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コロンとセミコロン

論文などを見ていると、ある文章の後にコロンを置いて その詳しい説明を何文かセミコロンで区切って並べるというのを見ますが、 これは正しい用法と理解していいんでしょうか? セミコロンだけで考えると前節の原因や結果を示すときに使うものですが、 質問の場合はコロンで続いている文なので、各文をセミコロンで区切っていると考えていいのでしょうか? この場合、コロンの後もセミコロンの後も大文字で始まっているんですが 正しいですか?

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  • M_Sato
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回答No.3

英国で数年前にベストセラーになった句読法の解説書"Eats, Shoots & Leaves"(邦題『パンクなパンダのパンクチュエーション』リン・トラス著、大修館書店)ではコロン、セミコロンについて興味ある考察が述べられています。そして次のように結論づけています。 「コロンにはセンテンスの前半部分を例証したり、別の言い方で述べたり、詳述したり、その価値を下げたり、説明したり、後半と比べ合わせたりする機能がある。コロンにはまた、前置き的形式としての役割がいくつかある。まず、枚挙をするときの前置きとなる(ことに枚挙されるものがセミコロンで結ばれている場合)。」(邦訳p.148) 「さて、セミコロンはどういうときに使うのか? コンマに関する章で見たとおり、セミコロンを置く主な場所は、あなたがジョン・アップダイクでない限り、2つの関連したセンテンスの間である。ただしその2文が and や but でつながれておらず、コンマを使ったのでは非文法的になってしまう場合である。」(邦訳p.150) このあと、セミコロンが、その前後の文章の関連性の強さや同時性を表わすことなどが述べられています。 ご興味があればご一読を。 蛇足ですが、No.2様が挙げておられる名著"The Elements of Style"は邦訳が出ています。『英語文章ルールブック』(William Strunk Jr., E. B. White、荒竹出版)現在は品切れのようですが……

その他の回答 (3)

noname#86553
noname#86553
回答No.4

No.1です。 補足の前に訂正があります。セミコロンの後では、通常は大文字で始まることはないようです。訂正してお詫びいたします。失礼いたしました。 参考にした図書は、 The Bedford Handbook (Diana Hacker 著)とA - Z of Medical Writing (Tim Albert 著)です。 前者は第6版ですが、現在は第7版がでています。米国の学生の文章を赤字で添削されている例が多数紹介されています。webに著者のサイトがあります。 回答は、前者にあります Use a colon between independent clauses if the second summarizes or explains the first. Faith is like love: It cannot be forced. NOTE: When an independent clause follows a colon, it may begin with a lowerecase or a capital letter. と、後者の In US English usage it is common to have a capital letter after the colon (‘He wanted three things: To visit every hospital in Poughkeepsie, write a book review for the New Yorker, and learn how to use chopsticks’). を参考にしましたが、セミコロンについては拡大解釈してしまいました。こちらは大文字で始まることは、固有名詞、書名など以外ないのがルールのようでした(今回の場合、ルールを知っている方が、文の数が多く何行にもわたる場合は、読みやすくするためにあえて大文字にされたなどと推測していますが、...)。 http://www.amazon.com/Bedford-Handbook-Diana-Hacker/dp/0312419333 http://bcs.bedfordstmartins.com/bedhandbook7enew/Player/Pages/Main.aspx http://www.amazon.com/Z-Medical-Writing-Tim-Albert/dp/0727914871 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2933157.html

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.2

"The Elements of Style" に簡潔な解説があります。 完結した文章を複数個(2個とは限りません)並べる方法には (1) セミコロン (2) ピリオド (3) カンマ+接続詞 があります。その中で (1) は文章同志の関係が強い場合に適しています。文頭に besides, などの副詞が入っていても構いません。ピリオドで区切ると文章間の関係が弱まるし、かといって接続詞の多用もうっとうしい、などの理由で用いられます。 私は日本語で十行にも及ぶ文章を分解して;でつなげた経験があります。 コロンはその前の内容が後と関係が強いことを意味します。セミコロンよりは前後を切る力は弱い。 通常:や;の後は小文字で始めてよいと思います。しかしそれは厳格な規則ではないかも知れませんので、大文字で始めるのは趣味でしょうか。 コロン、セミコロンについて下記にも解説があります: http://leo.stcloudstate.edu/punct/col-semi.html

noname#86553
noname#86553
回答No.1

後半に関してですが、手元のライティングの本によると、文章の形になっていれば、大文字で始めてもよいようです(特に米国では)。 前半は、 コロン=「以下のようになります」 という理解をすれば、 コロン以下で始まる部分が独立した文ないし文節であるとすれば、その中で、セミコロンがあっても不思議でない感じがします。 確認したわけでなく想像ですので、語法に詳しい方の解説を期待します。

maquia9
質問者

補足

justsosoさん ご回答ありがとうございました。 もしよろしければそのライティングの本のタイトルを教えていただけないでしょうか? 何か一冊購入しようと思っているんですが、色々とありすぎて…。

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