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回答(4件中 1~4件目)
大学で日本文学の教授をしている者です。あなたが近現代専門なのか、古典専門なのかで、選ぶべき大学がかなり違ってきます。単に東京大学が学部の偏差値がよくても、あなたのやりたいことを指導してくれる教員がいなければだめです。学部の偏差値と大学院とは別に考えるべきでしょう。また、マーチ、関関同立では、定員を満たすためにかなりの数の院生をとりますから、教員との接触時間が少なく、ちゃんとした指導がうけられるかやや疑問です。文系の大学院ガイドといった本はもちろん、HPで気になる先生のいる大学をチェックし、これ、と思った教員の論文くらいは最低読んでおくのが当たり前でしょう。そのうえで決めればよいと思います。
なお、ほかの回答者も指摘されているように、たとえ東大でも大学教員への就職は、ほとんどないのが現状ですし、採用する際には、どの大学院を出たか、ではなく、どれくらい優れた研究をしているか、が問われます。また、教育歴も重視されますので、専任職を優先してとる(経験があるほうがすぐに使いやすいから)こともあります。今の大学では、授業コマ数は増えるし、校務はいっぱいあるしで、専任をしたことがないような人は即戦力にならないんです。もちろん、その間にも着実に研究業績を残して行くことが求められます。
ですから、単に趣味として勉強がしたいのであれば、修士課程くらいを出て研究のイロハを学び、中高の教員か講師になられる(これも狭き門ですが)のが妥当であろうと思います。どうしてもずっと専門の研究をしたい、というのであれば、経済的な後ろ盾をしっかり持った上で、研究生として大学に身を置くことも出来ますけれど。へたに奨学金をもらってしまうと、院修了後、職がなかった場合その借金返済に追われるばかりですから。
とにかく、院選びは指導教員と研究環境です(あまりに地方の大学だと、資料を見に東京や関西にゆくだけで大変)。そして、研究で名をなそうとするんであれば、すべての生活と経済力を研究に注いですぐれた業績をあげることです。口頭発表も大切ですよ。教授のコネなんかで就職できるような時代ではありません。
厳しいようなことを言いましたが、これが現場の現状です。私は、院を受験する学生には必ず、職はないがそれでもいいのかと念を押しています。
投稿日時 - 2008-03-11 16:43:40
現在、大学では文学はあまりやらない学問になっています。日本文学はまだましかもしれませんが、それでも需要がきわめて少ないのは事実です。おそらく、東大の博士を出ても、大学の専任教員になれる人は少ないと思います。非常に狭き門で、しかも、文学の研究は客観的評価がむずかしいため、強いコネや運が必要です。それに賭けてみるのもいいですが、可能性が低いということを念頭に置いて、高校教師をしながら研究を続けるなどの選択肢も考えておくといいと思います。
大学院は東大クラスをめざしてください。私大だと、日本文学なら國學院大學が有名です。
投稿日時 - 2008-03-10 22:08:21