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ブリキやトタンにめっきされているものについて

すずや亜鉛がつかわれています。 鉄にめっきされていれば 両方ともさびにくいのですが、 スズや亜鉛単体だと水素よりも イオン化傾向が大きいので 水に触れると錆びやすいということでしょうか? ステンレスの中のクロムも やはり水素よりも イオン化傾向が大きいので そういうことがいえるのでしょうか?

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  • Tacosan
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回答No.1

ステンレスの方はわからないので前者だけ: 実際には, 鉄であっても「完全に純粋」にしておけば意外と錆ることはありません. 確か「ほぼ純粋な鉄」が錆ることなく出土したという事例はあったはずです. ということで, 亜鉛や錫が「水素よりイオン化傾向が大きい」としても, 「それだけしかない」状況では水がついても大丈夫なはずです. 特に錫は鉄よりイオン化傾向が小さく, その分腐食に強くなります. ただし, 傷つくなどして表面の皮膜が壊れると「鉄と亜鉛」とか「鉄と錫」のように異なる金属が表に出ることになり, その境界に水がつくと「一種の電池」のような形で腐食が進行します. トタンの場合は亜鉛の方が鉄よりイオン化傾向が大きいので亜鉛が腐食され (鉄は亜鉛が残っている間は大丈夫), ブリキでは鉄の方が先に腐食することになります.

tatunono1
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回答No.2

ステンレスの場合は、メッキとは違う性質で錆を防いでいます。 ステンレスが錆びにくいのは、常に表面に「酸化皮膜」が出来るからです。これは目に見えないくらい薄い膜です。 目に見える酸化皮膜の例としては、アルマイトや南部鉄瓶がありますが、これらは膜に傷が付くと、そこから錆びますが、ステンレスでは、傷が付いても膜が再生されるため、錆びにくくなっています。 ただ、弱点もあります。それは、普通の鉄を長時間触れさせたり、酢などの強い酸がかかることによって膜が破られてしまうという点です。逆に言えばそれさえ防げば、日常生活では、ほぼ錆びないということになります。

tatunono1
質問者

お礼

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