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転移温度・エントロピー

転移温度以下において、超伝導状態のエントロピーよりも常伝導状態のエントロピーの方が高い・・・ らしいのですが、なぜ転移温度以下でそのようになるのかさっぱりわかりません。。 どなたか教えていただければと思います。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

比熱C(T)を用いてエントロピーS(T)は S(T)=\int_{0}^{T} C(T')/T' dT' となります.(\int...は0~Tの積分の意味) で転移温度では比熱のピークがあるわけです。 よって、転移温度以下において、超伝導状態のエントロピーよりも常伝導状態のエントロピーの方が高い.わけです。

enimori
質問者

お礼

わかりやすいご説明、ありがとうございました。

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