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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:NAT環境で、リクエスト元端末情報はどこに格納されているのでしょうか)
NAT環境でのリクエスト元端末情報の格納場所とは?
このQ&Aのポイント
- NAT環境で、クライアントがルーター経由でリクエストを行った場合、リクエスト元の情報はどこに格納されるのでしょうか?
- 家庭でブロードバンドルーターにパソコンを接続した環境で、WEBサイトを閲覧すると、ルーターがリクエストをパソコンに振り分けるための情報はどこに保存されるのでしょうか?
- TCPのパケット構造では、リクエスト元の情報が特定できる項目が見つかりません。NAT環境下でのリクエスト元の情報の格納場所について教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
ルータに格納されています。 それらの情報は一般的には「セッションテーブル」や「NAT変換テーブル」などといいます。 いわゆるブロードバンドルータには、情報を確認する方法(コマンド等)は 備わってないと思います。 質問の例で解説します。 パソコンAからWEBサイトへのリクエストがルータに届きます。 ルータはこのリクエストをセッション1として記憶します。 つぎにルータはNATの設定をチェックし、 「パソコンAからのリクエストは、送信元IPアドレスを自身のIPアドレスに変える」 というルールを見つけます。 そのルールを適用し、リクエストをWEBサイトへ届けます。 このときNAT変換テーブルには 「セッション1のもともとの送信元はパソコンAである」 といった情報が記録されます。 その後WEBサイトからセッション1のリクエスト結果が返ってきます。 ルータはNAT変換テーブルをチェックし、本来のあて先が パソコンAであることを見つけ、パソコンAにリクエスト結果が返されます。 まとめると、 ・ルータはIPヘッダの送信元IPアドレスや、TCPヘッダの送信元ポートをこっそり書き換える。 ・どのセッションを、どうやって書き換えたか覚えている(書き換え前と書き換え後) ・書き換えたセッションのリクエストが返ってきたら、書き換えた情報を元に戻す。 です。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございます。 ルータに格納されていたのですね。 NAT変換テーブルのご説明も含めて、大変勉強になりました。 ありがとうございました。