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溶液の定義

ryumuの回答

  • ryumu
  • ベストアンサー率44% (65/145)
回答No.3

異なる分子が無秩序で混合されてる状態が、溶液の状態です。 理想溶液では、異種分子の大きさがほぼ等しいという条件も付きますが、たいがい分子の大きさは異なってますので理想状態とは異なってます。ですから、均一状態の溶液でも、濾過なり遠心なりで分離することは理論的には可能です。 で、ちょっと異なる視点から・・・・ 私は膜蛋白質の研究をしてて、界面活性剤による”可溶化”という作業をしたことがあります。で、この可溶化は、疎水性の膜蛋白質を水溶液にするという作業で、ようは研究しやすいよう均一溶液にしたいわけです。まあ蛋白質分子の大きさは溶媒(この場合は水)分子とかなり異なっているので、当然理想溶液ではありません。一般に、105,000×gで1時間の遠心(超遠心)を行い、沈殿しなければ、可溶化されたと見なしています。しかし、もっとgの大きい遠心を長時間行えば、当然均一混合状態が崩れ、 溶液中の分子(溶媒和等の複合体も含む)の分布は密度に依存し、ボルツマン分布するはずです。 結局、真の溶液(理想溶液)ってのが、まれなものなんでしょうね^^;

buchurin
質問者

お礼

ryumuさんありがとうございます。大変興味深いお話をありがとうございます。 どうも御三方のお話を聞いていると、溶液は透明である必要はないようですね。間違ってます?ちなみに、ryumuさんの疎水性の膜蛋白質を水溶液にしたものは、透明ですか?これも、溶液なんですよね?どうもすっきりしません。ごめんなさい。

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