• ベストアンサー

無血清培養について

現在,CHO細胞を利用したカルシウムイメージングを行っています. 通常は測定の24時間前に,全く血清を入れていない培地に交換しています. 血清がなくても,細胞が目に見えて死ぬことはありません. この間,培地を交換し忘れ,測定の9時間前に交換したのですが,結果に大きな差は見られませんでした. 測定日に培地を交換すれば実験効率も上がるので,ありがたい結果なのですが,よいのでしょうか. 何かアドバイスのある方はぜひ御意見よろしくお願い致します.

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.1

無血清培地にする理由が問題ですよね。 血清成分の培養液中からの除去であれば数時間前でいいでしょうが、細胞内に入り込んだ物質の濃度低下に24時間必要であれば、手法としては間違いでしょう。結果に変わりがないというのであれば9時間でも十分だったのか、心配していた因子は関係なかったということになるのかもしれませんが。 たとえば、細胞周期などを問題にするのであれば最低24時間は待ちたいところだと思います。実験の意味合いからこの回答も変わってきます。

OrAnGe_MiK
質問者

お礼

そうですね,実験の目的によって変わりますね. 今実験では,イメージングに用いる色素が血清と結合してしまうことを危惧して,無血清培地に交換していました. 結果的には,おそらく培地中から除去するだけで十分なのでしょう. ただ,本当に余計な因子をなくすのならば,ご指摘の通り24時間前というのが妥当だと思いました. どうもありがとうございました.

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 細胞培養の血清

    実験で培養細胞にリガンドを振りかけて,サイトカインの誘導など色々な細胞現象を見ています. ここで,培養細胞を培養のみしているときは培地に子牛血清を10%入れているのですが,上のような実験をするときには,論文等を参考にして無血清や1%程度の血清濃度で行っています. これは何でですか.宜しくお願いします.

  • 培養細胞へのトランスフェクション時の培養ボリューム

    ヒトの培養細胞を使ってsiRNA実験(メーカーによりすでに効果が確認されているコントロールsiRNA)を行っているのですが、96穴プレートでは効果が低い(40~50%減)のですが、48穴プレートでは効果が高い(70~80%減)傾向があります。おそらくトランスフェクション効率の問題だと思うのですが、培養ボリュームによって差が出ることってあるのでしょうか。培地、試薬、細胞数は同じロットのものをウェルの培養面積の変化と同じ割合で量を変えています。プレートのメーカーは違うのですが表面加工は同じです。トランスフェクション後48時間で見てます。細胞はHepG2です。そんなに使いにくい細胞ではないと思うのですが。 また以前に行ったルシフェラーゼアッセイのプラスミドを入れる実験でも同じように培養ボリュームでトランスフェクション効率が変わるような印象をもっています。このときもHepG2ですが。 おそらくどこか実験系にミスがあるのだろうとは思うのですが、どこをどうしたらよいのかわかりません。 培養ボリュームの違いによる結果の違いについて、同じような経験をされた方、聞いたことがある方、何かご存知でしたら教えてください。

  • トランスフェクションでの培地について

    学生で実験初心者です。 HEK293細胞へのトランスフェクションの際、opti-memまたは血清なしのDMEMを使用すると卒業生のプロトコールノートに記載してありました。 今まで、opti-mem=血清の入っていない培地でトランスフェクションで使用、DMEM=血清入り培地で細胞の培養時に使用、という風に思い使用していたため、混乱してしまいました。 opti-memとDMEMの違いは何なのでしょうか? また、opti-memと血清なしDMEMで導入効率に差が生じる原因についてもご存じでしたら、こちらの方もご回答よろしくお願いします。

  • オートクレーブは培養に必要ですか?

    大腸菌などの簡単な細胞の培養の実験を行いたいと考えています。 それで、数十万円程度するオートクレーブは必ずしも必要でしょうか? 下記の培地を使えば手軽に培養ができそうなので、 これを使いたいと考えています。 サニスペック生培地 http://caresupply.cs-labo.jp/sho_detail.html?SHID=AS30002318&SHNM=%A5%B5%A5%CB%A5%B9%A5%DA%A5%C3%A5%AF%C0%B8%C7%DD%C3%CF&CTCD=AS 通常、培養の前にはオートクレーブでの滅菌が必要ですが、 >今まで平板培地の作成に必要だった培地の調製・器具の洗浄・粉末培地・試薬等の在庫管理を行うことなく菌数測定ができます。 と書かれてあるので、滅菌は不要でしょうか? それと、いずれにしても培養後に廃棄する際にはオートクレーブでの 滅菌が必要となるのでしょうか? 滅菌せずに廃棄するのは、害のある細胞でなかったとしても違法ですか?

