住宅ローンと保険の矛盾
住宅ローンと保険の矛盾
保険の見直し相談の質問などでたまに見かけるのですが住宅ローンを組みながら団信以外の任意の生命保険、医療保険に入っている方を良く見かけます。
年収の数倍もの借金をして住宅を取得する行為はハイリスクです。転居を伴う転勤、転職を困難にし、不動産価格下落のリスクを負い、手元のお金のなさからの経済的耐久力の弱体化を招きます。リスク回避的な個人がとるべき行動とはお世辞にも言えません。
対して保険は保険会社という第三者に追加的なコストを払って特定のリスクに備えるリスク回避行動です。第三者の取り分が発生しているという事は基本的に損になる可能性が高いと考えるべきです。損をしてでも一定以上の被害を負いたくないと考える人間向きの金融商品です。
このリスク指向的な住宅ローンとリスク回避的な保険という行動は矛盾していると考えます。リスクヘッジが無料ならわかりますが、住宅ローンで拡大したコストをわざわざ損してまでヘッジする行為が私には奇妙に写ります。ローンも保険もつまる所、お金の話です。全体のリスクの大きさでバランスを調整すべき(例えば購入を遅らせて資金を為、頭金を増やしながら手元の余裕資金もしっかり残す等)であり、ある部分で大きなリスクをとり、ある部分でリスク回避の為にコストを払うという行為は理に適わなくはないでしょうか?
消費という観点を付け加えるのであればまだ理解できます。本来リスク回避的で十分な資金を持たない個人が“どうしても”住宅が欲しい場合、ローンで家を買い、許容不可能な程に膨らんだリスクを保険でヘッジするというのであれば理屈は通ります(損得勘定で言えばヒドいですが)。
このような住宅への大きな消費意欲や金融リテラシーの欠乏以外の理由で彼らの行動を説明する事はできるのでしょうか?もしくは住宅ローンと保険を平行して利用することがリスク管理の視点からでも十分理に適い得るという説明は可能なのでしょうか?
投稿日時 - 2009-02-24 19:16:08
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回答(5)
もう少しおつきあいします。
まず前提条件として、私個人の意見としましては、住宅所得にこれといって価値を見出しておりません。賃貸で十分と思っております。
で、質問者のおっしゃるご質問になにがしかの回答を、と思っておりますゆえ、なんと反論されているかを少し楽しみにしております。
それはさておき、やはり「主たる生計を得るもの」の観点と「家族として」の観点でリスクと、リスクに対する考え方はことなります。
たとえば独身男性が住宅を購入するとするならば、質問者の方のご意見はそれで正しいように見えます(私はなんとなく正しいとは思えませんが(理由なし(笑 ))。
さて質問者のおっしゃる住宅を購入する際のリスクですが、
>転居を伴う転勤、転職を困難にし、
これは夫が転勤したら家族も付いて行くという前提がついていますが、私の意見としましては、そういう意見の妻なら住宅は購入しないと思います。
夫が転勤するなら単身赴任、を前提にした妻が満ならこれはリスクではありませんね。妻は夫の稼いだお金で賃貸にはない贅沢な家に住めるわけで、とっても嬉しい。しかも夫はいないので自由です。
>不動産価格下落のリスクを負い、
住宅をどうしても購入したい人間が
賃貸の場合の家賃の総支払い額>不動産の下落額
となるように資金が適切に考慮されていればリスクは最小限に押さえられているとはいえませんか?
リスクを株式にとるか、投信にとるか、競馬にとるか、パチンコにとるか、不動産にとるかは人それぞれです。
自己の所有する不動産の値上がりを期待している人もいるでしょう。不動産価値の上昇を期待する人間であれば、住宅ローンは単にレバレッジをかけているだけに過ぎないと思っているかもしれません。
>手元のお金のなさからの経済的耐久力の弱体化を招きます
これは否めませんね。ただし「贅沢品」を購入すれば、経済的に負担が大きいのはわかってることです。これは車にせよ貴金属にせよ同じことです。贅沢なら経済的負担が大きいのは分かっていることです。
経済的リスクを最低限にしたい人間は、絶対贅沢はしないはずですので、先にも回答した通り、「住宅に価値を見出さない人には理解できないのは当然」です。これは質問者のおっしゃる通り完全にリスクでしかありませんね。
とすると、持ち家のリスクは、経済面だけになってしまいます。
「団信のヘッジ効果」が、「一時的な経済的な負担のリスク」を上回った場合、どうでしょうか?
