高血圧から心不全への経路とは?

このQ&Aのポイント
  • 高血圧から心不全になる経路は、心臓の仕事量の増加による心筋線維の肥大と、冠状動脈の動脈硬化による狭心症や心筋梗塞です。
  • 高血圧になると抹消動脈の血管抵抗が増加し、心臓の仕事量が増えます。
  • 高血圧の状態では心臓に大きな負担がかかり、血管抵抗の増加により抹消動脈への血液流入が妨げられる可能性があります。
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高血圧と心不全についての疑問

高血圧から心不全になる経由を教えて下さい。 高血圧から心不全になる経由は大きく分けて2つあります。 一つは心臓の仕事量が増加して心筋線維が肥大してしまうケース。二つ目は冠状動脈が動脈硬化を起こて狭心症や心筋梗塞を起こすケースです。私がお伺いしたいのは一つ目のケースについてです。 教科書には高血圧になると抹消動脈の血管抵抗が増し、心臓の仕事量が増加する・・とありました。 私のイメージでは、高血圧の状態とは心臓が通常よりももっと収縮することにより勢いよく左心室の動脈からびゅっ!と血液がでている状態です。そのため私は高血圧状態ではすでに心臓には大きな負担がかかっていると思うのですが・・・「抹消動脈の血管抵抗が増す」の意味がうまく捕らえられません。勢いよく血管のなかを血液が流れていくのなら抹消の動脈のほうにもしっかり流れるのではないでしょうか? 「血管抵抗」を調べたら「収縮状態」とあるました。なぜ高血圧になると抹消動脈が収縮状態になるのでしょうか。 ご回答、宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • myumimo
  • ベストアンサー率40% (8/20)
回答No.1

こんばんは、早速ですが 高血圧とは末梢血管になんらかの圧力(抵抗)がかかる状態をいいます。たとえば、ホースで水をまくときに指でギューとすると水は勢いよくでますよね?その指でギューっとしている状態が高血圧です。また、血管はとてもデリケートで血管内の血液が勢いよく流れ過ぎると血管内が傷ついてしまい、そのキズを治そうと血液内の物質がそこに集まってきてしまい結果、血管内を狭くして更に血圧が高くなります。この状態が動脈硬化です。なので、あなたが考えているように心臓から血液がピューというとは違います。そこで心不全と高血圧の関係を説明すると、心臓は末梢(全身)に血液を送ろうとしても高血圧だと心臓が送り出す血液が逆流することになり心臓に負担がかかり結果、心臓が頑張り過ぎて左心不全になります。たとえば、空気が入った袋の出口が大きいとあまり力を入れなくても袋の中の空気は外にでますよね?でも、小さいとどうでしょう?抵抗ができて、もしかすると袋が破けてしまうかもしれませんよね?どうでしょうか?ここまでで少しは理解できましたか?

mezasens
質問者

お礼

ありがとうございます。 ホースや袋に例えてお話していただきとても分かりやすく、理解ができました。特に動脈をホースに例えて説明いただき、私は今まで心臓じたいの収縮が通常より増加して高血圧にっていると思っていたのですがご説明から、心臓のポンプ機能は正常ですが血液を送り出す血管が狭くなるということが理解できました。また血管が傷つくと免疫機能が働きより血管内を狭くしてしまい、心臓が通常量の血液を送り出すことができなくなり心臓があっぷあっぷ状態になり負担がかかることが理解できました。 とても分かりやすいご回答ありがとうございます。

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