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離散数学の証明
oodaikoの回答
- oodaiko
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2.有限集合A上の関数f:A->Aに関して、fが単射であるための必要十分条件はfが全射で あること。 全射→単射:A={a_1,a_2,…,a_n}(Aの要素数はn)とする。 fは全射だから f(A)={f(a_1),f(a_2),…,f(a_n)} = A すなわち f(a_1),f(a_2),…,f(a_n)がそれぞれ a_1,a_2,…,a_n のどれかに 対応している。{f(a_1),f(a_2),…,f(a_n)}も{ a_1,a_2,…,a_n}も要素数は 同じだからその対応は1対1でなくてはならない。 単射→全射: fは単射だからa_i≠a_jならf(a_i)≠f(a_j)。 そこでf(A)はAのn個の異なる要素からなる集合である。そのようなものはA自身しかない。 なおこの問題はAが有限集合であることが本質で、無限集合ではどちらも正しくない。 証明のどこに有限性が効いているのか、また無限集合の場合に成立しない例を 挙げておけばポイントが高いかも知れません。
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