• ベストアンサー

純文学・大衆文学

snowairの回答

  • ベストアンサー
  • snowair
  • ベストアンサー率29% (13/44)
回答No.6

こんにちは。 お礼読ませていただきました。すぐに補足を書いたのですがgoo側に 削除されてしまったようで、kaigaisenさんの補足要求の再回答が 結果として遅れてしまい、失礼しました。 <<宮本輝について>> 純文学より大衆文学にカテゴライズされる作品がはるかに多いです。 ダ・ヴィンチ誌上インタビューで「希代のエンターテインメント小説作家」 というタイトルが振られるくらいです。 『道頓堀川』から読書を始められるのはお薦めしません。純文学→大衆文学への 変遷作なので、 (1)作品として洗練されていない(私個人は大変好きな話ですが) (2)もし純文学と大衆文学の違いを理解されたいなら川三部作を初めから読むほうが   よい(『泥の河』『蛍川』『道頓堀川』の順) という要素があるからです。 kaigaisenさんが質問の「純文学・大衆文学」にこだわって理解を深められたいなら(2)の方法で作品を読むとよいかもしれません。 単に宮本作品を読んでみよう!と思われたのでしたら、『ここに地終わり海始まる』『錦繍』がよいかも。 また全集が出ていますので、それを順に読まれてもよいかもしれませんし、 映画化された作品が多々ありますので、それらをご覧になってもよいかもしれません。江角マキコ主演の『幻の光』、岸谷ゴロウ(漢字分かりません)出演の『わたしたちのすきだったこと』などあります。 <<漱石・鴎外について>> 鴎外は『舞姫』かな? 漱石はわたしも『こころ』がよいかと思います。 <<純文学の暗さについて>> 生と死はどうしてもエンターテインメントなしに語ると自然と暗くなりませんか? だから意識して暗くかいてるわけじゃないと思います。 ただ海外の純文学は日本のものより明るいイメージを抱くことが。 芸術作品を作り上げる際に影響するだろう、国民性の違いでしょうか?

関連するQ&A

  • 大衆小説について

    「純文学」「大衆小説」という区分は日本だけの定義だそうですが、 私が子供の頃、今から15~20年前には、 直木賞はあったものの、いわゆる現在の「大衆小説」「エンタメ系小説」などは無かった(?)気がします。 ところが今の人は子供の頃から大衆小説に囲まれて過ごすので、 詳しくないからあれなんですが、 当たり前のようにそういった本を読むし、好きになりますよね。 それはいいのですが、 そういう人に純文学を勧めようとすると、 「暗い」「つまらない」 と、たいてい言われてしまい、読んでもらえません。 しかし私はむしろ、「大衆小説」と呼ばれる作品の方が、 耐性が無いためか読むのが苦痛です。 軽い描写、あるいはワイドショーのニュースのようなどぎつい描写、稚拙な場面展開、無意味かつじつまのあわない、あるいはつじつまあわせのためだけの筋書き… どれをとっても我慢して読み進めるには辛い要素ばかりです。 私は高尚ぶりたくてこんなことを言うわけではなく、 本当に大衆小説、エンタメ系と呼ばれる小説を読むのが苦痛なのです。 じゃあ読まなければいいじゃん、と言われそうですが、 自分はなぜこんなにも大衆小説を嫌ってしまうのか、 (読んでいるとイライラします。お菓子をお預けされている犬のような気持ちになります。 しかもそのお菓子を与えられることも無く、期待は裏切られ物語は終結してしまうのです) 大衆小説の面白さの真髄とはなにか、 そこまで多くの人を駆り立てるものとは何かを知りたいのです。 「エンタメ系」なんだから、エンターテイメント性じゃん、と思われるかもしれませんが、 それなら私はエンタメが嫌いな人間なのか、根暗な人間なのかといえば、 そういえなくも無いのですが、 それではエンタメ系を支持している多くの人々は皆性格が明るいかと言うとそうでもない気もするのです。 昔読んだ江戸川乱歩だって純文学ではないのに、 私は好きで何冊も読むことが出来ました。 それなのに現代の作家で大衆的、と言うと途端に前出のような難点ばかりがチラついて、 先へ読み進むことが出来ないのです。 これは一体なぜなのでしょうか。 回答お待ちしています。

  • 純文学の定義って何ですか?

    小説を大衆小説とか純文学とかってカテゴライズしますよね。 大衆小説=エンターテイメントと捕らえると、小説の娯楽としての性質上すっきり理解できるのですが、純文学というのが何なのか良くわかりません。 江戸時代の娯楽としての歌舞伎が現代では古典芸能になったように、明治時代の大衆小説としての文芸が現代の純文学になった。 つまり、明治大正昭和的雰囲気の小説のことを指すと考えていいのかなとも思ったのですが、なにか分類の定義か指針があれば、教えてください。

  • アメリカ文学の特徴って?

