心理学部でどの科目を専攻すればいいでしょうか？

質問

大学でこれから心理学を学び将来、児童相談所などで働きたいと思っています。
そのうえで以下のどの専門科目を専攻するべきでしょうか？よろしくお願いします。
▲生涯発達心理学
▲カウンセリング心理学
▲臨床心理学 ※　(心理アセスメント)(精神分析療法)
　　　　　　　　(家族心理学)(集団療法)
　　　　　　　　(臨床動作学)(健康心理学)(認知行動療法)

回答No.1

maremare

心理学部に行くなら「心理学専攻」になるのは当たり前ですよね？
専攻ではなく専門科目の「履修」のことでしょうか？
児童相談所のような仕事を考えているということは、
子どもを対象とした心理職になりたいということでよろしいですか？

専門科目もいいのですが、その前に概論、研究法、統計学、
認知心理学などの基礎的な科目の知識・視点は専門科目を学ぶ際に
必須となります。そこを見落としがちの方が案外多いです。
それと、大学のほうで履修モデルの提案やアドバイスなども
もらえますので、何をとるべきかという考えにとらわれ過ぎて、
今からあまり焦らなくてもいいんですよ。

ご質問に示したものでおおむね間違いはありません。
ただ、心理療法については、学部では演習（ゼミ）でやるか、
「心理療法」という一つの科目でまとめて学ぶことが多いです。
個別の療法を一つ一つ深めていくわけじゃありません。
それと、質問にあげた科目だけじゃ足りないです。教育学の基礎、
児童福祉論、地域支援、社会心理学、人間関係論など子どもと子どもを
取り巻く環境を知る科目、その他教育心理学、人格心理学、
障害者の心理学などです。子どもが養育者のみならずさまざまな
外部の環境要因の影響を受けて発達している存在とするなら、
子どもの個別の内面のみならず、影響を受ける過程や要因そのものも
知る必要があります。

ちなみに、児童相談所の職員になるには公務員試験に合格しなければ
なりません。カウンセラー的な仕事志望なら「児童心理司」
(心理判定員と呼ばれていた)という「任用資格」が必要なんですが、
「任用資格」というのは公務員にしか取得できない資格だからです。
よって、大学入学後は公務員試験対策の勉強も必要になります。
http://www.ibaraki-welfare.or.jp/09qa/qa_jisou.html

お礼

的確な回答ありがとうございます。
とても役に立ちました！