• ベストアンサー

ドイツ人の氏名の“フォン”について

レオナルド・ダ・ヴィンチの"da"やジョン・フォン・ノイマンの"von"はいずれも英語のofに相当する前置詞だそうですが、これらは姓の一部として扱われ、別々に使われることはないと記憶しています。 事実、前述のフォンノイマンなどは日本語以外ではほぼ必ずvon Neumannと記述されています。 ところが、ゲーテやビスマルクはフルネームにvonを含むにも関わらず、vonを伴わずに使われています。 vonを姓に含めたり、含まなかったりするのはなぜでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.2

レオナルド・ダ・ヴィンチの名前を略して「ヴィンチ」と言っても誰のことだか分りません。 ジョン・フォン・ノイマンの名前はフルネーム言わないと誰のことか全く分りませんが、ゲーテと聞けば、ほとんどの人が、「ファウスト」を書いた詩人、劇作家等のゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)を思い浮かべ、ビルマルクと聞けば、ドイツ帝国初代宰相だった(Otto Eduard Leopold von Bismarck-Schoenhausen)を思い浮かべるとおもいます。 例えば、パリや富士山を「フランスのパリ」とか「日本の富士山」と言わなくても通じるのと同じことです。 その国を代表するような有名人(特にすでに他界している人)は貴族称号など必要ないからだと思います。特にドイツでは。 ドイツ国内でも普段は「ゲーテ」「ビスマルク」としか呼びません。 ただ、公式な場合や文章などで彼らの名前を言ったり、書く場合は最初にフォンを付けたフルネームを使い、後は省略するのが普通(丁寧)です。

behemoth
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど、その姓が非常に有名な場合は省略でき、平凡な姓や地名の場合はフォンをつけるということですかね。 納得できました。

その他の回答 (3)

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.4

>ゲーテとかシラーなどは元来の貴族ではなく、彼らがワイマールの領主から授かったものでしょうね。従って、von が付けなくてもあまり問題にはならないのでは。 貴族称号はもともと世襲するものなので、働きによってvonを授かった方が、価値があると思います。例えば、現在のDr.やProf.みたいに。特にシラーみたいにそんなに豊かではない生活をしていた人には、貴族称号は他の貴族達と交流が出来るなどの特典になったと思います。 ただ、ドイツでは戦後民主主義になって貴族称号の価値はほとんどなくなりました。スイスはもともとあまり関係なく、旧東ドイツでは貴族称号は全く関係ありませんでした。オーストリアは戦後民主主義になっても、貴族称号は大好きな国民です。 ドイツ人の貴族の末裔でも普通のサラリーマンとして働いている人ではわざと、公式の場ではない限り普段vonをはずしている人も居ますし、vonが付いている名前を自慢する人も居ます。 日本の会社などでも、○○部長を「○○さん、お電話です。」なんて肩書きを貫くと気分を壊す方が居ると思いますが、今のドイツのvonはそんな感じのものです。 >ダ ヴィンチの場合、は全く状況が違うのでは? ヴィンチ(村?)のレオナルドと言うのが通常使われている名前でダ ヴィンチだけでは本来意味が分からない筈ですね。如何ですか? 中世のヨーロッパでは普通、名前だけで、ほとんどの人に苗字はありませんでした。ただ、領主やレオナルド・ダ・ビンチのように自分の村を離れて外で働く者には何処のレオナルドか分るように苗字に出身村の名前が多く使われました。 レオナルド・ダ・ビンチのビンチは村の名前ですが、ゲーテやビスマルク、シラーは地名では無く、もともと苗字です。 例えば、ドイツのオーバーバイエルン地方の村などの祭り会場で「マリア」とか「ゲオルグ」などと名前を呼べば、多くの人が返事をします。 現在は苗字があるので何とか区別は出来ますが、昔はたいへんだったと思います。

noname#111031
noname#111031
回答No.3

Mumin-mamaさん、behemothさん ゲーテとかシラーなどは元来の貴族ではなく、彼らがワイマールの領主から授かったものでしょうね。従って、von が付けなくてもあまり問題にはならないのでは。 ダ ヴィンチの場合、は全く状況が違うのでは? ヴィンチ(村?)のレオナルドと言うのが通常使われている名前でダ ヴィンチだけでは本来意味が分からない筈ですね。如何ですか?

