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性格の不一致について
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私は離婚経験者ですが、 浮気や金銭トラブルなどの具体的な原因があったワケではなかったので、 分類上は“性格の不一致”という理由になるのでしょう。 まず、貴方の疑問の背景には、 人の気持ち、考え、好みや価値観などが、いつまでも変わらずに、 普遍的だという固定観念があるように見えますが、 それは大きな間違いです。 人の心は常に変化していて、 極端なコトを言えば、一晩、寝て起きたら、 別人格になっているぐらい違うものです。 それを“記憶”という情報で補正しながら、自分を維持してますが、 それでも、全く同じであり続けるなんて無理です。 恋愛感情という衝動は、まさにその典型で、 出会い、好き合っていると解った瞬間から、 冷静な判断力…特に相手に批判的な冷めた分析力は、皆無になります。 その情熱の帰結として、結婚した場合、 悲しいかな、統計的にも３年を限度に、その情熱はすっかり冷めてしまいます。 情熱が冷めた後、冷静な判断力を取り戻してから 相手を改めて観察した時、 かつては「アバタもエクボ」に見えた欠点が、 一緒に暮らして行くコトすら耐えられないほど、 許せない人格的欠陥に思えてしまったり、 恋してた時には可愛いと思えてた相手の気まぐれが、 ホトホト嫌になって、もう付き合い切れないと感じてしまったり、 または、様々な実生活での苦労を重ねるウチに、 自分の欲を捨て、家族のために犠牲になるコトを受け入れながらも、 相手は、相変わらず“青春”気分を引きずって、 働いて、生活を守るコトよりも、 目先の娯楽にばかり気を取られている“子供”のままだったりと、 人の変化（成長）の度合いが違ったり、 恋愛という“狂気”の為に判断力が麻痺していたり、 そうした違いが、結婚後、数年を経て出現するため、 “性格の不一致”という名目の離婚があるのです。 永続することを目的とした結婚相手を、 最初から冷静に見極めていれば、こうした破綻は避けられるかも知れません。 ただ、恋愛というのは遺伝子レベルで本能的に組み込まれた問答無用の衝動なので、 その本能を無視して、肉体関係を含む共同生活を営む相手を、 そこまで冷静に選べるのかどうか、私には少し疑問です。 また、冷静に選べたとして、結婚した後に、 別に新たな恋愛衝動を駆り立てられる相手と出会わないとも限らないワケで、 結局のところ、「歳々年々花相似たり 年々歳々人同じからず」の如く、 将来、何が起こるのか、自分の身の回りだけでなく、 自分自身の感じ方、考え方さえも、先々の事は予想しきれない為に、 結婚が破綻する事も、多々あるのです。 今の貴方の価値観、考え方、性格が、５年先、１０年、２０年先も、 まったく変わらず、同じなら、“性格の不一致”なんて口実にすがる必要はないでしょう。 でも、人は誰でも、変わって行くものなのです。 また、まったく変わらない人間も、それはそれで破綻の原因になるでしょうね。 ロボットみたいな奴と、長く暮らせるとも思えませんからね。
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- rurinohana
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こんにちは。４０代前半既婚女性です。 性格の不一致というのは 確かに曖昧な表現ですね。 かくいう私も 前の結婚を性格と性の不一致で離婚という結果にしたのですが。 私だって「何故結婚前に解らなかったのか」というのは 結婚後離婚後、思いつめました。 それはもう自己嫌悪の渦の中に入って ぐるぐる！です。 性格の不一致が何故解らなかったかということについて。 まず、一点。 結婚前には 自分自身が若く、人生経験がないがゆえに 相手がはっきりと見せたり 言ったりしていた 価値観の違いを示す危険な信号を それとはまったく気がつかなかった。 １０年後につらつら考えていて 「はた！」と「あの時こういっていたのは、こういうことだったのか！」と 目から鱗。 そして地団駄。 二点目 はっきりと相手の性格を結婚前に把握して むしろ、性格の特徴を長所だと思って 結婚した後 自分の価値観が変わって（人間的成長も含む） 相手の長所だと思っていた部分が 絶対我慢できない欠点に変化していく場合。 何でも物事には裏と表があります。 物事には二つの面があるのはお解りでしょうか。 