地方分権改革の目玉商品は?

このQ&Aのポイント
  • 地方分権改革とは、中央政府の力を弱めて地方自治を促進する政策です。
  • パキスタンでは、中央政府の力が弱いために地震の被害が大きくなりました。
  • 地方分権改革の目玉商品として注目されているのは、地方自治の強化と地方の自己財源の確保です。
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地方分権改革の 『目玉商品』 はなんでしょう?

■パキスタンについて調べていると、中央政府の力が大変弱いということを知りました。 そのために、大地震の際にも、不必要に大きな被害をこうむってしまったとのこと。 その他、地方では国の法律すらも通用しづらいなど、 『中央政府のありがたみ』 を感じさせられました・・・。 ■そういった流れでの質問なのですが、 ほとんど毎日のようになされている 地方分権改革論議。 どうにもポイントがたくさんあって、整頓できません。 ですので、 「地方分権といえば、これが一番重要なポイントだろう」 ・・・といったものがありましたら、ぜひ教えていただきたいと思いました。 どうぞ、よろしくお願い致します。

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  • Willyt
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回答No.1

 物事は一方だけがいいということはまずないと考えていいでしょう。江戸時代はいわば地方分権の世の中でしたが、明治政府になってからはヨーロッパ型の中央集権制度に変わって現在に至っています。  中央集権国家は大所高所に立場から物事を判断して国民のための施策を立てられるという長所がある半面、あちらの地方ではいい制度がこちらの地方では弊害が目立って困るということがどうしても起きてしまいます。いわば小回りが来かないという欠点が生じてしまうのです。  現在は100年以上も続いた中央集権の弊害が目立って来ているので、その欠点を克服するために地方分権のよさを取り入れようという意見が多く出て来ているのです。  おっしゃるように大災害などが起きたとき、一地方だけではその救済策が立たないという弊害があり、それは地方分権にすることによる最大の欠点でもあるのですが、そういう場合のために中央政府があり、軍事、外交などとともにそのような大災害のときの対処の権限は中央政府に残しておくという知恵を働かせるべきでしょうね。  地方分権と言っても全面的に権限を委譲するのではなく、小回りを来かせる必要のある分野、例えば生活道路等の公共投資、教育、福祉などと云った分野の権限委譲を行なうことで中央集権の弊害を補おうとしているのでしょう。

penichi
質問者

お礼

とても分かりやすかったです。 日本という国に、地方と中央のバランスが左右してきた、大きな歴史の流れがあること。 分権の強み。集権の強み。その逆・・・。 とくに地方の実態を考えない中央による行政の弊害。 これをどうにかしようとしている・・・。 そういったところで、理解をいたしました。 次に、地方分権関連のニュースをみるのが、楽しみです。 どうも、ご回答ありがとうございました!

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