クレヨンしんちゃん「オトナ帝国の逆襲」

質問

クレヨンしんちゃん「オトナ帝国の逆襲」を研究したことがあるのですが、「この映画は子供が見て面白いのか？」という疑問が浮かびました。最終的に「子供はアニメなら何でも面白いと感じる」というものに近い考えに達しました。偏見かもしれませんが、僕自身が小さい頃アニメなら何でも見ていました（主にテレビ東京）中には子供が理解するには難しいアニメもありました（ナデシコとか）それでも毎週見ていたのです。子供は「アニメ自体が好き」という前提があると思うんです。なので「オトナ帝国」のノスタルジックな場面も飽きずに見れるのだと思いました。

みなさんはどう思われるでしょうか？
意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いします。

回答No.4

prof-orz · ベストアンサー

お子さんにとってもオトナ帝国はとても面白いアニメだと思いますよ。
ただしお子さんはオトナ帝国のノスタルジックな場面、面白くないはずです。
だって隣のお母（父）さんと同じ「懐かしい」という感覚を、共有することができないんですから。
ひろし＆みさえに置いてきぼりにされるしんのすけにお子さんが感情移入するのは当然です。
しんのすけの必死の追跡にも関わらずひろし＆みさえが行ってしまうシーンでは、私は思いっきりこみあげまくって大変でしたよ・・・

というわけで、これだけは頭の片隅に置いておいてください。
ノスタルジーで自分たち親世代だけ盛り上がっている時、あなたたちは子供を置いてきぼりにして淋しい思いをさせているのです。
だからこそ、ひろし＆みさえが居心地のいい思い出の世界であるオトナ帝国を捨ててしんのすけと共に未来に向かってくれるクライマックスは、超ド級のカタルシスなのです。
私の結論としては「オトナ帝国だからこそ、お子さんは飽きることなく見た」という感じでしょうか。

「アニメ自体が好き」というのは、その通りだと思います。
例えば「のだめカンタービレ」とかはアニメもドラマも両方ありますが、たぶんお子さんが好んで見るのはアニメになるでしょうね。
でもエヴァンゲリオンとかの「変な部分」の影響だけを受けてできたような難解を売りにしただけの深夜アニメは、さすがに無理だと思いますよ。

ちなみに、ナデシコは話が理解できなくても何か画的に面白いと思います（笑）

お礼

大変貴重なご意見ありがとうございました。
子供としんちゃんの気持ちがシンクロしているということは気付きませんでした。
そこがオトナ帝国の子供を飽きさせない理由のひとつだったのですね。

ナデシコは画的に面白かった・・・かはもう覚えていないのですが。
個人的に昔の方がアニメ面白かったと思います。

回答No.3

koorinotat

大人帝国は、大人から見れば懐かしい、理解できる。と、考えると思いますが、多分子供から見ると、２０世紀の世界？のときは、昔はこういうのだったんだな。大人たちはこうやって生きてきたんだな。や、回想シーンは感動ものですが、子供の場合はひろしはこういう風に人生を過ごしてきたのか。や、階段をしんちゃんが昇るシーンは、子供は、がんばれ！早く早く！！など思っていてりして、子供は子供なりに面白いのだと思いますよ。

お礼

どこまでを子供にするかによって考えが変わってしまうのですが、
クレしんに関しては3～10歳までを子供と僕は捉えています。
5歳の子は20世紀や頑張ってることを理解しているのかとても気になります。
でもやはり、子供だって理解はしてなくても「気持ち」は伝わってるのでしょうね。

回答No.2

noname#69788

このアニメは大人向きだとおもいます。クレヨンしんちゃんも、もともとは大人向きだったそうです。

お礼

確かにもともとは大人向きですが、今はかなり子供向けになっていますよ。
製作者も大人をターゲットにしてるのではいそうです。
ただ作ってるのは大人なのでやはり大人の気持ちが入ってしまうのでしょうね。

回答No.1

mitimina

我が家の子供二人の場合・・・

姉（８歳）・・・基本的にＴＶが付いていると見入ってしまう。
内容云々ではなく、アニメやお笑い、音が激しいもの（爆破シーン等）や、楽しそうor怖そうな音楽でひきつけられてしまいます。内容がよくわからなくてもです。（だからニュース番組でも食事中はTVは消します。）

弟（５歳）・・・好きな番組が終わる、興味がない内容ならTVを即、消してしまう。TV（たとえアニメでも、興味がないものなら）がついていても他の事を始める。

＞最終的に「子供はアニメなら何でも面白いと感じる」というものに近い考えに達しました。
・・・必ずしもそうではないと思います(^_^;)
ちなみに同映画、姉は見入ってましたが、弟は飽きることも。
他の観客も反応は様々でした。

『パトレイバー』の劇場版をリバイバル上映で観に行きましたが、TV版放送直後だったので、TVシリーズを見てファンになったような幼稚園児、低学年の小学生はあまりにもシリアスな劇場版の展開に飽きてしまい、途中退出したり、騒ぎ出したりしている子もいました。

「オトナ帝国の逆襲」の感想を子供たちに聞く限り、「アニメだから」ではなく、やはり、しんちゃんのおバカあり、涙ありの活躍あっての面白さのようです。

お礼

子供の気持ちが知れて大変参考になりました。
やはり子供をひとくくりに考えるのはいけないみたいですね。
「しんちゃん」を単なる「アニメ」と捉えないようにします。