まずCookieに関してですが…
>スキャン終了後、Cookieを削除するとIDやパスワードが削除されました。
オンラインバンキングなどユーザー認証を必要とするサイトで受け入れたCookieを常時保存して削除しない、という行為はサイト利用の利便性を高める一方で、各種感染にあった際にはCookieを読み取られることによってパスワードやIDが流出する危険性をはらんでいると考えられます。そうした安全性を重視するなら、この種のCookieを常時保存することは望ましいとは言えません。
IDやパスワードに関しては覚えやすく、他人に類推されにくいものを作成してご自身で管理されるのが望ましいですが、フリーソフトなどで管理、入力をアシストするという手もあります。
http://www.woodensoldier.info/soft/idm.htm
その辺の考え方はいろいろあるでしょうが…Cookieを常時保存してログインしたままの状態にしておくのはバンキングやショッピングサイトなどではやるべきじゃないと思いますが。
個人的には、Cookieは必要不可欠なサイトのものだけを選んで受け入れ、必要がなくなったらこまめに削除するのが最も安全面で確かだと思います。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/experiments/ie6privacy/ie6privacy_11.html
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/experiments/ie6privacy/ie6privacy_12.html
Spybot-S&DとAd-Awareの併用については…以前は定評のあったこの2種を併用することが望ましいとされたのですが、昨今の感染の多様化、複雑化に伴い、これらで処理可能な感染はごく初期のものに限られると思います。Spybot-S&Dには免疫機能が付いており、SpywareBlasterとの併用である程度の感染抑制効果が期待出来ます。そういう意味で継続利用は良いですが…Ad-Awareに関しては以前ほど効果が期待出来ないと言っても過言ではないでしょう。いざというときに役立てることを思えば、SUPERAntiSpyware辺りを代わりに使うほうが良いと私は思います。
http://fine.tok2.com/home/heto2/0700SecurityApp/SuperAntiSpy/mokuji.htm
繰り返しになりますが…昨今の感染は手強くなっており、対策ソフトで防ぐことが困難になっているものも増えています。各種対策ソフトを入れて、怪しいサイトを見ないようにするだけでは防げない感染も少なからずあります。そうした感染を防ぐために次のような点に注意してください。
1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。
Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれていますが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、
・Firefox、Operaなどのブラウザ。
・Sun Java 仮想マシン(JRE)。
・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。
・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。
・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。
最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けのある悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。
http://internet.watch.impress.co.jp/
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/
こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。
2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。
IEで扱うことの出来るJavaScriptは特殊なもので、各種感染に利用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。
でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/
http://jp.opera.com/
もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。
投稿日時 - 2008-07-09 20:09:24