behemoth
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ダヴィンチはvonの類例として挙げただけで、今回の質問の焦点はvonにあります。まぎらわしかったならすみません。

noname#111031
noname#111031
回答No.1

"von"を省略するのは、要するに”間違い”です。誰もその間違いを指摘しませんね。想像するに、最初に翻訳した偉い人が知識が足らず、”von"を落としたのでは? それに気が付いた人も、ケチを付けられなかったのでは? これは冗談ですが、意外と本当のことだったりして。

behemoth
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私もそのように思いますが、それぞれの言語のウィキペディアでさえvonが無い場合が多々あったので質問に踏み切りました。 ウィキペディアは誰でも編集できることもあって史料価値はやや薄いですが、多くの目に触れる分あまり適当なことも書けないと思うんですよね。

関連するQ&A

  • 徐福について

    基本的でベタベタな質問なのですが・・・汗 中国で徐福村が発見されたと聞きました。 とすると・・・ 徐福とは レオナルド・ダ・ヴィンチの「ヴィンチ」や 木曽義仲の「木曽」 と同じで地名由来の苗字ですか? それとも単純に 徐(姓)・福(名) ですか? 教えてください。

  • IQが200ってありえるんですか?

    10位:スタール夫人 IQ:180 9位:ガリレオ-ガリレイ IQ:185 8位:ボビー・フィッシャー IQ:187 7位:ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン IQ:190 6位:ブレーズ・パスカル IQ:195 5位:ジョン・スチュアート・ミル IQ:200 4位:ゴットフリート・ライプニッツ IQ:205 3位:エマヌエル・スヴェーデンボリ IQ:205 2位:レオナルド・ダ・ヴィンチ IQ:205 1位:ゲーテ IQ:210 http://labaq.com/archives/51302469.html ダニエラ・シミチェワ IQ200 http://abcdane.net/archives/001351.html IQが200だと他の人とは全然違うんでしょうか?

  • 絵の中と外を繋ぐ絵画

    ヤン・ヴァン・エイクの「アルノルフィニ夫妻の肖像」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」のように絵の中の人物が絵の外を見ているものやクエンティン・マセイスの「両替商とその妻」のように作者が外から見ている絵画を探しています。 できるだけ有名なものの方が良いです。 レオナルド・ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母子」 ドン・ディエゴ・ベラスケス「鏡の前のヴィーナス」「ラス・メニーナス」 ジョン・ウォーター・ハウス「シャロットの女」 ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」 上記に挙げたもの以外で心当たりがございましたらお教えください。 ご協力よろしくお願いいたします。

  • ラテン系の姓に関してご質問します。

    ラテン系の姓に関しご質問します。 ラテン系の名前には 何故前置詞や冠詞のようなものが入る人がいるのでしょうか? "Le Branc" "Da Silva" などの様に。 何かの略なのでしょぅか。 由来等御存じの方教えてください。

  • 『最後の晩餐』のモデル

    レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』で描かれたキリストとユダは同一人物がモデルとなったというエピソードを聞いたことがありますが、この出典はどこでしょうか。 映画か小説ではないかと思うのですが、見つかりません。 「ユダの顔を貧民窟で探しているが未だに見つからない」と手紙に書いたというエピソードや、督促する教会の関係者をモデルにしようとキレたというエピソードは見つかるのですが、原典が参照されているものが見つからないのです。 http://www.pcs.ne.jp/~yu/ticket/supper/supper.html http://www.actv.ne.jp/~yappi/tanosii-sekaisi/06_kindai/06-03_da-vinch.html http://i16.jp/j/jp/books-jp/ALPHAXA5ECA5AAA5CAA5EBA5C9A1A6A5C0.html すみません、よろしくお願い致します。

  • 森鴎外って本当に凄い人じゃないですか?

