小麦の貿易・先物取引のしくみ

このQ&Aのポイント
  • 小麦の貿易・先物取引について教えてください。日本では国が小麦を買い、商社に委託して輸入しています。また、生産農家や商社は先物取引を利用して価格変動リスクを減らしています。
  • 小麦の売買はシカゴ商品取引所で行われることがありますが、他の穀物商品取引所でも行われる可能性があります。
  • 小麦先物市場では、投資家が将来の一定時期後に小麦を買い、売買する契約を行います。売買の差損は予測が外れた投資家から予測が当たった投資家に流れ込むことがあります。
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小麦の貿易・先物取引のしくみ

小麦の貿易・先物取引について教えてください。私は経済的知識が非常に乏しいのですが、一応以下のように自分なりに考えてみました。間違っているところや補足事項など、少しでもいいのでご指摘をお願い致します。 =============================== A)日本の場合、国(農林水産省)が米国などから小麦を買っている。ただし輸入港(横浜港?)までは商社(カーギル社・丸紅など?)に委託。貿易保険がかけられている。 B)生産農家・穀物メジャーなどの商社は小麦の価格変動リスクを減らすために小麦の先物取引を利用している。住宅ローンの保険・再保険のようにリスクを減らしている? C)米国産小麦の売買はシカゴ商品取引所(シカゴ・マーカンタイル取引所に買収されるが)で行われる。米国以外にある穀物商品取引所などでも売買可能?               ~小麦先物市場のお金の流れ~ (1)米国生産農家・穀物メジャーなどの商社 / 投資家 の間での売買 一部の投資家が"将来の一定時期後に○○ブッシェルの小麦を△△ドルで買う"という契約を、現時点で米国生産農家・穀物メジャーなどの商社との間で行う。 ↓ (2)投資家 / 投資家 の間での売買 "将来の一定時期後に●●ブッシェルの小麦を▲▲ドルで売買する"という契約を多くの投資家間で高いレバレッジをかけあって売買。 ↓ (3)一定時期後、小麦価格変動予測が外れた投資家の売買差損にレバレッジがかかり、大量のお金が米国生産農家・穀物メジャーなどの商社、予測が当たった投資家に流れ込む。

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  • U-Seven
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回答No.1

ウルグアイラウンド農業合意で、食糧管理法に代わって「主要食糧の需給および価格の安定に関する法律」が施行され、小麦は「関税化」されました。 政府以外の者でも、「関税相当量(TE)」を支払えば輸入できます。 ただこれでは政府の輸入価格と変わらないので実質的には全量を政府の輸入価格で考えて良いと思う。 学校の論文か何かですか。一応参考になりそうなURLを記しておきますので、後はご自身で考えてください。 なをシカゴ市場については分かりません。 「農水省総合食料局」 http://www.syokuryo.maff.go.jp/archives/index.htm スクロールしていくと米の次あたりに麦があります。 「今後の麦政策のあり方」 http://www.syokuryo.maff.go.jp/notice/konngo-no-mugi1803.pdf 後半が輸入麦についてです。 財団法人 製粉振興会「小麦・小麦粉の流通」 http://www.seifun.or.jp/ryutu/index_j.html これが輸入委託業者の一覧 http://www.syokuryo.maff.go.jp/notice/data/shikakuhennkou191001.pdf 農水省「麦の需給と価格について」 http://www.maff.go.jp/j/soushoku/boueki/mugi_zyukyuu/index.html JETRO「小麦およびメスリンの輸入手続について」 http://www.jetro.go.jp/jpn/regulations/importproduct_01/04M-010880 シカゴ市場「Market Commentaries」 http://www.cbot.com/cbot/pub/page/0,3181,1033,00.html

cvn64
質問者

お礼

新聞や本を読んでいるうちに国や企業の食糧・資源の獲得競争が気になってきたので個人的に調べ始めたところです。御紹介いただいたたくさんの資料のおかげで非常に勉強になりました。どうもありがとうございました!

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