日本全国の「妻」に「団信のヘッジ効果」と質問者のおっしゃる「持ち家のリスク」を比較してもらった場合どちらをとるでしょうか?
>死亡が心配なら生命保険の方が気軽だと思います
住宅を購入しない場合は、将来にわたる住宅費用も夫の生命保険の補償額に上乗せされます。質問者の方は気軽と思うかもしれませんが、いつかは住宅を持ちたいと思う人間でしたら、それは気軽とは思わないかもしれません。
また、夫が亡くなった場合、現金だけが残るより、家と半分の現金が残った方が良い、と考える考え方もあると思いますが?
ふぅ、疲れました。こんな感じでどうでしょうか?
投稿日時 - 2009-02-26 22:23:25
再度のご回答ありがとうございます。
>妻は夫の稼いだお金で賃貸にはない贅沢な家に住めるわけで、とっても嬉しい。しかも夫はいないので自由です。
質問者様は全体的に大分ひとでなしの妻を想定されているように思いますw、ただこの場合でも転職に伴う単身赴任だったり、企業に十分な転勤への援助がなければ家計全体に負担がのしかかりますので必ずしも妻にはリスクにならない、という訳でもないでしょう。
>賃貸の場合の家賃の総支払い額>不動産の下落額
>となるように資金が適切に考慮されていれば
>リスクは最小限に押さえられているとはいえませんか?
問題は数十年後の不動産の下落額の正確な予想は誰にもできない事です。素人が相場を読むなど厳に慎むべきですし、住宅やローンを売ることで利益を得るプロが購入意欲を失わせるような試算をしてくれるとは期待できないでしょう。
>住宅ローンは単にレバレッジをかけているだけに過ぎないと思っているかもしれません。
個人的には住宅ローンを信用取引と認識している人で大きな住宅ローンを組む人は比較的少ないと思います。
投稿日時 - 2009-02-27 06:26:05
基本的には質問者の方がご自身で質問しつつ、回答もされ、他に何かありますか、ということでよろしいでしょうか?
>このような住宅への大きな消費意欲や金融リテラシーの欠乏以外の理由
ないのでは?基本的には住宅と車の購入は貴金属の購入と同様、贅沢品であるとよくいうじゃないですか。
60年代ごろは住宅を購入し、そこで自分の家族と住んで、車はクラウンなんてのが昔の理想像でしたしね。
一般男子が貴金属や装飾品に価値を見出さないのと一緒で、住宅に価値を見出さない人には理解できないのは当然でしょう。
私も別に住宅に価値を見出していないですが、別に欲しという人の考えをムリに理解しようと思った事はありません。
しかし「リスク回避」という視点から見て住宅を購入することが、リスクを回避することになる人はいますよ。
専業主婦の人は、ダンナが住宅を購入し万一ダンナが亡くなる事があっても住居費に一生困る事はないでしょう?
その上で生命保険もかかっていれば、生活費も困りませんね。
ダンナが生きているという前提であれば、上記理由はまったく当てはまりませんが、死んだらどうしよう、と心配の女性にしてみれば、住宅を購入する口実にはなるかもしれませんね。
投稿日時 - 2009-02-26 19:06:19
ご回答ありがとうございます。
>ご自身で質問しつつ、回答もされ、他に何かありますか、ということでよろしいでしょうか?
付け加えると私の意見が違うと考えられる場合その理由を添えて教えていただきたいです。
>ダンナが住宅を購入し万一ダンナが亡くなる事があっても住居費に一生困る事はないでしょう?
