? またハ長調とかの「ハ」は何を表しているのでしょうか?

  • 音楽
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  • altonly
  • ベストアンサー率19% (21/108)
回答No.6

嬰は「えい」と読みます。 ♯のことをなぜ「嬰」というのか、♭のことをなぜ「変」というのか、という質問が、他にありましたが、これは、私も知らないので、どこかでわからないかな、と調べている途中です。 「固定ド唱法」とは、ハの音をドと読むことによって、鍵盤の位置や、リコーダーなどの指づかいを混乱させない方法です。ですから、ピアノの先生などは、この唱法を使っていることが多いですね。ピアノで最初に習うのも、黒鍵を使わずに済むハ長調からだと思います。 「移動ド唱法」はそれに対して、ハ以外の音にもドを使います。というより、先に述べた「主音」を長調の場合ド、短調の場合ラと読む方法で、楽器を使わず、音感に頼って歌うときに向いています。 先に、長調の音階、短調の音階について述べましたが、例として「ヘ長調」「ト長調」で考えてみましょう。 ヘ長調の主音は「ヘ」です。 ヘの音から始まる長調の音階(長音階)に使われる音は ヘ・ト・イ・変ロ・ハ・ニ・ホ・ヘ です。 ここで問題になるのが、4番目の音「変ロ」です。 これは、長音階では3番目の音と4番目の音の音程は半音と決まっているため、イの半音上の音を使いたいのですが、ロでは全音離れてしまうため、それを半音下げて(イに近づけて)変ロになるわけです。 ト長調の主音は「ト」です。 トの音から始まる長調の音階(長音階)に使われる音は ト・イ・ロ・ハ・ニ・ホ・嬰へ・ト です。 こちらでは7番目の音「嬰へ」が問題ですね。 上記と同じ様に、長音階では6番目の音と7番目の音の音程は全音と決まっているのに、ホとヘは半音なので、ヘを半音あげて(ホから遠ざけて)嬰へになるわけです。 さて、この2つを「移動ド唱法」で読むと、どちらも「ドレミファソラシド」になります。 「固定ド唱法」では・・・ ヘ長調は「ファソラシドレミファ」となりますが、この中の「シ」の音は、実際には「シ♭」ですね。(半音下げてありますから) ラからシには全音で動きたいのに、ここでは半音で動かなくてはなりません。 また、聞く人に、半音下げてあるのか、歌い間違いなのか、わからないようなこともおこります。そこで、正確には「ファソラシ♭ドレミファ」なんて歌うこともあります。でもそうすると「シ♭」の部分だけ、時間がかかりますし、やっぱり正確には歌いにくいものです。 ト長調は「ソラシドレミファソ」ですが、上記のよう正確には「ソラシドレミファ♯ソ」となりますね。これもやはり歌いにくいです。 もっとも、移動ド唱法で歌っても、短調の場合は「ソ」や「ファ」に♯がつくことが多く、(臨時記号といいます)このばあいは同じ様ないいにくさがありますね。 そこで、ハンガリーでは ド♯=ディ  ミ♭=マ  ファ♯=フィ などと読む方法を使っています。 この方法を日本でも取り入れている人たちがいますが、どうも少数派のようです。 もっと拡がっていくといいなぁと思っているのですが・・・ 「ド長調」というのは聞いたことがありませんね。 テストでそう書いてきた子がいましたけど × にしました。 そもそも、ドとかレとかいうのは、音階の中での名前、つまり、音階の中でどのような役割をしているか、音階の中の何番目の音か、ということがあります。これを「階名」といいます。 それに対して、ハとかニとかいうほうの名前が音の高さを表すもので「音名」というのです。これには「絶対的な高さ」があるという言い方をしましたが、もっとはっきり言えば、それぞれの音に振動数が決まっているのです。例えば「一点イ」という音(ピアノで言うと真中の「ハ」より少し上にある「イ」ピアノの先生は「ラ」といいますが)の振動数は一般的には440Hzです。最近は442Hzが好まれていますが。 (ほとんどの楽器は、この440Hzまたは442Hzをもとにして、チューニングしています。) こんなお答えでよろしいでしょうか。なんだかよけいにややこしくしてしまったような気がしないでもないけれど・・・ またわからないことがありましたら、追加してくださいね。

その他の回答 (6)

