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限界費用曲線が、供給曲線となる理由について

なぜ、限界費用曲線が、供給曲線となるのでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.3

 限界費用曲線(の一部)と供給曲線とが同じになるのは、完全競争市場では価格 p と限界費用 MC(x) とが一致するからです。  限界費用 MC は生産量 x の関数で(それを MC(x) と表している訳ですが)、限界費用曲線は限界費用 MC を縦軸に、生産量 x を横軸にとってその関係を図示したものですね。他方で、価格 p を縦軸、生産量 x を横軸にとって両者の関係を図示したのが供給曲線ですが、完全競争市場では、生産者は価格を天の声として生産量を p=MC の関係が満たされるように決めるので、両曲線の縦軸は同じものになります。形は同一の曲線が、縦軸を MC と読むか p と読むかで、一方は限界費用曲線となり、他方は供給曲線となるのです。  なお、供給曲線は生産停止点(限界費用曲線と平均可変費用曲線との交点)から右( x の増加する向き)にのみ存在します。限界費用曲線と供給曲線とが重なるのはこの部分においてで、 x の全域で一致する訳ではありません。

benchie8
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

 売り手は費用よりも市場価格が高いときに供給します。だから、供給するかしないかの瀬戸際の市場価格は費用そのものとなります。そして、費用はすべての人に一緒ではありません。費用が低い人は安くても供給できます。高い人はできません。ところが費用が低い人は市場価格が高くてもやっぱり供給します。だから、市場価格が高ければ供給量は増えます。  次に市場全体で考えます。1000円の市場価格で供給量が200個だとします。そして1020円での供給では201個だとします。そのとき、201個目の供給をする人はその201個目に1020円の費用を持っていることになります。なぜなら、201個目は1020円で供給できるのは費用は1020円以下だから。201個目は1020円未満で供給できないのはそれでは費用を下回ってしまうから。言い換えれば、市場全体では201個目の限界費用は1020円となります。これが、供給曲線全体についていえます。そう考えるなら、供給曲線は限界費用そのものをあらわしていることになります。

benchie8
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.1

以下のURLを参考にしてみてください http://benio.atomi.ac.jp/~tanno/mik0412.pdf#search='限界費用曲線' http://www.law.keio.ac.jp/~aso/micro/micro3.pdf#search='限界費用曲線'

benchie8
質問者

お礼

ありがとうございました。

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