性格では 明るく朗らかなのは、裏返せば、騒がしく落ちつきがない 冷静沈着は、裏返せば感情を表に出さず、冷たい 私の場合 前夫に対しては結婚前「明るくどんな人にも楽しく接していて 社交範囲が広くて、いい感じ」と思っていました。 「いつも将来の夢を語って、生き生きとしている」とも見えました。 せかせか動くことなく、ゆったりとして 少しくらい時間に遅れてたり、約束を忘れても ゆったり堂々としているのが 「逃げない人」と思いました。 ところが 結婚後前夫の本質は変わっていないのですが 私の見方が変化しました。 「明るく」・・・は 「調子がいい。 初対面の人と馴れ馴れしく 軽々しい態度で接して、騒がしい。 面白おかしいことばかり言って 話の中身が全く無い。 目上の人でも恭しく接する態度が無い。」となり 「社交範囲が広い」は 「どんな人間か確かめもせず、簡単に紹介したりを無責任にする。」となりました。 「いつも将来の夢を語って」というのは 「できもしないことを、努力をするそぶりも見せずに 俺はやる！俺は出来る！ばかりの口だけの人間」と見えてきました。 せかせかしない、約束や時間に遅れても 堂々とゆったり・・・というのは 「時間にルーズ。人を待たせても平気。 約束の重みを感じていない。だから破っても何が悪いのか 解らないから、謝る事もなく、開き直って堂々としている」 そして「悪いことと思ってないから、それを繰り返す」 前夫は借金体質でしたが その借金だって 「自分の稼ぎ以上の分を考えずに お金を使って、足りないから借りるなんて信じられない。 借金など絶対に嫌い！」という見方と 「借金が出来るというのは、それだけ信用があるということ。 男は借金かかえてこそ、なんぼ！」という見方と 二つの面がありますから。 相手の本質は変化していないのに それを見る自分の方が 変化していって 今までよかった部分を嫌いになったり 見えていなかった部分がはっきりわかる ということがあるのだと思います。
- hurasuke
- ベストアンサー率18% (191/1056)
性格の不一致で離婚調停中です。 確かにわかりにくい言葉かと思います。その表面だけを捉えるのならば、「一致する性格とは？」っとなり・・・「自分と全く一緒の人などいない」という安易な回答に進むのではないでしょうか？また、同じような人と一緒になればうまくいくというものでもありますまい？ うまくいく相手であるならば、一致しない相手でよいわけです。 「結婚前に何故わからないのか？」とのことですが、私としては逆に思います。結婚前にうまくいくかどうかわかるものなのでしょうか？もし、そこまでわかって一緒になれるのであれば本当に理想的だと思います。しかし、現実問題としてそのような理想的相手にめぐり合い、何の問題も抱えずにうまくいっている夫婦関係は、ほとんどないのではないでしょうか？なので、私は結婚前にわかるものとは思えません。もちろん、あなたが結婚前にわかる方で、良縁に恵まれているのなら・・・本当にうらやましいお話なのですが。 私の事情になりますが、妻と離婚話の出る前辺りから会話不能な状態にありました。どう申してよいか難しいのですが、何かについて話すと、それとは違う何かを言われるような感じなのです。何かについて「わかった」と言われて信用していると、次の日やら次の機会にはわかっていないようで、問い詰めると「あの時はわかってませんでした」っと平然と言われる始末でした。 私が離婚を希望する理由は「性格の不一致」に違いありませんが、私自身、性格が不一致だから離婚しようとしてるのではありません。複雑な言い方になりますが、どう話しても歩み寄りようのない関係を「性格の不一致」の理由で清算しようとしているのだと思います。 何か参考になりましたら幸いです。
お礼
お返事遅くなり申し訳ありません。 こんなぶしつけな質問にもかかわらず、丁寧にご回答いただき本当に ありがとうございました。 よく考えてみれば、確かに結婚前にうまくいくかどうかなんてわかりませんね。 いろんな事が積み重なって・・・ ということもありますしね。 とても参考になりました。
- misako71
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そういう事を言う人って、だいたい出来ちゃった結婚した人だったり 出会って短い期間で結婚したりする人に多いかと思います。 何も考えてない、本能のままに生きてる方達なんだなと思います。
お礼
確かにそういう部分もあるかもしれないですね。 早速の回答ありがとうございました。
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- 恋愛相談
お礼
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