• ベストアンサー

持分法適用会社は必ずいずれかの出資社の子会社になるのか

自社にとって持分法適用の関連会社があるのですが、この関連会社は他の出資社のうちのいずれかの会社が連結子会社にしているものなのでしょうか? 普通は実質的に事業運営している出資社が連結子会社にしているものだとは思うのですが、もし事業運営を必ず合議で行っている場合などでいずれの出資社も実質的に支配しているとは言えず、したがっていずれの出資社も連結子会社にしていないというパターンはあるのでしょうか? 変な質問かもしれませんが宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gjkslda
  • ベストアンサー率100% (4/4)
回答No.2

No.1の方の書かれているとおり、ある会社の関連会社が他の会社の子会社となっているとは限りません。 例えばある会社(A)が他の会社(B)の議決権の20%保有していて、他の株主らが全員数%程度しかBの議決権を持っていない場合(Aがいわゆる筆頭株主)、実質的にBを支配している事実がなければBはAの関連会社となります。 この場合、Bを「子会社」とする会社はどこにも存在していないことになります。 質問者さんが引っかかるのはおそらく「支配している」や「重要な影響」だと思われます。 連結はずしを行わない等のために、「支配」とは?「重要な影響」とは?について企業会計基準適用指針第22号「連結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する適用指針」に具体的に記載されています (※ASBJのHPで公開されていましたが、現在は会員以外閲覧不可能です。監査委員会報告第60号「連結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する監査上の取扱い」が当指針の一部改正版です。これなら上記部分はおおよそ同じですので監査小六法で確認できるかもしれません) 回答になっていますでしょうか。。。

参考URL:
http://www.asb.or.jp/html/documents/implementation_guidance/
katouken
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 ご指摘のとおり、たとえば連結外し等を狙って、数社で共謀してそれぞれが均等に持分を持つ合弁会社を設立したようなケースで(実効支配の会社は1社に絞れない)、その合弁会社が抱える資産の含み損等はどこで現れるのだろうと疑問に思った次第です。

その他の回答 (2)

  • gjkslda
  • ベストアンサー率100% (4/4)
回答No.3

No.2です。 一部訂正&追加回答です。 監査委員会報告60号は適用指針22号の一部改正版と記載してしまいましたが、逆です。適用指針22号が委員会報告60号の一部改正版です。 失礼しました。 追加回答(合弁会社について) 合弁会社については、「共同支配企業」として持分法に「準じた」方法で連結対象となります(企業会計基準適用指針第10号企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針190項)。 この場合持ち分プーリング法に準じ、のれんと持ち分変動損益が生じません。 つまり、資産時価と簿価に差が出ても認識されません。 ただし、先日公表された「企業結合に関する会計基準」等の 改正について(公開草案)によると持分プーリング法の撤廃に派生して、共同支配企業についても完全に持分法が適用されることになるようです。 そのため、今後は上記の時価と簿価の差額は認識され、のれんと持ち分変動損益が生じます。

参考URL:
http://www.asb.or.jp/html/documents/docs/combination/combination2.pdf,http://www.ek.tohmatsu.co.jp/old/0808/0808_2.pdf
  • pyon_chan
  • ベストアンサー率46% (81/174)
回答No.1

連結子会社にならない場合もありますよ 親会社が非上場なら連結は不要という言葉遊びレベルから 他の出資者が個人(社長とその一族)というケースまでいろいろあると思います

関連するQ&A

  • 持分法適用会社とは

    有価証券報告書内の連結決算に関するところで『~は非連結子会社で持分法適用会社であります』という記述を散見しますが、ここで質問です。 ①持分法適用会社とはどういうものですか? ②その会社の決算数字は連結決算にどのように反映され る? ③上記②の反映のされ方は連結子会社とは違う? ④この会社は一般的に連結対象先と言える? それと上記とは逆に、『持分法非適用関連会社』というのもありますが、これは⑤どういうもの? ⑥連結決算数字にどの様に反映される? ⑦この会社は連結対象先と言える? 以上7点の質問となりますが早急にご教授いただきたく。

  • 【連結決算】 持分法適用関連会社の配当金について

    例えば、下記のような出資関係で実質比率が56%(=70%×80%)の 持分法適用関連会社が存在するとします。   親会社    ↓ (70%出資)   連結子会社    ↓ (80%出資)   持分法適用関連会社 このケースで、持分法適用関連会社が当期1,000円の配当を行った場合、 連結決算上、 受取配当金 800 / 投資有価証券 560          / 持分法投資損益 240 を計上することになるという旨の記載がある資料にされておりました。 この仕訳のうち、借方の受配800と貸方の投資有価証券560は分かるの ですが、貸方に持分法投資損益240が計上されることがいまいちピンと 来ません。 私としては、少数株主損益240が計上されないといけないような気が するのですが、、、。 上記のような場合、どういう考えで貸方に持分法投資損益が計上される ようになるのかそのロジックをお教えいただけないでしょうか。 宜しくお願いいたします。

