解決済みの質問
大学やカルチャースクールで外国語を教えています。
カルチャースクールでは、入門・初級クラスのほか
中級クラスというのがあります。
旅行会話やお天気の話題などのレベルは越えた人たち対象です。
困っているのは、話すのが苦手・・という生徒さんが多いこと。
レベル的な問題ではなく、
多分日本語でも人との突っ込んだ会話をするのがイヤなんだと
思われる人が、何人かかならずいます。
ご趣味や興味ある話題を振って、
それについていろいろ話させようとするのですが、
ありきたりな回答をポツリと答えるばかり。
さらに私があえて質問すると、不機嫌になって
「ま、いいじゃないですか」と打ち切ったり
いきなり日本語で解説を始めたりする。
例えば、スポーツ観戦のお好きな方に、
そのスポーツの醍醐味や好きな選手のプレー上の特徴などを
聞こうとするとこうなります。
日本語での解説を聞きたいほど、私自身がそのテーマに興味あるのではなく
あくまでも語学練習のためのドリルとしての話題なので
ぜひ、学習言語で話してもらいたいんですが。
話すのは嫌なのかと、新聞記事を読むような授業にすると
読解や文法ドリルなどではなく「会話を学びたい」と
クレームかつきます。
ロールプレイなら話しやすいかと考え、
人物設定カードを手渡してその設定内での
複雑なホテル会話やレストラン会話、商品クレーム会話などを
展開したこともあります。
が、無口なシャイな人ほど、
人物設定なんて面倒なことはよくわからない・・
自分なら商品に文句など言わない、と
この方法にも不満のようです。
人に伝えたいことがたくさんあるから、会話を学ぶ、
話すのは苦手だけど静かに文学を読みたいから読解を喜ぶ、
旅行会話を学びたいから進級せずに万年初級にいる、
こういう方々も多くいて、
これなら教師としてもわかりやすいのですが。
会話を学びたい、しかし話すのは嫌い、
という無口なシャイな中級学習者の気持ちや希望は
どんなところにあるのでしょうか。
教えていただけませんか。
投稿日時 - 2008-08-21 09:39:42
母国語を話すときの人格が「無口でシャイ」だからこそ外国語を習って出直したい、という気持ちで教室に来ている人が少なからずいらっしゃると思います。
日常の会話というものは本当に話す必要があって話している内容というのはわずかで、一日のかなりの部分を他の人との間に親密さや距離感などを築いたり確認したりするための言葉掛けに費やしているのではないでしょうか。小鳥のさえずりやサルの毛づくろいのような会話ですよね。
身近な人に本当に伝えたいのは、「僕は君に敵意はもってないよ。無視するつもりは無いよ。」というメッセージです。話す内容が必要なのではなくとにかく沈黙して気まずい雰囲気なることだけは避けるために会話を続けるのです。
>スポーツ観戦のお好きな方に、そのスポーツの醍醐味や好きな選手のプレー上の特徴などを聞こうとすると
>... 不機嫌になって「ま、いいじゃないですか」
日本語で暮らしていてもこれでは会話が続きませんよね。この種の人は穏やかな会話を成立させ続けるのが苦手、というか軽蔑さえしています。会話=ディベートだと思い違いしている。議論や説得がより高級だと勘違いしているのでしょうね。
無口な生徒さんに「外国語でなら話し上手な自分」に生まれ変わりたい気持ちがあるのなら、その実現に向けた課題を設定すればよいのではありませんか。英語を話すときだって素のままの「無口でシャイ」でよいというのなら、教室では通用しないことをわかってもらうべきです。赤点つけて落とすとか (笑)
「話すことがない」ときに何を話せばよいか。これを身に付けることこそが「初級以上上級未満」の人の目標だ、と宣言してしまっても良いでしょう。
例: 朝、エレベーターの前で同僚(同級生)に会いました。5分間沈黙しないで会話し続けなさい。
「おはよう。」「あ、おはよう。はやいじゃん。」「なんか、道空いててさあ。まだ某大手が夏休みだし。おっまた○○茶じゃないの。」「はまってんの。」「レジ袋貰わない人なんだ。CMよくやってるけど売ってんの見たことないや。どこ?」「ロ○ソン。朝行くとあるよ。」「そう。」「昼飯遅いみたいだね?ここんとこ。」「まあね。」 …日本語だとこんなところ。
例は映画やドラマなどからひろえば簡単に集まるはず。
投稿日時 - 2008-08-21 18:41:55
お礼
>日本語で暮らしていてもこれでは会話が続きませんよね。
そうなんですよ。
休み時間や懇親会などの場で日本語で団欒している時を見ても、
あんまり話していないです。
ただ、人の話をぼーっと聞いている。
質問されると、当たり障りのない返事を一言二言、そして沈黙・・。
それをそのまま学習言語でもやっているんですね。
>例は映画やドラマなどからひろえば
なるほど。
映画やドラマのワンシーンを提示して、
その後の会話を続けてみるっていうタスクはいいかもしれませんね。
試してみる価値はあるかも。
参考になりました。ありがとうございました。
投稿日時 - 2008-08-21 21:20:26
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ベストアンサー以外の回答(16件中 16~16件目)
あまり会話を教えた経験はありませんが、一般的に会話を苦手とする人は仲間に流暢に話す(或いは本人よりうまい)人がいたり、先生が気を使わず話し過ぎる場合に躓くようです。 同レベルの人でそろえるのは難しいかもしれませんが。
会話を学びたいが話すのは苦手なタイプ
1)実は知識として外国語を学びたいのが本心、話す機会がないので会話よりも読解を中心に学びたい自分に気がついていない場合。
2)話す内容を持っていない(一番多いケース?)
3)自分のテーマを持っており一般的な会話に興味を示さない。
このケースならその誤りを正し、専門的な話をするためには日常会話を飛び越えて学ぶことは出来ないと教えるべきでしょう。
解決策は簡単に見つからない(生徒次第な面が多いので)でしょうが、映像を使ったり、たまにネイティーブを呼んだりして彼らの興味を引き出すしかないような気がします。
投稿日時 - 2008-08-21 10:42:06
お礼
さっそくありがとうございます。
「話す内容を持っていない」に一番近い感じはしています。
普段から(日本語でも)限定テーマでしか話さないタイプの方たちです。
それでもなんとかその限定テーマで話させようとするのですが、
むずかしいです。
自分と共通のテーマの人とだけ阿吽の呼吸で
分かり合いたいタイプ、とでもいうのか・・笑
そのスポーツの面白さはどんな点ですか? などと振られると
ムッとするらしいんです。
わかんないヤツとは話したくないよ、みたいな。
別な人の、興味ないテーマになると、とたんに
他人事のような顔になりつまらなそうにします。
学校施設の理由で、映像は使えません。
ネイティブを呼ぶとしたらその費用は誰が持つのか、も
難しい点です。
仕方ないのかなぁ~、
だましだまし、だまされだまされ、行くしかないのか・・
と思ってしまう日もあり・・。
ありがとうございました。
投稿日時 - 2008-08-21 11:50:06