    森 鷗外(もり おうがい、文久2年1月19日(1862年2月17日)- 大正11年(1922年)7月9日)は、明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、戯曲家、陸軍軍医、官僚(高等官一等)。陸軍軍医総監(中将相当)・正四位・勲二等・功三級・医学博士・文学博士。第一次世界大戦以降、夏目漱石と並ぶ文豪と称されている。本名、林太郎(りんたろう)。石見国津和野(現・島根県津和野町)出身。東京帝国大学医学部 卒業。 Wikipediaより この人ってまさに世界に誇れる日本のレオナルド・ダ・ヴィンチじゃないですか?

  • ドイツ語の氏名の読み方

    Norbert Buechelmaieという氏名なのですが、どう読めばよいか教えていただけますか。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • ドイツでの「フォン・○○」という名前の扱い方

    ドイツ人の苗字に付く、貴族の血統であることを表す「フォン」についてお伺いします。 実は現在、「フォン・○○」という名前のドイツ人(歴史上の人物ではなくオリジナル)が出てくる小説を書いているのですが、いざ書き始めると、日本人の名前には無い概念なので、どのように表記すれば良いのか、とても困っています。 本来は「フォン・○○」の一塊が苗字ですが、貴族制度が廃止された現在では、日常生活ではあえて「フォン」を省いた名前を名乗っている人もいると聞きました。 では、現代ドイツでは、「フォン・○○さん」本人が、あえて「フォン」を省いた名前を名乗ってこない限り、その人の苗字には、機械的に、必ず「フォン」を付けて呼ぶのでしょうか。 それとも、親しさや、相手に対する感情(大嫌いなフォン・○○さんの苗字にわざと「フォン」を付けない)、あるいは立場の違い(軍隊等の上下関係が厳しいところでは目下の人の苗字に「フォン」を付けない)等で、「フォン」を付けない場合もあるのでしょうか。 一般的な現代ドイツ人は、「フォン」を、単なる苗字の一部としか考えていないのか、それとも、多少なりとも相手を立てる称号であると認識しているのか、そのあたりの実情が、よく分かりません。 また、台詞以外の部分では「フォン・○○は言った。」と表記するのと、「○○は言った。」と表記するの、どちらが適切なのでしょうか。 ・台詞の中で、嫌悪している相手や、心理的にも下に見ている目下の人の苗字に「フォン」を付けるのは普通のことなのか。 ・台詞以外の部分で出てくる名前にも「フォン」を付けるべきなのか。 以上の二点について、ドイツでの実情、または、他の小説での例をご存知の方、回答を宜しくお願いいたします。

  • 氏名を変える。

    お伺いします。昔、氏名を変える場合、家庭裁判所などで所定の手続きをしなければならないと、読んだのか、聞いた事があるのですが、会社等でもたまにあるのですが、「あれっこの人、こんな名前やったかな?」と何か以前とは違う感じがして、聞くと「名前変えたらしいで」と。どうも先の【家庭裁判所】云々ではなく、あくまで表向きとでも言うのでしょうか?本名はそのままに、社外的?一般的に変えているようです。先程自分の氏名の【夫】という文字を【生】に変換してみましたら、大吉、吉の嵐でした。これは‥‥と、思いお聞きします。姓名判断に反映させるには、やはり家庭裁判所等で正式に変えないといけないのでしょうか?必要ないなら、表向きだけで十分なんですが。

  • 氏名の読み方について

    戸籍上の氏名の読み方についての変更については、 どのような手続きが必要ですか? 漢字で書くと裕子さんと言う人が今まで、ゆうこと 読んでいたものをひろこと読むようにしたいという場合は、 改名の手続きで可能なものなのでしょうか? 又、これを婚姻届や養子縁組の届を出す際等に簡単に変更できる ものなのでしょうか? 以前に戸籍については、個人を識別するのは、漢字で書いた名前で あり、読み方については、漢字の表記程重要でないと言うような ニュアンスの事を聞いた記憶があります。 もし、そうだとすれば、読み方については、簡単に変更できる ものなのか疑問に思いました。 どなたか、ご存知の方、教えて下さい。