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酸化銅の価電子について

酸化銅にはCu2OとCuOの二種類ありますが、この場合Cuの価電子の数はそれぞれ1個と2個でいいんでしょうか??

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●そう考えてOKです。  Cuは原子番号29番で、K(2)L(8)M(17)N(2)の場合とK(2)L(8)M(18)N(1)の場合が有ります。前者は2個の電子を捨てて2価のイオンCu^2+になり,後者は1個の電子を捨ててCu^+になります。  エネルギー順位から言うとM(17)N(2)の電子配置をとるのが本当なのですが、このときM殻が完全に詰まっていなくてイオンになったときに『閉殻構造』(この場合M殻までちょうど詰まっている電子配置のこと。M殻が『18個』になっていて、希ガス型の電子配置の『8個』とは違うので注意。)になっていません。  それでM(18)N(1)となる場合が有ります。後者はN殻の電子1個がM殻に入ってしまったことになりますが、このほうが電子1個を捨てたときに『閉殻構造』なので特に安定であり、前者とあまりエネルギー的な差が無くなって、このようなことが起こりえます。同族のAg,Auが1価の陽イオンになるというのはこの後者の考え方で説明が付きます。  「N,O,P殻が8個でなく18個詰まった電子配置」が安定なことは、金属として自由電子を2個を捨てたときにこのような閉各構造になっているZn,Cd,Hgが他の金属に比べて非常に融点が低いことなどの説明にも用いることができるとされています。(※水銀が金属なのに常温で液体であることなど。ただし、高校生だったら学習範囲外です。知ってても損では有りません。)

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