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ボイル・シャルルの法則の導出

温度一定の条件下でボイルの法則 PV=一定 (1) 圧力一定の条件下でシャルルの法則 V/T=一定 (2) が一定量の理想気体に対して成り立ちますが、(1)と(2)をあわせて ボイル・シャルルの法則 PV/T=一定 (3) を導くことができません。 (3)でT=一定とすれば(1)が導かれ、P=一定とすれば(2)が導かれるので、(3)が(1)と(2)を含む ことはわかるんですが、逆に(1)と(2)の式から(3)式を導けないんです。 参考書には(1)と(2)をあわせて(3)になるとしか書いてありません… 単純に(1)と(2)をかけると PV^2/T=一定 (4) となって(3)と一致しません。 そもそも前提条件が違う(1)と(2)をかけること自体できないような気もします。 どなたか具体的な式変形の方法を教えてください!!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.2

ボイルの法則より、PV=f(T)・・・(1)' シャルルの法則よりV/T=g(P)・・・(2)' (1)',(2)'より、PV/T=f(T)/T = Pg(P)・・・(5) となります。真ん中の辺はTのみ、最後の辺はPのみの関数なので、これはP,V,Tに依らない定数でなければいけません。

de_Raemon
質問者

お礼

しばらく考えてみたんですが、やっと理解できました。 PV=一定といってもf(T)のようにTの値ごとに違う値をとってよいことに これまで気付きませんでした。 明快な回答をありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • ryn
  • ベストアンサー率42% (156/364)
回答No.3

図があったほうがいいかもしれませんが, 状態 a から圧力一定で状態 b に, 状態 b から温度一定で状態 c に変化させます. このとき  V_a / T_a = V_b / T_b  P_b V_b = P_c V_c が成り立ちます. この2式から V_b を消去することで  P_b V_a T_b / T_a = P_c V_c ⇔ P_b V_a / T_a = P_c V_c / T_b   …(*) となります. ここで P_a = P_b,T_b = T_c であることを考えると(*)式は  P_a V_a / T_a = P_c V_c / T_c と書けるので目的の式が得られます.

de_Raemon
質問者

お礼

わかりやすく説明してくれてありがとうございました。 おかげで納得できました。

  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6244)
回答No.1

(4)式でも良いと思うのですよ、 でも、両辺をVで割っても等式は成り立つわけですから、  (4)式を単純化すると  目的のものが導出できますよ。

de_Raemon
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 >両辺をVで割っても しかしそれだと PV/T=定数/V となって左辺は確かに(3)と同じですが 右辺が一定値ではなくなってしまい(3)の右辺とは違ってしまいます。 そこはどう考えれば良いのでしょうか?

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