  • 連結子会社と持分法適用会社の違い

    例としては、山崎パンが不二家への出資比率を35%にして、持分法適用会社にするような報道がありましたが、これは連結子会社とはどう違うのでしょうか?また山崎パンの連結決算には不二家の業績も含まれるのでしょうか? 宜しくご教授下さい。

  • 持分法適用子会社

    連結決算の範囲を決める上で、子会社は原則連結法適用だと思いますが、一部持分法を適用するケースもあるようです。これは、どのような場合にそういった例外(?)的な処理をするのでしょうか? お手数ですが、ご回答のほどよろしくお願いします。

  • 持分法適用会社とは?

    持分法適用会社とは、実質上子会社に近い状態なのでしょうか?

  • 持分法適用会社になることについて

    今、経営について勉強しておりますが実務経験がないためにわからないことばかりです。 そこで教えていただきたいことがあります。 A社に対して当社の株式を第三者割当することにより、A会社における当社の株式の持分比率が20から30パーセント位超えた場合は、A社の会計上の持分法適用会社になりますか? また、持分法適用会社になった場合、当社に対してはどんなメリットデメリットが生じるのでしょうか?? 子会社になると、A会社の知名度により、当社の知名度が上がるなどのメリット、大幅なリストラをされるなどのデメリットがあるのかな、と思うのですが、持分法適用の微妙な比率だとどうなるのかわかりません。 教えてください。よろしくお願いいたします。

  • 持分法適用会社と連結子会社について

    あるAという会社にBが40%、Cが60%の株式を取得していた場合、 Aは持分法適用会社か連結子会社いづれになるのでしょうか。 また、これらの呼び方は株式を持っている方から見た言い方なのでしょうか??このあたりの知識がないもので、教えて頂ければと思い質問致しました。

  • 持分ゼロの実質的支配会社の連結仕訳

    連結決算の実務経験がないのですが、事業会社にて取り組んでいるところです。 現在の社長は他にも会社を所有していて(100%株主)ただしその会社は 私が就業している会社とは資本関係がありません。しかし参考書によれば実質的に支配している連結子会社となると思います。 すると資本連結の仕訳では相手勘定(関連会社株式等)がないのですべて少数株主持分に振替えるのでしょうか。 連結決算が義務ではない会社ですので何分質問できる人がおりません。 どなたかお力添え頂ければと思います。

  • 連結会計と持分法について 

    連結会計と持分法について  長文すみませんが、確認をさせてください。 持分法適用子会社→50%支配までの子会社 連結子会社→51%以上支配している会社 となると思いますが(他にも「実質支配」がなされている等々あると思いますが、とりあえず簡略化の為に上記の定義をさせてください。)、下記の事例の場合どうなるか教えてください。 例)仮に売り上げ:1000億円、営業利益:500億円、当期利益:200億円の子会社を所有しているとします。 この会社が51%や67%の連結子会社であった場合、P/Lにヒットする金額は 51%の場合→売り上げ:510億円、営業利益:255億円、当期利益:102億円 67%の場合→売り上げ:約670億円、営業利益:約335億円、当期利益:134億円 という認識であっていますでしょうか? それとも、この考え方は、持分法適用会社にだけ適用される考え方であって、 (34%の場合→売り上げ:340億円、営業利益:170億円、当期利益:68億円) 連結子会社の場合は、51%や67%であっても、P/L上はすべて、ヒットするのでしょうか? また、配当金につきましても教えてください。 上記のとおり子会社の当期利益200億円で、配当性向:10%とした場合、 子会社の配当金総額20億円となり、67%支配の子会社の場合、親会社の受け取り配当金額は13.4億円となり、少数株主は6.6億円の配当受け取りとなると思います。 この場合、連結P/L上、どのように記載されますでしょうか。 連結子会社の場合は受け取り配当金については、親子間で相殺されてしまい、記載はしないのでしょうか? 長文すみませんが、よろしくお願いいたします<○> わかりにくい箇所がありましたら、補足させていただきます。

  • 持分法について

    持分法は一行連結と言われるように、結果的には連結した時と同じ効果をもつと言われていますが、そこがよく分かりません。 例えば、親会社から子会社に有形固定資産を売却した(ダウンストリーム)場合、連結上未実現損益を消去するので、仮に売却益がでていれば、全額消去されて連結上は利益はあがらないですよね。 しかし、親会社から関連会社に売却した場合、持分相当額しか消去されないので、例えば持分比率が30%ならば、30%分は消去して、残りの売却益×70%は連結上、損益として計上されることになりますよね。 であれば、完全な連結と持分法では利益にも差がでてしまい、同じ効果はもたないと思うのですが。 分かりにくくなってすみませんが、どうかよろしくお願いいたします。

専門家に質問してみよう