  • alien55
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回答No.7

わざわざ「お礼」を頂き有難うございます。1回目の回答に続いて、今回も、基本的にはaltonlyさんのご回答で充分かと思われますが、 bangbangbigaroさんの言っている内容からすると、長調・短調の全24調の音階を示せば、もしかしたら何かと参考になるだろうと思い ここでいっきに全部書いておきます。各音階(8個の音)の両端の音が「主音」です。また、各音階の最後に[ ]内に記したのは、 「調号」の数を表しています。「調号」とは、楽譜を見ると分かりますが、ト音記号やヘ音記号のすぐ右に書かれている#や♭のことで す。つまりこれを見ると調が分かります。例えばある曲の楽譜で、「###」と調号が#3個であれば、下の表からその曲が「イ長調」あ るいは「嬰へ短調」であることが分かります。短調は自然短音階のみを示しました。なお、「#ド」などという表記は一般的ではありま せんが、イタリア音名の方が馴染み深いであろうという私の勝手な予想からこのように書きました。    ハ長調:ド, レ, ミ, ファ, ソ, ラ, シ, ド  [調号無し]  ト長調:ソ, ラ, シ, ド, レ, ミ, #ファ, ソ  [#1つ]  ニ長調:レ, ミ, #ファ, ソ, ラ, シ, #ド, レ  [#2つ]  イ長調:ラ, シ, #ド, レ, ミ, #ファ, #ソ, ラ  [#3つ]  ホ長調:ミ, #ファ, #ソ, ラ, シ, #ド, #レ, ミ  [#4つ]  ロ長調:シ, #ド, #レ, ミ, #ファ, #ソ, #ラ, シ  [#5つ] 嬰ヘ長調:#ファ, #ソ, #ラ, シ, #ド, #レ, #ミ, #ファ  [#6つ] 変ト長調:♭ソ, ♭ラ, ♭シ, ♭ド, ♭レ, ♭ミ, ファ, ♭ソ  [♭6つ] 変ニ長調:♭レ, ♭ミ, ファ, ♭ソ, ♭ラ, ♭シ, ド, ♭レ  [♭5つ] 変イ長調:♭ラ, ♭シ, ド, ♭レ, ♭ミ, ファ, ソ, ♭ラ  [♭4つ] 変ホ長調:♭ミ, ファ, ソ, ♭ラ, ♭シ, ド, レ, ♭ミ  [♭3つ] 変ロ長調:♭シ, ド, レ, ♭ミ, ファ, ソ, ラ, ♭シ  [♭2つ]  ヘ長調:ファ, ソ, ラ, ♭シ, ド, レ, ミ, ファ  [♭1つ]    イ短調:ラ, シ, ド, レ, ミ, ファ, ソ, ラ  [調号無し]  ホ短調:ミ, #ファ, ソ, ラ, シ, ド, レ, ミ  [#1つ]  ロ短調:シ, #ド, レ, ミ, #ファ, ソ, ラ, シ  [#2つ] 嬰ヘ短調:#ファ, #ソ, ラ, シ, #ド, レ, ミ, #ファ  [#3つ] 嬰ハ短調:#ド, #レ, ミ, #ファ, #ソ, ラ, シ, #ド  [#4つ] 嬰ト短調:#ソ, #ラ, シ, #ド, #レ, ミ, #ファ, #ソ  [#5つ] 嬰ニ短調:#レ, #ミ, #ファ, #ソ, #ラ, シ, #ド, #レ  [#6つ] 変ホ短調:♭ミ, ファ, ♭ソ, ♭ラ, ♭シ, ♭ド, ♭レ, ♭ミ  [♭6つ] 変ロ短調:♭シ, ド, ♭レ, ♭ミ, ファ, ♭ソ, ♭ラ, ♭シ  [♭5つ]  ヘ短調:ファ, ソ, ♭ラ, ♭シ, ド, ♭レ, ♭ミ, ファ  [♭4つ]  ハ短調:ド, レ, ♭ミ, ファ, ソ, ♭ラ, ♭シ, ド  [♭3つ]  ト短調:ソ, ラ, ♭シ, ド, レ, ♭ミ, ファ, ソ  [♭2つ]  ニ短調:レ, ミ, ファ, ソ, ラ, ♭シ, ド, レ  [♭1つ] # or ♭が6つの場合は、同じ音の音階に対し異なる二つの表記が可能です(嬰へ長調と変ト長調、嬰ニ短調と変ホ短調)。これらは、 エンハーモニック(異名同音)な関係にあると言い、調は違いますが鍵盤楽器などでは全く同じ音です。 また例えば、嬰ト短調は、 変イ短調:♭ラ, ♭シ, ♭ド, ♭レ, ♭ミ, ♭ファ, ♭ソ, ♭ラ  [♭7つ] とエンハーモニックな関係にあり、同音ですが、調号を7つ使うことは一般的ではありません。しかし、曲の途中でこのような調で 書かれることも時々あります(例:ベートーヴェン弦楽四重奏曲「ハープ」の第二楽章途中)。 さて、「長調・短調って何?」というbangbangbigaroさんの素朴な疑問も、ちゃんと答えようとすると実は非常に奥深い問題であるこ とは理解されたのではないでしょうか? でも音楽の面白さは、ちょっとした疑問から出発したのに、気がつけば音楽の深遠な領域に 入り込んでしまうところにあると思います。もしこのような音楽を構成するシステムとかに興味がおありでしたら、「楽典」とか、 「音楽通論」などと題された本をお買いになることをオススメします。私や下の方々の回答は、「調」を説明するために、音階など を一意的に決定でき、かつ色々な内容を理解するための基礎的なメカニズムのみを述べています。それは物事を把握する力のある「大人 の回答」なのでしょうが、私が上記の24調の音階を覚えたのは5,6歳の頃で、別に全・全・半・全・・・・などの音程の規則など知りま せんでしたし、また「調」とは何か?と尋ねられても、子供の頃は単に「こういうやつだ」としか言えなかったと思います。 実際問題、やはり「音を鳴らす、聴く」という純粋音楽的行為が無ければこういった紙の上の議論も理解しにくいのではないかと思われ ます。そういう意味で、上表の音階を是非(楽器があれば)鳴らして、耳で確認して頂けると良いかと思います。

