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中性子星の磁場は、どこからやってくる?
中性子星は、電荷を持たない中性子と呼ばれる粒子でほとんど構成されていると聞きます。また、中性子星は非常に強力な磁場を持っているそうです。当然ですが、磁場を発生させるには電流が必要ですよね?電流が流れるには電子が必要です。中性子で構成されているはずの中性子星内部に、どうして電流が流れるのでしょうか?電子はどこからやってくるのでしょうか?どなたかご存知の方、教えて下さい。
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>初めに何故磁場があったのか、 ふつうの星の場合には、電子のような荷電粒子が流れて磁場が生じていますね。ダイナモ理論とか、難しい理屈があるようです。その磁場は媒質にほぼ凍結していますから、中性子星が形成される際にも失われません。また、中性子星にも電子のような荷電粒子がありますから、形成後に失われるということもありません。
中性子星の強い磁場は、元の星の中心部にあったふつうの強さの磁場が、中性子星になる際の収縮によって強められたものであるというのがふつうの考えではないでしょうか。(中性子星になった部分の)表面を貫く磁束が保存されるということで、磁場の強さはだいたい説明できるようですよ。
- bttf2003
- ベストアンサー率37% (230/614)
中性子星の内部構造は、まだ解明されていません。 しかし磁気モーメントは、中性子が-1.91(1ボーア磁子を単位として)であることがわかっています。 よって、中性子星に磁場があっても不思議はありません。 また、中性子はクォーク3個から構成されていてそれぞれのクォークは、-1/3か+2/3の電荷を持っていますので、クォークが動けば電流も流れ、それが非常に強力な磁場を発生するのは、太陽の約2.5倍の質量をもつ中性子星なら当然だと推定出来ます。
お礼
ご回答有難うございます。 そうですね、中性子星の内部構造は未解明な点が多いですね。 中性子星内部は、クォークレベルにまで分解されているそうですから、 クォークが運動することによる磁場発生はありそうですね。 しかし、全体としては電荷中性ですから運動がランダムであれば、 磁場は打ち消してゼロに近いような気もしますが…。 難しいですね。
- BookerL
- ベストアンサー率52% (599/1132)
私自身わかっているわけではありませんが、調べると次のサイトが見つかりました。 http://www.astronomy.orino.net/site/kataru/qa/009.html これによると、中性子星といっても、100%中性子であるわけではなく、中性子←→陽子・電子 の反応が平衡状態にある、ということのようです。
お礼
ご回答有難うございます。 興味深いサイトをご紹介頂き、有難うございます。 後ほど拝読させて頂きます。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにその通りです。磁束保存説ですね。 それは理解できるのですが、初めに何故磁場があったのか、 という疑問が…。