これは住宅ローンというよりは団信のヘッジ効果ですね。ただそれを考慮にいれても、持ち家のリスクから逃れられる訳ではない(夫に経済的困難があると見るや即離婚するような方は別ですが)ですし、死亡が心配なら生命保険の方が気軽だと思います。
投稿日時 - 2009-02-26 19:30:43
ご自身の考えで何を思うのも自由ですが、結論づける理由が乏しいので補足して欲しいと思います。また、どうすればいいか?も無いので否定だけでなく改善策も合わせて提示してみてください。
>リスク回避的な個人がとるべき行動とはお世辞にも言えません。
確かに住宅ローンで家計破綻が起こりえる情勢です。米国のサブプライムではないですが、公庫のゆとり返済がちょうど昨秋からアップ率が一番高い?大変な思いをしてる人が出てきてるかと思います。
ただ、資金計画さえ無謀でなければ許容できるリスクなので、リスクが増える=一切不可。と考える事が理解できません。
借家住まいを推奨しているだけにしか見えませんし、買いたい人は全額貯蓄してから買えという事なんでしょうか?
賃料を支払いながら貯蓄すべきとすると住宅ローンの金利以上に高くつくのですが、それはリスクではないのでしょうか。
また、定年までに老後の賃料は全て貯めておく事が良いと言うことなのでしょうか。
> このリスク指向的な住宅ローンとリスク回避的な保険という行動は矛盾していると考えます。
高い賃料を支払い続ける事のほうがデメリットと思う人のほうが圧倒的に多いです。多いから正しい行動とは言いませんが、マイホームの取得を勧めない以上賃料の支払も含めて考えるべきと思います。
そして、無謀な資金計画でなければ許容できるリスクですから敢えて取って良いリスクです。敢えてリスクをとったからと言ってヘッジを行う事を否定する書き込みを見る限り根拠は乏しいです。
>例えば購入を遅らせて資金を為、頭金を増やしながら手元の余裕資金もしっかり残す等
ここでも賃料の支払いがまるで念頭に無いようです。
簡単ですからシミュレーションしてみてください。
今の経済情勢だと金利も低くなり、住宅ローン控除も拡充される公算です。ただ、底打ちすれば再び金利の上昇局面に入るという向きは強いです。
現在ローンを組んで購入した場合と、5年間貯蓄をして頭金を増やした場合を考えてみると、5年後に金利が1%上がれば5年分の貯蓄など軽く吹っ飛んだりします。この間に別に賃料を支払うわけで、機会損失のほうが大きいです。(賃貸物件より分譲のほうが質が上なので満足感も違います。)
>本来リスク回避的で十分な資金を持たない個人
よく分かりませんが、否定しているの個人の行動だけなのでしょうか。
どこかにお勤めでらっしゃるでしょうか?会社経営には波がつきものなので、企業は収益が少ない月は運転資金を金融機関から借り入れて従業員へ給料を払ったりもしてます。
そして、その運転資金の借り入れは中小企業だと大抵は代表者の個人保証です。代表者の死亡で資金が一斉に引き上げられるリスクがあるので各企業は借り入れと共に保険の手配も行ったりします。
借金と保険というところは同じなわけですが、これは否定対象になるのでしょうか?(否定する場合は月々の給与が変動しても甘んじて受けてもらわねばなりませんが。)
住宅ローンのリスクに対してご自身の中で誇張しすぎだと思いますし、自ら取りにいったリスクをヘッジするのがおかしいと思うところがよく分からないところです。
新規取引先を対象に取引信用保険を掛けるくらいなら新規に物を売るな、海外と貿易して為替予約するくらいなら貿易するな。そんな論調ですね。
投稿日時 - 2009-02-25 23:07:18
補足させていただきます。
>資金計画さえ無謀でなければ許容できるリスクなので、リスクが増える=一切不可。と考える事が理解できません。
“無謀でない資金計画”の定義に関して具体的な言及が無いのでお答えしようがありませんが、“リスク最小化”の観点から言えばリスクが増える事は当然不可です。投資や消費といった観点からはまた別だと思います。
>住宅ローンの金利以上に高くつくのですが、それはリスクではないのでしょうか。
不動産価格も賃貸価格も下落せず、転居を必要とする転勤も転職もなく、収入の激減もなく、(変動金利の場合は)金利の高騰も無く、許容範囲を超える環境や嗜好の変化もないという前提があれば仰るとおりです。それと高い家賃はリスクではなくコストです。
>定年までに老後の賃料は全て貯めておく事が良いと言うことなのでしょうか。
もし退職金が存在せず公的年金も貰えないのであれば。ただそれだと明らかに生活できない場合はリスクをとって住宅取得するのもありだと思います(損する確率が高くても保険を買う場合と逆の理屈です)。
>無謀な資金計画でなければ許容できるリスク(中略)ヘッジを行う事を否定する書き込みを見る限り根拠は乏しいです。
許容できるリスクならわざわざ手数料不明な不利なヘッジをする必要がなく、許容不可能なリスクならそもそもテイクすべきではないのではないかというのが質問の本旨です。
>簡単ですからシミュレーションしてみてください
このシミレーションは不動産価格の下落や転居を迫られる場合といった“持ち家のリスク”を全く考慮入れていないですし、期待リターンの多寡に話が摩り替わっています。賃貸の方がそれらのリスクを回避できますから、家賃が高くつくのはそれこそヘッジコストとして許容可能だと考えています。
>借金と保険というところは同じなわけですが、これは否定対象になるのでしょうか?