bangbangbigaro
質問者

お礼

altonlyさん、alien55さん、何度もご回答ありがとうございます。 すみません、なんとなく解かったのですが、説明しろって言われたら、実はよくわかんないです。 ただ、音楽ってかなり奥が深いって事は確実にわかりました。 音楽は、芸術的というか主観的というか、何ていうか創造力みたいなものみたいな学問だと思っていましたが、意外に科学的要素も強いんだなと思いました。 軽い気持ちで質問しましたが、自分の知らない音楽の側面を垣間見た気がします。 これから少し勉強したいと思います。 また解からない事があったら、その時はお世話になると思いますがよろしくお願いします。

  • erimeg
  • ベストアンサー率18% (74/405)
回答No.5

ハニホヘトイロが、ドレミファソラシなのは思い出されましたか。 ハから音階が始まればハ長調とかハ短調とか言います。 二ならニ長調とかニ短調。 長調は、「ドレミ」が全音ばかりで動くもの。 短調は、「ドレミ」が、「ドレ」だけ全音で、「ミ」は半音なんです。 半音とは、ピアノのキーでしか私は分からないのでこれで言いますと、「ドレ」と白鍵で、「ミ」は左横の黒鍵になりますが、これです。 つまり、ハ調で説明すれば「ミ」が白鍵なら長調、黒鍵なら短調なのです。 ドレミファソラシドが、長音階だと、ドの次のレが全音、ミも全音、ファ半(黒鍵ないでしょう)、ソ全、ラ全、シ全、オクターブ高いドが半で、「全・全・半・全・全・全・半」となります。 Y(>_<、)Y ヒェェ! 、書いてて私がごちゃごちゃしてきました。 すみませんよけいわかりにくくして。 「自信あり」なんですけど、説明がわかりにくいので、「なし」と言うことで…。←無責任

bangbangbigaro
質問者

お礼

いえいえありがとうございます。 実はハニホヘトがドレミ・・って言うのも初めて聞きました。 っていうかハ長調のハがイロハのハだとは 小学校、中学校と何をやっていたのでしょう・・・

