• ベストアンサー

ラプラス変換のtのn乗公式についてわからない問題があります。

ラプラス変換で、 L(t^nf(t))=(-1)^n d^n/ds^n F(s) がありますね。俗に言う像の微分法則の一般形です。 ^nはn乗を意味し、F(s)はf(t)のラプラス変換です。 今回の質問はf(t)がsin(at)またはcos(at)のとき、どうなるかということです。つまり、 L(t^nsin(at))= L(t^ncos(at))= が何かになるということです。 計算していくと、結局は a/(s^2+a^2) および s/(s^2+a^2) のn階微分を求めればいいのですが、これが私はできないのです。どうか知恵を貸してください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ae610
  • ベストアンサー率25% (385/1500)
回答No.1

L(t^n・sin(at)) ={(-1)^n・n!/(s^2+a^2)^(n+1)/2}・sin[(n+1)cot^(-1)[s/a]] L(t^n・cos(at)) ={(-1)^n・n!/(s^2+a^2)^(n+1)/2}・cos[(n+1)cot^(-1)[s/a]] (1/(s^2+a^2) および s/(s^2+a^2) のn階微分公式を利用しました。)

buxc1988
質問者

補足

早くも返事いただき、ありがとうございます。いくつかたずねたいのですが、sin[(n+1)cot^(-1)[s/a]やcos[(n+1)cot^(-1)[s/a]といった項は出てくるんですか?? 後、1/(s^2+a^2) および s/(s^2+a^2) のn階微分公式はできれば導き方を教えていただきたいです。

その他の回答 (2)

  • Ae610
  • ベストアンサー率25% (385/1500)
回答No.3

補足要求からの返答が遅れました事お詫び致します。 取り敢えず f(s)=a/(s^2+a^2) の場合のみ導出します。 sで1回微分するとf'(s)=-2as/(s^2+a^2)^2 一方f^<n>(s)    (f^<n>(s)はfのn回微分を表すものとする) ={(-1)^n・n!/(s^2+a^2)^(n+1)/2}・sin[(n+1)cot^(-1)[s/a]] においてn=1のとき =-1/(s^2+a^2)・sin[2cot^(-1)[s/a]]・・・(1)である。 ここでcot^(-1)[s/a]=φとおけば sinφ=a/√(s^2+a^2) cosφ=s/√(s^2+a^2) で表せる。よって (1)=-1/(s^2+a^2)・sin[2φ]=-1/(s^2+a^2)・2sinφcosφ =-2/(s^2+a^2)・a/√(s^2+a^2)・s/√(s^2+a^2) =-2as/(s^2+a^2)^2=f'(s) n=kのとき成り立つとする。 f^<k>(s) ={(-1)^k・k!/(s^2+a^2)^(k+1)/2}・sin[(k+1)cot^(-1)[s/a]] 両辺をsで微分(見づらいのでcot^(-1)[s/a]=φとしておく) f^<k+1>(s)=d/ds(f^<k>(s)) =d/ds{(-1)^k・k!/(s^2+a^2)^(k+1)/2}・sin[(k+1)φ] =(-1)^(k+1)・(k+1)!/a(s^2+a^2)^(k+3)/2{s・sin[(k+1)φ]+a・cos[(k+1)φ]} =(-1)^(k+1)・(k+1)!/a(s^2+a^2)^(k+2)/2・{s/√(s^2+a^2)・sin[(k+1)φ]+a/√(s^2+a^2)・cos[(k+1)φ]} =(-1)^(k+1)・(k+1)!/a(s^2+a^2)^(k+2)/2・sin[(k+2)φ] =(-1)^(k+1)・(k+1)!/a(s^2+a^2)^(k+2)/2・sin[(k+2)cot^(-1)[s/a]] 依ってn=k+1のときも成立 従って、 f^<n>(s) ={(-1)^n・n!/(s^2+a^2)^(n+1)/2}・sin[(n+1)cot^(-1)[s/a]]

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

#1 の結果が得られることが分かっていれば筋道は立ちます. たとえば s/(s^2+a^2) = (1/2)[1/(s+ia) + 1/(s-ia)] を n階微分すればいい. s+ia や s-ia の (n+1)乗を求めるところは「単なる複素数」と思って極座標表示に変換すればよいでしょう.