  • 培養細胞へのアデノウイルスベクター導入

    カチオニックリポソームですと、だいたい80~90%コンフルエント時にtransfectionしますよね。 adenovirusを使用する場合、細胞の濃度は発現効率に差が出てきますでしょうか。 やはり、ある程度コンフルエントになってから導入すべきなのでしょうか。 ちなみに、目的はあるがん抑制遺伝子を導入し、その後培地中のVEGF濃度を測定するというものです。

  • 細胞培養での細菌のコンタミ

    細胞培養の初心者ですが,細菌のコンタミに関して質問です. 0.2マイクロのシリンジディスク型フィルター(ミリポアのMillex-LG,#SLLGH25NS)でろ過した培地のみをインキュベートしたにもかかわらず,細菌らしきものが観察されました.ひょっとするとマイコプラズマでしょうか?しかし,マイコプラズマは顕微鏡下では観察できないですよね? ちなみに培地には抗生物質(ペニシリン+ストレプトマイシン)を標準濃度で加えております.比較のために5倍濃度も調整しましたが,全然効果がないようです. 原因を探るべく,いろいろと条件比較をしておりますが,どうやら血清が怪しいことがわかりました.血清の添加は液体培地をフィルター滅菌してから加えておりました.通常,血清は滅菌する必要はないと聞いたのですが,分注するときにコンタミしたのでしょうかね?あまり考えられないのですが. そこで質問です. Q1.シリンジディスク型フィルターのろ過滅菌の有効性についてコメントしてください. Q2.細菌に有効な抗生物質(比較的安価なもの)で,いいものがあれば教えてください.いまのところ,アンピシリンとカナマイシンを考えております. Q3.血清の滅菌について,どのように対処されていますか?ろ過滅菌では目詰まりが酷いと思われますが... アドバイスをよろしくお願いします.

  • 接着性の細胞培養が上手く行きません

    接着性の細胞培養が上手く行きません こんにちわ。初めて投稿します。私は大学の研究室で接着性の細胞(RBL-2H3 ラットガン好塩基球細胞)の培養をおこなっているのですが、本来フラスコに接着するはずの細胞が剥がれて培養液中に浮遊する減少が相次いで困っています。 培地は10%FCSを含んだDMEM培地(抗生物質:カナマイシン硫酸塩含む) 培養はT25cm2フラスコで37℃、5%CO2インキュベーターで行っています。  実験に使用しているチップは定期的にオートクレーブで滅菌していますし、培地を入れるメディウムびんも滅菌してちゃんとフィルターろ過も行っています。 細胞培養をはじめてから約3ヶ月で、以前は上手くいっていたのですがここ2週前から突然細胞の接着が起きないようになってしまいました。初めは細胞を起こした期間が長かったことが原因と考えて新しい細胞を起こしてみたのですが一向に改善されずに困っています。  一応培地は7.5%NaHCO3で赤~赤味を帯びたオレンジ色にまでpHをあわせてみたのですが、培地に何か問題があるのでしょうか?回答の程をお願いいたします。

  • ヒト肝がん細胞株HepG2の増殖に及ぼす血清効果について

    ヒト肝がん細胞株HepG2の増殖に及ぼす血清効果の原理を教えてください。ちなみに実験方法は… *実験方法 HepG2細胞を0.2%牛血清アルブミン(BSA:Bovine Serum Albumin )を含む、DMEM:Dulbecco Modified Eagle Mediumで培養する. (1)HepG2細胞の懸濁液(1×10 cell/ml)を、500㎕ずつ24well plateにまく。 (2)24時間後に、培養液を除去し、様々な牛胎児血清(0% 2% 4% 10%FBS)入りDMEMを加える。 (3)血清処理後45時間目に、100㎕のMTT溶液(2.5mg/ml)を加えて、 さらに3時間培養する。 (4)培養液を除去し、500㎕のdimethyl sulfoxide(DMSO)を加えて、 formazanの沈殿を溶かす。 (5) formazan溶液の100㎕を96well plateに移す。 (6)Plateリーダーで、540nmの吸光度を測定する。

  • 経時的に実験を行う場合のタイムラグについて

    細胞を血清を含む培地で1日間培養した後、培地を除去しPBSで細胞を洗ってから無血清培地を加え希釈溶媒(CT)・サンプル(10uM,50uM)を加えて1h後に血清を加えて(1h後のものは加えない)経時的(0,1,5,10h後)に細胞を回収しようと考えていたのですが、 (0h後のものはサンプルを加えず希釈溶媒だけを加える・サンプルも希釈溶媒も何も加えないという2つの条件だけに絞りました) (1)サンプルを同じ時間に全ての培地(0,1,5,10h後のもの)に加えてしまったらすぐ回収しなければならない0h後のものにタイムラグが生じてしまう。 (2)血清を加える時間と回収する時間が重なってタイムラグが生じてしまう。 (3)サンプルを加える順番でタイムラグが生じてしまう。 どの様にすればタイムラグを少なくできるでしょうか? 何かよい方法があればご教授ください

  • ニンジンのカルス培養について

    こんにちは。 今度学校でニンジンのカルス培養について調べた結果を発表する機会があるのですが、いくつか質問をさせていただきます。 ・カルス培養の実験の面白さを簡潔に分かりやすくするにはどういう説明の仕方が良いか ・なぜニンジンの組織培養をする時にカルスになるのか(MS培地が関係しているのかそれ以外の理由なのか) ・iPS細胞やES細胞などとどう関連付けて考えればよいか 以上、よろしくお願い致します。

伝票印刷が全部されない場合
このQ&Aのポイント
  • フリーウェイ経理の伝票印刷は1伝番が50までしか印刷されません。
  • フリーウェイジャパンの製品・サービスの一つである伝票印刷において、1伝番は最大50までしか印刷されないことがあります。
  • フリーウェイジャパンの伝票印刷では、3連伝票印刷を行っていますが、1伝番は50までしか印刷されません。
回答を見る