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変位電流と電流密度について。

ある問題集の記述で、 変位電流δD/δt は電流密度iと同じものとみなせばよい。 という記述があるのですが、イメージが沸きません…。なぜ変化する電束密度Dを時間tで微分すると、電流密度になるのでしょうか? (以下は+αなので、もし気が向かれたら教えてください) 電束密度と電場の違いもピンと来ません。電場は、電気力線(=電束?)の単位面積あたりの量なのですよね。電束密度も字義からして同じもののような気がするのですが、定義だと D = εE となっていて、よく分かりません。 よろしくお願いします。

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  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.1

とりあえず、イメージしやすいように電極を想定します。 電極からでる電束(電束密度の面積積分∫DdS)は電極にある電荷に対応しています。 電束の増減(時間微分)は電荷の増減に対応し、電荷の増減(時間微分)は電極に出入りする電流に対応します。 ということで、電束密度の時間微分は電流密度に相当する量になります。 電界(電場)の強さEと電束密度Dは異なる量です。(電気回路だと、それぞれ電圧と電荷に相当します。) 電気力線(の密度)は電界の強さに対応付けることが多いようです。 例えば、誘電率εが異なる媒質の境界では、電束は保存(連続)するけど、電界の強さは変化する、という具合にまったく異なる振舞をします。

その他の回答 (1)

noname#84191
noname#84191
回答No.2

電場には4つの顔があります。 電気力線はその中の一つです。 電気力線密度とは。 Q「C」からは電気力線が Q/ε0 「本」出ていると定義します。 また、電束(密度)はQ「C」からは Q「本」でていると定義します。 どちらも、似た様なものです・・○○密度と言う事で・・ さて、D=εE   この場合のε とは何かですが、 長さを測る単位に、メートル法ではm。 日本古来の単位には尺(しゃく)があります。 どちらも、長さを測る単位です。 それを換算する時に、 1「m」=0.33「尺」 とします。 1尺=0.3「m」    つまりεとは、異なる単位を換算する時の、係数なのです。 当然、磁力線密度と磁束密度の関係も同様です。

nabewari
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 おかげさまで解決しました。

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