    英米文学を専攻したいと考えている者です。 アメリカ文学とイギリス文学の違いがいまいちわかりません。アメリカ文学は人間の暗い本質を追求しているのかな・・・と考えているのですが、その他どういった違いがあるのかもっと違う面から知りたいので教えてください。 また、そういった特徴がはっきりと出ている書名を教えてください。 アメリカ文学の特徴を詳しく解説している本があったら教えて欲しいです。 お願いします。

  • 純文学のよさがよくわかりません。

    純文学というものがあると思うのですが、例えば宮本輝氏の「蛍川」などを読みました。 途中いろいろあって、ラストの場面などは美しく有名だそうで、芥川賞受賞作品だそうですが、正直この作品がどういいのかよくわからないのです。特に良かったとは感じられません。 この作品はさほどの長編ではないとはいえ、純文学全般に言えますが、長々と活字を最後まで読んできて、読むだけの価値があった、感動したという作品はあまりないのですが。 純文学というは「次どうなるんだろう」という、「話のおもしろさ」というより、心情・情感や人生の真実が描写されているというところに価値があるということでしょか。読む人に感性がないとダメなのでしょうか。 純文学と大衆(エンターテイメント)小説の違いを知りたいです。 百田尚樹氏の小説などは、娯楽小説の部類なのでしょうか。 また、純文学というのは日本の文学作品に固有の言い方なのでしょうか。 トルストイや、ドストエフスキーなどの海外の世界文学では、あまりこうした言い方はなされていないように思えますが、「戦争と平和」や「罪と罰」なども純文学なのでしょうか。 それから、「文学」という言い方と、「小説」という言い方はどうは違うのか教えて頂きたいです。 前者のほうが、後者に比べると高尚というか、そういうことなのでしょうか。

  • 面白い純文学

    こんばんは。 質問の定義があいまいなのですが、私が不案内なためです。お許しください。 最近趣味で書いている小説が、行き詰っています。 何か面白い本を読んで、モチベーションを上げていきたいので、 このような質問をしてみました。 好きな作家は吉行淳之介、サリンジャーです。 児童文学や詩も時々読みます。 ライトノベルや大衆文学は読まないので、それ以外の文学でお願いします。 お手を煩わせてしまいますが、 その小説のどういう所が面白かったのかを書いてくださると参考になります。 よろしくお願いします。

  • 純文学は廃れたのか

    こんばんは。 思うのですが、第二次世界大戦以降、純文学は廃れたのでしょうか? ほんの100年くらい前なら文豪と呼べるほどの作家がいましたが、 果たして今現在そのような方はおられるでしょうか? 私はどうもそう思えないのですがこれは私の無智なんですか? 理由として考えられるのが、大衆の本への関心が著しく下がったからだと思います。いまは娯楽が溢れていますからね。 なんというか…言い方悪いですけど最近本が「量産」されて質ばかり落ちているように感じます。 いや、質というより…なんというかな……私の語彙ではなかなか言い表せませんが、神々しさといいますか硬派さといいますかとにかく水準が下がっているように思うのです。 どうなんでしょうか? あ、よろしければ純文学を扱った文集?「○○文集」見たいなやつ教えてください。

  • 純文学が読めない

    小さい頃から、かなり本を読みます。 ひけらかすわけではないのですが(もっと 多い人はザラでしょう)、部屋には本が 3000冊以上あります。だけど、その中に いわゆる純文学というのか、「世界の 名作文学」と呼ばれるような本はほとんど ありません。「名著や古典を読むべきである」 といった言葉を目にするたび何ともいえない 後ろめたさを感じます。なんだかどこかで ものすごく損してるような気もします。 何回も挑戦してみるんだけど、内容が 頭に入りません。いったいどうすれば いいのでしょう?

  • 文学部について

    将来進む学部は“文学部”と決めているのですが、具体的に文学部とは何を学ぶところなのでしょうか。 自分自身で調べてはみたものの、さまざまな情報が混ざって頭の中で整理できていない状態です。 これは友人から聞いたのですが、ひとつの言葉、たとえば〔星〕という言葉について語源などを追求するような授業が盛り込まれている大学はあるのでしょうか。 そしてそれは文学部に系統するのでしょうか? 質問が多くて申し訳ないです。 ひとつだけでも回答をいただきたいです、よろしくお願いします。

  • 文学についての質問です

    はじめまして。 私は現在、大学でとあるテーマについての論文を書いています。 そのテーマというのは、児童文学・ヤングアダルト・大人向け小説の違いについてです。 ですが、これらのジャンルを定義する境界線とは何かがよくわかりません。 なので、どんな事でもいいので知っていれば教えてください。 また、それについて説明している本やサイトなどがあれば教えてくださると助かります。 どうか、よろしくお願いします。

  • 文学 読書について【読書が好きな人】

    私は19歳、学生です。 数年前から親の影響もあって 日本文学(川端康成、三島由紀夫、遠藤周作など)を読み漁ってるんですが… はっきり言ってよく分かりません。 話のあらすじを掴んで、登場人物の気持ちなどを読み取ることはできます。 しかし、その本を読み終わった後、何も思わない訳では無いのですが、はっきりした読後感みたいなものを感じたことがあまりありません。 Amazonのレビューにあるような、 「心に残る~」とか「とても考えさせられた~」とか、そう言う感情を持ちにくいです。 なぜそう言う感情を持てないのか自分で考えてみましたが分かりません。 本が自分にあっていないのか。 自分が薄い人間なのか。 そもそも文が読めていないのか。 色々可能性を考えてみましたが、自分でははっきりしません。 これと同じ用な事を思う人はいませんか?もし居たらどういう事を考えているのか聞きたいです。 また、私は一冊一回ずつしか読んでいません。上記の深い感情、洞察というのは反復して同じ本を読むことで初めて生まれるものなのでしょうか?