なりません。私はリスクヘッジそのものを否定しているわけではありませんので。
>住宅ローンのリスクに対してご自身の中で誇張しすぎだと思いますし
具体的にはどの部分が誇張されているとお考えでしょうか。“無謀な資金計画でなければ許容できるリスク”といった極めて一般的かつ曖昧な主張しか頂いていないのでご指摘いただけると幸いです。
>新規取引先を対象に取引信用保険を掛けるくらいなら新規に物を売るな、海外と貿易して為替予約するくらいなら貿易するな。そんな論調ですね。
私は投資・消費の観点からリスクテイキング否定するものはありません。質問文を読んでいただけると幸いです。
>また、どうすればいいか?も無いので否定だけでなく改善策も合わせて提示してみてください。
質問にもともと改善策はいらないと思うのですが…、リスクを取りたくないなら借金して家を買うな、という事ですね。
投稿日時 - 2009-02-26 07:26:38
>??、私は保険の専門家ではありません
あ、そうですか・・・
あまりにも上から目線で偉そうなこと書いてるから、
それはそれは実戦で経験した事であると思いまして・・・
つうことは、販売もしたことないし、保険を必要としている人の心理とか経験無いってことですね・・・
>顧客が納得すれば、それが正しい。顧客に非合理的な商品を、詐術によって売りつけるには大変都合の良い考え方だと思います。
実際に販売したことがないのなら、妄想か?もしくは、よっぽどレベルの低い保険募集人しか知らないのかな?
つうか、その苦情って、営業マンでなく保険会社に言うべきでしょ。
そこんとこから筋違い。 残念・・・
議論する価値なしです。
「預金は三角、保険は四角」の意味から勉強したほうがいいよ。
あとはスルーしますわ
投稿日時 - 2009-02-25 21:46:02
一般人から専門家に逆戻りですか、お辞めになった方が世の中の為になると思っていたのですが…
“専門家”である事をやたらと鼻にかけていらっしゃるようですが、まともな理屈を喋れるようになってからでないと恥ずかしいですよ。
>その苦情って、営業マンでなく保険会社に言うべきでしょ。
>議論する価値なしです。
>「預金は三角、保険は四角」の意味から勉強したほうがいいよ。
訳のわからないテーゼに対して感想を言っただけで苦情ではありませんし、初めから議論などしていませんし(論理を構成できない方とは議論が成立しません)、上の格言は質問の答えに全くなっていません。
保険知識云々というよりは単純に知能の問題ですね。
投稿日時 - 2009-02-25 22:47:32
専門家なんだから、ご自身のたくさんのお客様に聞いてみるのが一番よ。
机上の空論より、現場の生の声ですわ。
あなたがお客様にその意見を説いて、お客様が納得しないのであれば、
あなたの意見(知識)が、間違っていると言うことですわ。
投稿日時 - 2009-02-25 11:06:34
ご回答ありがとうございます。
>専門家なんだから
??、私は保険の専門家ではありません。
>あなたがお客様にその意見を説いて、お客様が納得しないのであれば、
>あなたの意見(知識)が、間違っていると言うことですわ。
顧客が納得すれば、それが正しい。顧客に非合理的な商品を、詐術によって売りつけるには大変都合の良い考え方だと思います。
投稿日時 - 2009-02-25 18:06:54
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