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ca1_wan708さん こんばんは
学問の世界とは、極論すればどこの大学を卒業したか・どこの大学院を終了したかではなくて、どんな内容の研究をしたかの世界です。例としては少ない例でしょうけど、超3流(またはそれ以下のレベル)の大学の大学院を卒業して運よくその大学の助手のポストが空いていて大学に残れて研究活動を続けられて、世界的な内容の大発見をすればその方は東大や京大で研究活動をされている名の知れた研究者と肩を並べるまたはそれ以上の研究者と言う事になる訳です。
1つの例ですけど、何年前でしょうか??島津製作所の田中氏がノーベル賞を取られたのを覚えていますか???彼は(確か)東北大学の学部(学部名までは不明でごめんなさいね)を卒業して研究職として島津製作所に就職しました。と言っても学部卒で研究職に就職される方は「研究職」とは名ばかりで、博士号を持っているメインの研究者の実験道具を揃えたり使い終わった器具の洗浄してみたり、またはメインの研究者の言うなりの事しかしてはいけない仕事なんです。つまりご自身で色々な事を考えて実験をしてはならないと言う事です。(こう言う形での学部卒で企業の研究職への就職は、現在ほぼどこもやってないハズです。企業に研究職で就職する場合は、最低でも修士卒が現在の条件です。)ところで田中氏の場合は上司の研究者に言われたままの事をすれば良かった所を、間違った事をしてしまった訳なんです。この間違った事をした結果が新たな発見につながり、ノーベル賞受賞まで発展したんです。科学の世界では、間違った事をした結果として新たな事が発見される例は多々ある様です。有名な例では世界初の抗生物質である「ペニシリン」を発見ししたフレミング氏だって、微生物の培養をしている段階で本来シャーレの蓋を閉めておけば良かった所、数個開けっ放しで帰宅してしまったんです。ある意味シャーレの蓋を開けっ放しで帰宅した失敗実験をした結果として「ペニシリン」の発見につながる訳です。
この様に何が災いして良い研究成果を得られるかはやってみないと解らないのが研究の世界です。したがって東大や京大等の超エリート集団の大学を卒業すれば、必ず良い研究成果が得られる訳ではないですし、冒頭に記載したとおり学問の世界は出身大学云々よりは研究成果を重要視する世界ですから、ある意味出身大学は超3流大学でも良い事になります。
上記した事は正しい事なんですけど、実際とは少しかけ離れた場合もあります。同じ研究活動と言っても、たとえば法学や文学等の文系科目の研究をされる場合は、極論すれば文献と紙と鉛筆があれば大学院を終了後自宅等どこでも研究活動を続ける事が可能でしょう。しかし科学系の研究をする場合は、実験内容によっては時と場合で危険を伴う内容の実験をする場合も多々あります。ですからきちんとした安全性を兼ね備えた実験設備がないと研究活動が出来ないと言う欠点がある訳です。ca1_wan708さんが超が何個も付く資産家で、ご自身の力で安全性を兼ね備えた実験設備を準備出来れば良いのでしょうけど、多くの方はそんな事無理ですから大学院を終了後も研究活動をしたいなら就職と言う事を考えないとならなくなります。もちろん学位を取得された後は研究活動から離れて薬剤師として働くまたは別の職業に就くと言う事で研究活動は一切しないと言うのであれば、話は変わってきます。
ca1_wan708さんは「学閥」と言う言葉をご存知でしょうか???「学閥」とは、出身大学での集団みたいなものです。たとえば「東大閥」とか「京大閥」と言う言い方をします。私の母校の場合では、教授・準教授はほぼ東大か大阪大学出身者ですから、言ってしまえば「東大閥」と「阪大閥」で占められていると言って良いでしょう。一部母校出身の生え抜きで教授まで上り詰めた方もいますけど・・・。この様に大学に就職する場合は、「学閥」と呼ばれる人のつながりを有利に使える方が良いでしょうね。同様な事が私企業の場合も言えます。ですから事就職の事を考えると、3流大学よりは一流大学(出来れば旧帝大)が良いでしょうね。
ただし特殊な例としては、私の母校の薬用植物学教室の女性教授の旦那様が医師で漢方で有名な「ツムラ」の研究員をしていた関係で、学生(学部生・院生含め)その研究室の学生はMRや研究職など漢方製薬メーカーに就職し易いと言う研究室も有りますから、一概に3流大学だから研究所への就職が難しいとは限りません。もちろん学位を取っての就職ですと、論文内容を認められての就職でしょうから、院生時代の頑張り次第ではどうとでもなるのは言うまでもありません。(この点は少し言い過ぎですかね???)
