解決済みの質問

とんでもない?

こちらでも以前お見かけしたのですが、
「とんでもない」の「ない」は、形容詞の一部だから、
「とんでも・ない」と分けるのは誤りで、
「『とんでも無い』なんてとんでもない」ようですが、
なぜなのでしょうか。

どなたか(お暇でしたら)お教えください。

投稿日時 - 2003-02-18 07:30:09

QNo.476122

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

再びkimosabeです。

「とんでもない」は、「とでもない」が変化したものとされます。
  風をつかまへる様な、とでもない問ひ様かな 
  輝国の名代とけあなづり、とでもない物身どもにわたし、
といった、江戸時代の浄瑠璃の例がありますから、これは確かでしょう。

その「とでもない」の語構成は、以下のようになると思います。

「と」は副詞でしょう。「とかく」の「と」、「とにかくに」の「と」と同じで、「そのように」「あのように」の意味です。
直接の決め手はありませんが、
副詞「そ」を使った「そ・で・なし」「そ・で・ない」「そ・で・も・ない」といった連語の存在(いずれも「そうでない」の意)、
それらが一語化した「そでなし」「そでない」「そでもない」といった形容詞の存在(いずれも「いけない」「悪い」「不都合だ」の意)、
から類推すると「と」も副詞と考えたいわけです。

「で」は、断定の助動詞「だ」の連用形。
「も」は、係助詞で、強調の意味。

「ない」は、補助形容詞の「無い」。
打消しの助動詞「ない」は、未然形の下にしか付かないのでこれはダメ。
断定の助動詞の連用形を受けて使われていますから、やはり補助形容詞の「無い」を考えるのが穏当でしょう。

この「とでもない」に強調あるいは語調を整えるために「ん」が挿入されて「とんでもない」が生まれたのでしょう。現代の「とんでもない」は、意味的にも文法的にも一まとまりの単位で、途中で分離することができないと考えられるでしょうから、やはり全体で一つの形容詞、つまり一単語でしょうねえ。規範的には。

しかし「とんでもない」の「ない」を一つの独立した文節ととらえれば、
誤用とされる「とんでもありません」「とんでもございません」も、けっこう理にかなった表現なのかもしれません。

投稿日時 - 2003-02-19 17:24:34

お礼

ありがとうございます。
大変よくわかりました。

投稿日時 - 2003-02-19 19:16:36

ANo.5

4人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

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ベストアンサー以外の回答(4件中 1~4件目)

解釈に諸説があるようですね。

ない→無いと連想しがちですが、この「ない」にはいくつかの用法があり
「とんでもない」の「ない」はもっとも分類しにくい用法のようです。

1.否定の助動詞「ない」がついたもの
  つまらない、済まない、物足りない、など。  *とんでもない
2.無いの意味を有するもの
  情けない、如才ない、面目ない、何気ない、など
3.形容詞を作る接頭辞「ない」のつくもの。辞書に「~な・い」と表記。
  せわしない、切ない、あっけない、など。   *とんでもない

とんでもないは1)か3)かで解釈が分かれているようです。国語学者により意見が異なるため、辞書によって解釈が違っています。詳しくは添付URLを参照してください。読むほどに分からなくなりますよ。

参考URL:http://www3.tky.3web.ne.jp/~oyanagi/studyroom/32.html

投稿日時 - 2003-02-18 09:35:30

補足

ありがとうございます。

なるほど、国語学者でも意見が違うのですか。
リンク先のサイトもあわせて考えれば、

・「とんでもない」の語源
・「とんでもない」の分類
・「とんでも・ない」と分けるのか否か
・そのほかの「~ない」はどうか

...などについて議論している本もあるようですね。
正直に言いますと、高校では理系のコースでしたから、国語の専門的なことはよくわからないのですが、大学の図書館で探してみることにします。
もし、このようなことについて取り上げている本をご存じであれば、他の回答者の方も、お教えください。

投稿日時 - 2003-02-18 21:02:29

ANo.3

「とんでもない」という形容詞は、
  とんでもなかろ(未然形)
  とんでもなかっ(連用形)
  とんでもなく(連用形)
  とんでもない(終止形・連体形)
  とんでもなけれ(仮定形)
と活用します。
「とんでもな」の部分は変化しませんから「語幹」と呼ばれます。
「かろ」「かっ」「く」「い」「けれ」の部分が実際に変化する「活用語尾」です。

辞書の「とんでもな・い」という示し方は、
「・」の前が語幹であることを示し、
「・」の後が活用語尾であることを示しているだけです。
tickyさんのおっしゃる「語源」を示しているわけではありません。

投稿日時 - 2003-02-18 09:32:05

お礼

ご指摘ありがとうございます。
言われてみれば、確かにその通りで、辞書の「とんでもな・い」の表記は、活用を考えたときの「語幹」と「活用語尾」との区別のためでした。
ありがとうございました。

投稿日時 - 2003-02-18 17:35:24

ANo.2

「なぜか?」というのは難しいですねー.

gooの国語辞典で引くと,『「途でもない」の転じたもの』との説明があります.
「途でもない」は「途+でも+ない」から成っている訳ですから,本来ならばそこから転じた「とんでもない」は,「とんでも+ない」に分けてもよいはずです.

しかし,現代語では本来の語源から離れて,「とんでもない」以外の形で使われることはない(例えば,「とんでも+ある」などとは云わない)わけですから,「とんでもない」を一続きの形容詞とみなした方が文法的に合理的だ,という判断なのだと思われます.

投稿日時 - 2003-02-18 08:05:43

お礼

確かに「とんでも」と「ない」が分離することはないと思います。
納得できます。
ありがとうございました。

投稿日時 - 2003-02-18 17:29:24

ANo.1

なんだかよくわかりませんが…
さっきインフォシーク大辞林で調べたら、

「とんでもな・い」

となっていました。だから?って言われても…(汗)。

投稿日時 - 2003-02-18 07:53:40

補足

わざわざありがとうございます。

そうなんです。
「途でも無い」が語源ですのに、
「とんでもな・い」らしいのです。
でも、それは何故なのか、わからないのです。

投稿日時 - 2003-02-18 08:04:00

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