  • alien55
  • ベストアンサー率71% (20/28)
回答No.4

下の方々が回答をされていますが、「長調・短調って何?」という質問に対する客観的かつ完全な回答はaltonlyさんでしょう。その 下のお二人さんの回答中の「長調は明るく、短調は暗く悲しく」というのは主観的で人によって違うものですし、様々な危険性をはら んだ答え方です。映画音楽などを聴いてみると、非常に悲しい場面で長調の曲が使われたりしますし・・・・・・ ここでもう少し本質に迫った回答をしたいと思います。 音楽というのは「音を用いた時間芸術・娯楽」と定義できますが、人間が時間に対して興味を持つ、すなわち音楽的時間というものを 体験するためには、音が何らかの秩序を持っていなければなりません。音が無秩序に並び混沌としている状態では、街のザワメキと変 わらないからです(このような騒音やザワメキを音楽の素材として用いる人もいますが、それは特殊な効果を狙ったものですから、こ こではそれについては本質的な議論になりません)。音楽が秩序を持つために、例えば「リズム」や「拍」の概念が誕生しました。 ところで「調」というのは、音高(音の高さ)に関する秩序のことであって、楽曲中にどんな音を基本として使うかという規則が「調」 の概念です。長調・短調は西洋音楽から生まれたものですが、その起源を求めるには古代ギリシアや中世の音楽まで遡らなければなり ません。ある程度完全な形で現存する最古の楽譜は中世のものですが、中世音楽は、ギリシアから伝わる「教会旋法」と呼ばれる音階 を用いていました。それは基本的に次の8個があります。[ ]中の音が終止音と呼ばれる主音機能をもった音です。 正格旋法 1.ドリア旋法 ([レ]ミファソラシドレ) 2.フリギア旋法([ミ]ファソラシドレミ) 3.リディア旋法([ファ]ソラシドレミファ) 4.ミクソリディア旋法 ([ソ]ラシドレミファソ)         変格旋法 5.ヒポドリア旋法 (ラシド[レ]ミファソラ) 6.ヒポフリギア旋法(シドレ[ミ]ファソラシ) 7.ヒポリディア旋法(ドレミ[ファ]ソラシド) 8.ヒポミクソリディア旋法 (レミファ[ソ]ラシドレ) この中にaltonlyさんが述べられた、ドレミファソラシドとラシドレミファソラがありますね。つまり、中世からルネサンス、バロック を経て、音楽に用いる音階が8個から2個へ縮小したのです。すなわち音楽を構成するための音高に関する秩序が、昔は色々なものがあ ったのが、時代とともに洗練され、長音階と短音階だけが残ったのです。じつは短調の音階も失われかけたのですが、 ラシドレミファソラ のイ短調自然短音階の主音「ラ」の1つ下の音「ソ」を半音高めた、「#ソ」を用いることで、生き残りました(和声・旋律短音階)。 主音の半音下の音は、主音に移りたい性質があり、この音を導音と呼びます。長調の音階(ドレミファソラシド)の場合、主音「ド」 の半音下に、音階固有の音「シ」がありますよね。ところが短音階ラシドレミファソラにはラの半音下の音はありません。そこで、人 為的に導音を作ってやって、短調にも長調と同様の機能を持たせました(これはドミナント→トニックの機能進行に関連します)。 楽曲は音階をもとに構成されますが、たとえばハ長調の曲だからと言って、ドレミファソラシの7個の音しか使わないわけではありませ ん。ハ長調の曲には、ヘ長調の導音「♭シ」や、ト長調の導音「#ファ」などもよく使われます。つまり、ハ長調の曲と言っても、その 中には様々な他の調と関連をもっているのが普通です(他調関連)。しかしながら、基本となる音はやはり音階の7音です。 20世紀になってからは、長調短調とも昔の教会旋法にも属さない新しい音階が次々に現れました。つまり、音楽を構成する際の秩序その ものを変えようとした運動です。しかし、若い世代に馴染みのある歌謡曲などのポピュラー音楽の殆どは長・短調組織の枠組みでつくら れています。 結局重要なのはaltonlyさんが説明した、音階中の隣接する各音程の配列で、全・全・半・全・全・全・半と全・半・全・全・半・全・全 です。このような「音程関係で音高に関する秩序を決める概念」が「調」ということです。

bangbangbigaro
質問者

お礼

altonlyさん、alien55さん、ご回答ありがとうございます。 実はもっと早くお礼を書かせていただこうと思ったのですが、お2人の回答を 何度も読んだのですが、ちょっと難しくてなかなか理解できなくて。それで何度も読ませていただいて、なんとなく?理解させていただいたので今書かせていただいています。(笑) なんとなくわかるんですけど。難しいですね。 ところで「嬰」はなんて読むのですか?ホントバカで。 それと「固定ド唱法」と「移動ド唱法」??とは?ハ=ドではないのですか? あとふと思ったんですけど、ハ長調をド長調とか言ってはいけないのでしょうか? 「・・主音のきた音の絶対的な高さ=音名  ・・その中のどの音からその音階が始まっているか」ちょっとわからないですけど。よろしかったらもっと詳しく教えていただけませんか。 ってことは私達がピアノとか弾く時はじめに習うのはハ長調?ですか。 全然違う事言っていたらすみません。 色々聞きまくりで、すみません。時間に余裕がありましたら是非是非、教えていただけませんか?