大学への就職は一般的に助手に就職する事になるのですけど、私企業もポストが空いていて募集がなければ就職出来ないのと同様以上にポスト数が少ない関係で余程のつて(担当教授等の)がなければ難しいと考えた方が良いでしょうね。これが外国語科目等で非常勤講師として大学で教鞭をとるのととの違いで、大学の理系学部への就職の特徴になります。
以上をまとめると、3流大学の院に進学して頑張って研究成果をあげて論文内容で就職を勝ち得るのも一つの方法ですけど、一流大学(出来れば旧帝大)の院に進学しての就職の方が楽に就職出来ると言う事になります。偏差値云々と言われていますが、偏差値とは単に統計的な数字でしかないので事就職については大学入試時の偏差値はあてになりません。1つの例で学部での就職の事を言えば、大学入試時の偏差値が70の大学で成績が4年間通じてびりだった方より大学入試持の偏差値50の大学で4年間通じでベスト5以内の成績の学生さんの方を企業は高く評価しますから・・・・。ただし一般的に3流大学より旧帝大の方が大学入試持の偏差値は高いでしょうけど・・・。ただそれだけの事です。
以上また取り留めのない内容を長々記載しましたが、何かの参考になれば幸いです。
投稿日時 - 2008-06-23 03:16:24
No.2,7,8の者です。
No.9さんが仰っている「大学院すら進学しないで取得する方法」
というのは、いわゆる論文博士制度(論博)のことだと思いますが、
最近の情勢では、論博は廃止される方向に向かっています。
私自身の考えでは、すぐに廃止までには至らないとは思いますが、
昔に比べれば相当縮小しているのは事実です。
しかし論博が無くなると企業が社員に博士号を取らせる場合に困ります。
そこで、論博の代わりに社会人ドクター制度が主流になっています。
これは籍は大学院に入れ、入学金や学費も払わないといけませんが、
大学院に毎日顔を出さなくてもいいと言う物です。
ですので基本的には、自分の在籍している大学院で
学位は取るものだと考えたほうがいいと思いますよ。
もちろん大学院は学部と同じところである必要性はありません。
投稿日時 - 2008-06-22 00:34:50
お礼
博士号をとるのに2種類あることは知りませんでした。
私は博士号をとるなら院に進学するつもりです。
No.9の方にも書きましたが、偏差値の高い院に進学しても
大学の偏差値が低ければ、将来、
研究や大学に残ることは無理ですか??(院の方の)
投稿日時 - 2008-06-22 18:43:24
ca1_wan708さん こんばんは
#4&6です
「博士号」と言う学位を取得する方法には2種類あるのをご存知でしょうか???1つは大学院の後期3年(6年制の大学学部の場合は後期4年)を終了して取得する方法と、大学院すら進学しないで取得する方法です。前者は一般的な学位の取得方法ですけ、後者の場合は学位論文を提出する前に大学院後期課程を卒業した方と同等の学力があるかどうかの語学等の試験を受けて合格した後に学院論文を提出する方法です。私の親戚や修士時代お世話になった恩師の教授は、後者の方法で「薬学博士号」を取得してます。
多くの方は学部を卒業した同じ学部の大学院(他大学であったとしても・・・)に進学し、後期課程の在籍している大学に学位論文を提出して学位を取得するわけです。ですから例えば学部は薬学部を卒業した方が大学院に進学し、進学した大学院に学位論文を提出して認められたら「薬学博士号」と言う卒業した学部と同じ名前の学位を取得する場合が多いと思います。
だし幾ら○○大学付属高校に通っていても大学進学する段階で違う大学を受験して進学しても良いのと同様に、例えば薬学部の学部を卒業して医学部の大学院に進学しても良いわけです。ちなみに私が修士時代の研究室には、後期課程の院生に学部は理学部化学科卒と言う方もいました。その場合は在籍している大学院に学位論文を提出する場合が一般的ですから、学部は薬学部を卒業した方でも、医学部に学位論文を提出して認められれば学部は薬学部を卒業した「医学博士号」と言う学位を持った人が誕生するわけです。私が修士時代に在籍していた研究室の先輩の例では、学部は理学部を卒業していても学位は「薬学博士号」となっています。以上が学位の取得のシステムです。
ところで物理的な話をすれば大学院の存在する大学に博士論文を提出して認められば学位は取得出来る訳ですから、例えば医薬部の大学院に在籍している方が薬学部に学位論文を提出して「薬学博士号」を取得する事は可能です。そう言った変わった方法で学位を取得する方がどれだけ居るかは解りません。
ちなみに#8さんが言われる通り「○○博士号」の「○○」の部分は、何を専門に勉強された方かのある程度の区別でしかないので、あまり気にしなくても良いと思います。私が修士時代に数回学会を聴講したことがあるのですが、演者のプロフィールを見ると「薬学博士号」を取得されている方も「理学博士号」を取得されている方もいました。この様に専門と言っても学問の世界では細かく言わないで大つかみな言い方をすればダブル場合も多々あるので、「○○博士号」の「○○」の部分はあまり気にしなくても良いと思います。
#5さんのお礼にある「医学部の大学院では生薬(漢方薬)の勉強はできないでしょうか」についてですけど、進学した医学部の大学院に生薬や漢方薬を研究している研究室が有ってその研究室を選択すれば勉強出来る事になります。
日本の医学・薬学教育は、資格を取って医療現場で働く事を前提に厚生労働省の意図が色濃く入ったカリキュラムになっています。それと日本の医学・薬学が西洋医学・西洋薬学を基準にしている関係で、学部では意図して講座を受講しない限り「漢方のかの字も学ばない」と言うのが事実です。ですから大学院も学部同様で、漢方を専門にした内容を研究している研究室がない大学もあります。
それと医学・薬学は違いがあり、医学は病人を治療するための学問・薬学は病人を治療するのに使う薬を学ぶ学問です。そう言う違いがある関係で、同じ漢方と言っても、医学部・薬学部で研究している漢方の内容には違いがあります。ですから安易に「漢方」と決め付けずに、これから色々勉強する中で何を勉強したいかを決めてから、医学部が良いのか薬学部が良いのかを考えたら良いと思います。
以上取り留めのない内容になりましたが、何かの参考になれば幸いです。
投稿日時 - 2008-06-21 21:54:45
お礼
たくさんアドバイスしてくださってありがとうございます!!