関連するQ&A

  • ラプラス変換を求めたい

    次の二つのラプラス変換を求めたいのですが (1)  (t^2)(e^3t)sin2t (2)  (t^2)(e^2t)+∫(τ^2)cos3(t-τ)dτ (積分範囲は0~τ) (1)は L[f*g]=L[f][g] を使い L[t^2]L[(e^3t)sin2t]にして、ラプラスの変換の公式? L[t^n]=n!/s^n+1 L[(e^at)sinωt]=ω/(s-a)^2+ω^2 を使い解いたのですが答えが合いませんでした。 (2)は 前部分(t^2)(e^2t)は 2/(s-3)^3で合っているのですが、後ろ部分のラプラス変換がよく分かりませんでした。 ちなみに答えは (1) 4{3(s-3)^2-4}/{(s-3)^2+4}^3 (2) 2/(s-2)^3 + (2/s^3)(s/s^2+9) となるはずなのですが… どなたか解説・アドバイス、よろしくお願いします。

  • ラプラス変換が可能な範囲とは

    関数 f(t)=Aexp{-at} をラプラス変換せよ。 という問題が出されれば、 L{f(t)}=A/(s+a) と皆さん答えられると思うのですが、ここで 「ラプラス変換可能な範囲を答えよ。」 という漠然とした問題が出されたとき、 一般的にはどのように答えれば良いのでしょうか。 tの範囲を答えれば良いのか、 或いはsの範囲を答えれば良いのかも分かりません。 私の未熟さが諸に出る質問ですが、ご教授願います。

  • デルタ関数のラプラス変換について。

    デルタ関数の1階微分した関数のラプラス変換について教えてください。 L【dδ(t)/dt】についてです。 f(t)をラプラス変換したものをF(s)として。 L【dδ(t)/dt】=s-δ(0)・・・(*) になります。 ここで、δ(0) の部分なんですが。 デルタ関数だと t≠0 のとき δ(t)=0         t=0 のとき δ(0)=∞ になるので、s-δ(0)=∞ になってしまいます。 どう考えればいいでしょうか。 ご存知のかた教えてください。よろしくおねがいします。

  • ラプラス変換

    f(t)=t^2 cos(t+5) のラプラス変換をするときにおいてです。 x=t+5とすると、 f(x-5)=(x-5)^2 cos(x) [t:0→∞のときx:5→∞] なので、 F(s)=(-1)^2 {d^2/ds^2}L[cos(x)]・・・ ~s領域値導関数~ にはならないですよね? 疑問点は[x:5→∞]の部分なんですが・・・ 何かアドバイスをお願いします。

  • ラプラス変換の公式の

    ラプラス変換の公式の 証明がわかりません。 £[cos t]=s/(s^2+1) (s>0) やり方を教えて下さい(>_<)

  • f(t)のラプラス変換F(s)を求める

    f(t)=Ae^(-at)であるとき、f(t)のラプラス変換F(s)を求める。 aは正で、t≧0とする。 申し訳ありませんラプラス変換のことがさっぱりわからなくてよければ上の問題を教えてもらえないでしょうか。。。

  • ラプラス変換

    ラプラス変換についての質問です。 L[f(t)]=F(s)  のとき、 L[1/3*f(t)]=1/3*F(s) は成り立つでしょうか。

  • ラプラス変換に関して

    f(t) = te^at →(ラプラス変換) F(s) = 1/(s-a)^2 この計算の途中過程を教えてください。   e^-st をどのように使うかがよくわかりません 回答宜しくお願いいたします。

  • ラプラス変換の問題です。

    f(S)=0,(0≦t<a), f(t)=1(a≦t≦b), f(t)=0(f>b)のf(t)のラプラス変換を求めなさい。という問題なんですが、どう解いていったらいいのかがわかりません。わかる人いませんか? 答えは(e^(-as) - e^(-bs))/s になるらしいです。 それとラプラス変換ってなんのためにあるんでしょうか。いままで勉強してても一度も出た時がなかったんでいつ使っているのかがわかりません。回答といっしょにおしえていただけたならうれしいです。

  • ラプラス変換を常微分方程式に応用

    ラプラス変換を用いて、次の微分方程式の解 y(t) のうち、 初期条件 y(0)=1 を満足するものを求めよう。      dy/dt + 3y = 0 y(t) のラプラス変換を Y(s) とすると、dy/dt のラプラス変換は      sY(s) - y(0) = sY(s) - 1     ←sY(s)はどうやって出てきたの? であるから、微分方程式の両辺のラプラス変換を作ると次の式を得る。      sY(s) - 1 + 3Y(s) = 0 したがって、      Y(s) = 1/(s+3) これをラプラス変換すれば、      y(t) = e^(-3t) ・・・と書いてあるんですが、sY(s)のところが分かりません。 y(t) のラプラス変換を Y(s) とすると、dy/dt のラプラス変換は      sY(s) - y(0) = sY(s) - 1 となる、の sY(s) はどうやって出てきたんですか? 最初の s の出所が知りたいです。 ちなみに、ラプラス変換の表では 「基本的な関数は f(t) で表し、そのラプラス変換をF(s)と表す」そうで、 f(t)     F(s) ------------------- e^(at) f(t) F(s-a) のように書かれています。 sY(s)のようなのは書かれていないと思うんですけど…。 どうか sY(s) を得るまで解説お願いします。