  • altonly
  • ベストアンサー率19% (21/108)
回答No.3

「ドレミファソラシド」と、鍵盤の楽器で見てみるろ、ミとファのあいだ、シとドの間にだけ、黒い鍵盤(黒鍵)がありません。 これは、この部分だけ、音の間が狭い(振動数の差が少ない)ということで、この音の間隔を「半音」といいます。 それに対して、間に黒鍵をはさんだ二つの音(ドとレ・レとミ・ファとソ・ソとラ・ラとシ)の間隔を、全音(半音二つ分ですから)といいます。 1オクターブ(ドからド、レからレ・・・など)の中の8つの音を高さの順に並べた時、その隣同士の音の間隔が  全・全・半・全・全・全・半 の順に並んでいるもの、言い換えると ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド  という音階を「長調」といい、  全・半・全・全・半・全・全 の順に並んでいるもの、言い換えると ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ  という音階を「短調」といいます。 ただし、短調には、ソの音を半音高くする場合(和声的短音階)や、ファとソの2つの音を半音高くする場合(旋律的短音階)があります。 長調のド、短調のラのことを、それぞれ「主音」といいます。 それぞれの音階の最初と最後にくる大切な音という意味です。 この主音は、どんな高さにも行くことができます。 その、主音のきた音の絶対的な高さ=音名が、ハ長調のハだったり、イ短調のイだったりするわけです。 つまり、ハニホヘトイロは日本語での音名なのですが、その中のどの音からその音階が始まっているか、どの音が主音になっているか、というのをあらわしています。 ちなみに、ハニホヘトイロのそれぞれ半音高い音には「嬰」、半音低い音には「変」という文字をつけて 「嬰へ」とか「変ロ」とかいう音名も存在します。これは、黒鍵ですね。 以上をまとめてみますと、 主音がドでハの場合・・・ハ長調 主音がドでニの場合・・・ニ長調 主音がドで変ホの場合・・・変ホ長調 ・・・・・・・・・・・・・・・etc 主音がラでイの場合・・・イ短調 主音がラでロの場合・・・ロ短調 主音がラでハの場合・・・ハ短調   ・・・・・・・・・・・・・・・etc    というふうになります。 世間一般によく「ハ=ド」と言う方がありますが、これは「固定ド唱法」を使っている方です。ピアノなど、楽器の練習には向いていますが、調感を養うには、やはり「移動ド唱法」のほうがよいと思います。 「移動ド唱法」では、「ド」は「ハ」にも「ニ」にも「ホ」にも・・・どこにでも移動します。 (私は小学校の授業で、「ドレミの家族さんは、お引越しができる」という言い方で教えています)

  • illashige
  • ベストアンサー率53% (305/569)
回答No.2

ドレミファソラシドを日本語ではハニホヘトイロハといいます。ハはドのことです。 ハ長調は、ドから始まっている音階で、ふつうに歌ったり、鍵盤で弾いたりした「ドレミファソラシド」。 ハ短調は、ハ(ド)から三つ目、六つ目の音、つまりミとラが半音低い音階です。(これは、旋律的短音階っていう・・楽譜では、シも半音低く書いてあります)。 ymrsさんが書いていらっしゃるように、ちょっと悲しげに聞こえます。 ソミミ、ファレレ、ドレミファソソソのミを全部半音低くして、何か楽器を演奏してみてください。悲しげにチョウチョが飛びます。

bangbangbigaro
質問者

お礼

確かに悲しげに聞こえました。 ミとラが半音低いの違いが長調と短調の違いなのですね。

  • ymrs
  • ベストアンサー率59% (121/203)
回答No.1

単調→短調です。 短調はくらい感じ調 長調は明るい感じ ハ長調のハ は ハニホヘトイロハ のハで C つまりド です ドの音を根音、つまりベースにしたコード(和音)を 中心とした調、つまり C メジャーの曲です。

bangbangbigaro
質問者

お礼

ご指摘ありがとうございます。 「単調」ではなく「短調」ですね

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