これから、漢方やハーブの研究ができる研究室を探そうと思います。
あと、質問なんですけど、私が通っている大学は女子大であまり偏差値が高い大学ではありません。
卒業生で京大や阪大の院に行かれている方もいますが。。。
もし、そのような院に行けても大学が有名ではないから
研究職につけないというようなことはあるんでしょうか??
いくらいい院を卒業しても大学があまり良くなければ厳しいですか??
投稿日時 - 2008-06-22 18:36:16
補足2
>薬学出身でも医学部の大学院へ進学は可能ですか??
>6年制の薬学部出身で薬学部の大学院(4年制)に進学した場合でも、
>6年制の薬学部出身で医学部の大学院に進学しても、
>PhDということになるんですよね??
薬学部から医学部の大学院へ進学することは、もちろんできます。
また、大学院がどこであろうと博士課程を修了すれば同じPhDです。
日本では理学博士だとか医学博士だとか区別して呼ぶこともありますが、
海外ではこういった区別は殆どせず、博士は全てPhDで同じ扱いです。
今は日本でも、何博士でも基本的に同じ扱いですのでご心配なく。
もちろん博士課程の3年制・4年制による違いなんて一切ありません。
ただし、医学部の大学院を出てもMD(医師)にはなれません。
医師免許は医学部医学科を出ることが条件なので、大学院では無理です。
(理学部を卒業して薬学部の大学院に来ても、
薬剤師免許が取れないのと同じ理由です)
ですので、別に医学部の院へ行くのは自由ですが、
MDになれるわけではない、ということは注意しておきましょう。
投稿日時 - 2008-06-20 00:23:04
補足回答です。
>2年+3年だったら本当に『研究』という感じですが、
>4年だったら『医療』とか『高度な知識を持つ薬剤師』
>というイメージが強いです。
それは貴方が勝手に抱いている(or 植えつけられた)イメージです。
博士課程の規定年数は3年と4年で違うことになっていますが、
やることは一緒です。あなたの好きな研究を選べばいいのです。
博士課程でカリキュラムを分けてくれるほど大学は優しくありませんよ。
>4年の方でもハーブや生薬の研究ができるんでしょうか??
>医療の勉強だけではないんでしょうか??
何年制に行こうが、文系に行こうが、ハーブや生薬の研究はできます。
研究というのは大学院の研究室で行うのです。
学部がどこかは関係ありません。大学院で自分の好きなところへ
行けばいいのです。薬学の院だって薬学出身者だけじゃないです。
文系出身者で生命科学系の研究をされている方だっています。
ましてや薬学部の4年制や6年制の違いなど誤差みたいなもんです。
>MD+PhDというのはどういう意味ですか??
>それと、4+2+3より格上ってどういうことなんでしょうか??
MDというのは医師免許所持者(医者)のことです。
PhDというのは博士号所持者(博士)のことです。
一般に研究者としての肩書きで通用するのはこの2つです。
名刺や論文に自分の資格を載せる場合、普通はこの2つしか載せません。
(研究者で、修士だとか薬剤師だとかは普通名詞に載せません)
まあ単なるステータスと言ってしまえばそれまでですが、
国際的には、あるのと無いのとで天と地ほどの差があります。
基本的に、修士や学部卒は海外では研究者と見なされないんですね。
博士号があって初めて対等に話してもらえる、という感じです。
また、医者は基本的にどの国でも尊敬されているし、
医学的知識が十分にあるという担保になりますよね。
医学部卒業後に博士課程を出れば、MDとPhDの2つが揃います。
当然、普通の理系学部出身者のPhDだけよりも格が重くなります。
MD+PhDは、6年制学部+4年制博士課程です。
6+4だと格下だというのは間違いですよ、と言いたいだけです。
投稿日時 - 2008-06-19 20:11:36
お礼
MD+PhDの意味がやっとわかりました!!
でも私はもう進学してて
現在、6年制の薬学部の1回生なんです。
薬学出身でも医学部の大学院へ進学は可能ですか??
6年制の薬学部出身で薬学部の大学院(4年制)に進学した場合でも、
6年制の薬学部出身で医学部の大学院に進学しても、
PhDということになるんですよね??
投稿日時 - 2008-06-19 22:44:23